1時間〜で読める南方熊楠の長編作品
青空文庫で公開されている南方熊楠の作品の中で、おおよその読了目安時間が「1時間〜」の長編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
1-10件 / 全10件
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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十二支考 | 南方熊楠 | 1時間〜 | |
(一)名義の事虎梵(ぼん)名ヴィヤグラ、今のインド語でバグ、南インドのタミル語でピリ、ジャワ名マチャム、マレー名リマウ、アラブ名ニムル、英語でタイガー、その他欧州諸国大抵これに似おり、いずれもギリシアやラテンのチグリスに基づく。 | |||
神社合祀に関する意見 | 南方熊楠 | 1時間〜 | |
最初、明治三十九年十二月原内相が出せし合祀令は、一町村に一社を標準とせり。 | |||
十二支考 | 南方熊楠 | 1時間〜 | |
(一)概言一条摂政兼良公の顔は猿によく似ていた。 | |||
十二支考 | 南方熊楠 | 1時間〜 | |
南洋ニュウブリツン土人の説に、犬はもと直立して歩み甚だ速やかに走って多くの人を殺した。 | |||
十二支考 | 南方熊楠 | 1時間〜 | |
晋の宗懍の『荊楚歳時記』註に魏の董※(とうくん)の『問礼俗』に曰く、正月一日を鶏と為し、二日を狗(いぬ)と為し、三日を羊、四日を猪(い)、五日を牛、六日を馬、七日を人と為す。 | |||
十二支考 | 南方熊楠 | 1時間〜 | |
『古今要覧稿』巻五三一に「およそ十二辰に生物を配当せしは王充の『論衡』に初めて見たれども、『淮南子』に山中未の日主人と称うるは羊なり、『荘子』に〈いまだかつて牧を為さず、而して※(みは)奥に生ず〉といえるを『釈文』に西南隅の未地といいしは羊を以て未に配当せしもその由来古し」と論じた。 | |||
十二支考 | 南方熊楠 | 1時間〜 | |
十二月(大正十一年)初め博文館から「イノシシノゲンコハヤクオクレ」と電信あり、何の事か判らず左思右考するに、上総で蕨(わらび)を念じ、奥州では野猪の歌を唱えて蝮蛇の害を防ぐとか。 | |||
十二支考 | 南方熊楠 | 1時間〜 | |
話の本文この話は予の知るところでは、『太平記』十五巻に出たのが最も古い完全な物らしい、馬琴の『昔語質屋庫』二に、ある書にいわくと冒頭して引いた文も多分それから抄出したと見える。 | |||
十二支考 | 南方熊楠 | 1時間〜 | |
明けまして子年となると、皆様一斉に鼠を連想する。 | |||
十二支考 | 南方熊楠 | 1時間〜 | |
伝説隙行く駒の足早くて午の歳を迎うる今日明日となった。 |
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