厭世詩家と女性

北村透谷

『厭世詩家と女性』は青空文庫で公開されている北村透谷の短編作品。6,376文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。

文字数
30分以内6,376文字
人気
3,758PV
書き出し

恋愛は人世の秘鑰なり、恋愛ありて後人世あり、恋愛を抽き去りたらむには人生何の色味かあらむ、然るに尤も多く人世を観じ、尤も多く人世の秘奥を究むるといふ詩人なる怪物の尤も多く恋愛に罪業を作るは、抑も如何なる理ぞ。

初出「女學雜誌 三〇三號、三〇五號」女學雜誌社、1892(明治25)年2月6日、20日
底本現代日本文學大系 6 北村透谷・山路愛山集
表記
新字旧仮名