1時間〜で読める青空文庫の長編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「1時間〜」の長編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「1時間〜」の長編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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省察 | ルネ・デカルト | 1時間〜 | |
神の存在、及び人間の霊魂と肉体との区別を論証する、第一哲学についての省察書簡聖なるパリ神学部のいとも明識にしていとも高名なる学部長並びに博士諸賢にレナトゥスデスカルテス私をしてこの書物を諸賢に呈するに至らしめました理由は極めて正当なものでありますし、諸賢もまた、私の企ての動機を理解せられました場合、この書物を諸賢の保護のもとにおかれまするに極めて正当な理由を有せ... | |||
絶対矛盾的自己同一 | 西田幾多郎 | 1時間〜 | |
現実の世界とは物と物との相働く世界でなければならない。 | |||
世界怪談名作集 | アーサー・コナン・ドイル | 1時間〜 | |
九月十一日、北緯八十一度四十分、東経二度。 | |||
貧乏物語 | 河上肇 | 1時間〜 | |
この物語は、最初余が、大正五年九月十一日より同年十二月二十六日にわたり、断続して大阪朝日新聞に載せてもらったそのままのものである。 | |||
夜叉ヶ池 | 泉鏡花 | 1時間〜 | |
場所越前国大野郡鹿見村琴弾谷時現代。 | |||
夜長姫と耳男 | 坂口安吾 | 1時間〜 | |
オレの親方はヒダ随一の名人とうたわれたタクミであったが、夜長の長者に招かれたのは、老病で死期の近づいた時だった。 | |||
思ひ出 | 太宰治 | 1時間〜 | |
一章黄昏のころ私は叔母と並んで門口に立つてゐた。 | |||
哲学入門 | 三木清 | 1時間〜 | |
哲学に入る門は到る処にある。 | |||
新生 | 島崎藤村 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央]序の章[#改ページ]「岸本君――僕は僕の近来の生活と思想の断片を君に書いて送ろうと思う。 | |||
道化の華 | 太宰治 | 1時間〜 | |
「ここを過ぎて悲しみの市。 | |||
坑夫 | 夏目漱石 | 1時間〜 | |
さっきから松原を通ってるんだが、松原と云うものは絵で見たよりもよっぽど長いもんだ。 | |||
般若心経講義 | 高神覚昇 | 1時間〜 | |
いったい仏教の根本思想は何であるかということを、最も簡明に説くことは、なかなかむずかしいことではあるが、これを一言にしていえば、「空」の一字に帰するといっていいと思う。 | |||
永日小品 | 夏目漱石 | 1時間〜 | |
元日雑煮を食って、書斎に引き取ると、しばらくして三四人来た。 | |||
婦系図 | 泉鏡花 | 1時間〜 | |
鯛、比目魚素顔に口紅で美いから、その色に紛うけれども、可愛い音は、唇が鳴るのではない。 | |||
柿の種 | 寺田寅彦 | 1時間〜 | |
自大正九年ごろから、友人松根東洋城の主宰する俳句雑誌「渋柿」の巻頭第一ページに、「無題」という題で、時々に短い即興的漫筆を載せて来た。 | |||
晶子詩篇全集 | 与謝野晶子 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央]美濃部民子夫人に献ず[#改ページ]自美濃部民子様わたくしは今年の秋の初に、少しの暇を得ましたので、明治卅三年から最近までに作りました自分の詩の草稿を整理し、其中から四百廿壱篇を撰んで此の一冊にまとめました。 | |||
思ひ出 | 北原白秋 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央]この小さき抒情小曲集をそのかみのあえかなりしわが母上と、愛弟 Tinka John に贈る。 | |||
新版 放浪記 | 林芙美子 | 1時間〜 | |
第一部[#改ページ]放浪記以前私は北九州の或る小学校で、こんな歌を習った事があった。 | |||
惜みなく愛は奪う | 有島武郎 | 1時間〜 | |
Sometimes with one I love, I fill myself with rage, for fear I effuse unreturn'd love;But now I think there is no unreturn'd love―the pay is certain, one way or another;(I loved a certain person ardently, and my love was not return'd;Y... | |||
渋江抽斎 | 森鴎外 | 1時間〜 | |
その三十七年如一瞬。 | |||
藤村詩抄 | 島崎藤村 | 1時間〜 | |
自若菜集、一葉舟、夏草、落梅集の四卷をまとめて合本の詩集をつくりし時に遂に、新しき詩歌の時は來りぬ。 | |||
天守物語 | 泉鏡花 | 1時間〜 | |
時不詳。 | |||
原爆詩集 | 峠三吉 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央]――一九四五年八月六日、広島に、九日、長崎に投下された原子爆弾によって命を奪われた人、また現在にいたるまで死の恐怖と苦痛にさいなまれつつある人、そして生きている限り憂悶と悲しみを消すよしもない人、さらに全世界の原子爆弾を憎悪する人々に捧ぐ。 | |||
