空襲時に於ける興行非常対策について
岸田国士
『空襲時に於ける興行非常対策について』は青空文庫で公開されている岸田国士の短編作品。5,385文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
文字数 | 30分以内 5,385文字 |
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書き出し書出 | 一、警戒警報発令中の興行に関しては、其の期間、劇場、映画館の閉鎖を以て一応の対策と見做し、目下これに従つてゐるのであるが、警報長期に亙る場合、然も早急に解除の見込立たざる情勢下に於ては、各地方官庁に於て適宜必要に応じ、興行場の再開を許可する方針らしいけれども、其の内容及興行方法に就ては、自ら臨時的考慮を加へなければならぬであらう。 |
初出 | 「興行日本 第一巻第一号」1944(昭和19)年9月20日 |
底本 | 岸田國士全集26 |
表記 | 新字旧仮名 |
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