ランプの便り

牧野信一

『ランプの便り』は青空文庫で公開されている牧野信一の短編作品。4,241文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。

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30分以内4,241文字
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書き出し

一 「おや/\、もうランプを点ける頃なの、何とまあ日が短いことだらうね。」  すつかり掃除を済してピカ/\とする台ランプを抱へたユキ子が、静かに私の部屋に入つて来たのを見て私は、驚きの眼を視張つて云ひました。

初出「若草 第五巻第五号(五月号)」宝文館、1929(昭和4)年5月1日
底本牧野信一全集第三巻
表記
新字旧仮名