思い出す事など | 夏目漱石 | 1時間〜 | |
ようやくの事でまた病院まで帰って来た。 | |||
新ハムレット | 太宰治 | 1時間〜 | |
はしがきこんなものが出来ました、というより他に仕様が無い。 | |||
草迷宮 | 泉鏡花 | 1時間〜 | |
向うの小沢に蛇が立って、八幡長者の、おと娘、よくも立ったり、巧んだり。 | |||
邪宗門 | 芥川竜之介 | 1時間〜 | |
先頃大殿様御一代中で、一番人目を駭(おどろ)かせた、地獄変の屏風の由来を申し上げましたから、今度は若殿様の御生涯で、たった一度の不思議な出来事を御話し致そうかと存じて居ります。 | |||
幽霊塔 | 黒岩涙香 | 1時間〜 | |
第一回ドエライ宝「有名な幽霊塔が売り物に出たぜ、新聞広告にも見えて居る」未だ多くの人が噂せぬ中に、直ちに買い取る気を起したのは、検事総長を辞して閑散に世を送って居る叔父丸部朝夫である。 | |||
神社合祀に関する意見 | 南方熊楠 | 1時間〜 | |
最初、明治三十九年十二月原内相が出せし合祀令は、一町村に一社を標準とせり。 | |||
女の決闘 | 太宰治 | 1時間〜 | |
第一回十五枚ずつで、六回だけ、私がやってみることにします。 | |||
行乞記 | 種田山頭火 | 1時間〜 | |
このみちやいくたりゆきしわれはけふゆくしづけさは死ぬるばかりの水がながれて九月九日晴、八代町、萩原塘、吾妻屋(三五・中)私はまた旅に出た、愚かな旅人として放浪するより外に私の行き方はないのだ。 | |||
火の鳥 | 太宰治 | 1時間〜 | |
序編には、女優高野幸代の女優に至る以前を記す。 | |||
蒲生氏郷 | 幸田露伴 | 1時間〜 | |
大きい者や強い者ばかりが必ずしも人の注意に値する訳では無い。 | |||
鱷 | フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー | 1時間〜 | |
己の友達で、同僚で、遠い親類にさへなつてゐる、学者のイワン・マトヱエヰツチユと云ふ男がゐる。 | |||
旅愁 | 横光利一 | 1時間〜 | |
家を取り壊した庭の中に、白い花をつけた杏の樹がただ一本立っている。 | |||
夫婦善哉 | 織田作之助 | 1時間〜 | |
年中借金取が出はいりした。 | |||
新釈諸国噺 | 太宰治 | 1時間〜 | |
凡例一、わたくしのさいかく、とでも振仮名を附けたい気持で、新釈諸国噺という題にしたのであるが、これは西鶴の現代訳というようなものでは決してない。 | |||
土 | 長塚節 | 1時間〜 | |
「土」に就て漱石「土」が「東京朝日」に連載されたのは一昨年の事である。 | |||
源氏物語 | 紫式部 | 1時間〜 | |
人恋ふる涙をわすれ大海へ引かれ行くべき身かと思ひぬ(晶子)当帝の外戚の大臣一派が極端な圧迫をして源氏に不愉快な目を見せることが多くなって行く。 | |||
光と風と夢 | 中島敦 | 1時間〜 | |
一八八四年五月の或夜遅く、三十五歳のロバァト・ルゥイス・スティヴンスンは、南仏イエールの客舎で、突然、ひどい喀血に襲われた。 | |||
出家とその弟子 | 倉田百三 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央]この戯曲を信心深きわが叔母上にささぐ[#改ページ][#ページの左右中央]極重悪人唯称仏。 | |||
南国太平記 | 直木三十五 | 1時間〜 | |
呪殺変高い、梢の若葉は、早朝の微風と、和やかな陽光とを、健康そうに喜んでいたが、鬱々とした大木、老樹の下蔭は、薄暗くて、密生した灌木と、雑草とが、未だ濡れていた。 | |||
いのちの初夜 | 北条民雄 | 1時間〜 | |
駅を出て二十分ほども雑木林の中を歩くともう病院の生垣が見え始めるが、それでもその間には谷のように低まった処や、小高い山のだらだら坂などがあって人家らしいものは一軒も見当たらなかった。 | |||
外套 | ニコライ・ゴーゴリ | 1時間〜 | |
ある省のある局に……しかし何局とはっきり言わないほうがいいだろう。 | |||
キャラコさん | 久生十蘭 | 1時間〜 | |
青い波のうねりに、初島がポッカリと浮んでいる。 | |||
青年 | 森鴎外 | 1時間〜 | |
壱小泉純一は芝日蔭町の宿屋を出て、東京方眼図を片手に人にうるさく問うて、新橋停留場から上野行の電車に乗った。 | |||
病院横町の殺人犯 | エドガー・アラン・ポー | 1時間〜 | |
千八百〇十〇年の春から夏に掛けてパリイに滞留してゐた時、己はオオギユスト・ドユパンと云ふ人と知合になつた。 | |||
党生活者 | 小林多喜二 | 1時間〜 | |
洗面所で手を洗っていると、丁度窓の下を第二工場の連中が帰りかけたとみえて、ゾロ/\と板草履や靴バキの音と一緒に声高な話声が続いていた。 | |||
レ・ミゼラブル | ヴィクトル・ユゴー | 1時間〜 | |
第一編ワーテルローニヴェルから来る道にあるもの一八六一年五月のある麗しい朝、一人の旅人、すなわちこの物語の著者は、ニヴェルからやってきてラ・ユルプの方へ向かっていた。 | |||
伊沢蘭軒 | 森鴎外 | 1時間〜 | |
その頼山陽は寛政十二年十一月三日に、安藝国広島国泰寺裏門前杉木小路の父春水の屋敷で、囲の中に入れられ、享和三年十二月六日まで屏禁せられて居り、文化二年五月九日に至つて、「門外も為仕度段、存寄之通可被仕候」と云ふ浅野安藝守重晟が月番の達しに依つて釈された。 |