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十二支考04 蛇に関する民俗と伝説

南方熊楠

『十二支考』は青空文庫で公開されている南方熊楠の長編作品。63,303文字で、おおよそ1時間〜で読むことができます。
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書出

『古今要覧稿』巻五三一に「およそ十二辰に生物を配当せしは王充の『論衡』に初めて見たれども、『淮南子』に山中未の日主人と称うるは羊なり、『荘子』に〈いまだかつて牧を為さず、而して※(みは)奥に生ず〉といえるを『釈文』に西南隅の未地といいしは羊を以て未に配当せしもその由来古し」と論じた。

初出蛇に関する民俗と伝説「太陽 二三ノ一、二三ノ二、二三ノ六、二三ノ一四」博文館、1917(大正6)年1月、2月、6月、12月<br>(付)邪視について「民俗学 一ノ四」1929(昭和4)年10月<br>(付)邪視という語が早く用いられた一例「民俗学 三ノ四」1931(昭和6)年4月
底本十二支考(上)〔全2冊〕
表記
新字新仮名
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