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十二支考10 猪に関する民俗と伝説

南方熊楠

『十二支考』は青空文庫で公開されている南方熊楠の長編作品。42,658文字で、おおよそ1時間〜で読むことができます。
文字数
1時間〜
42,658文字
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書出

十二月(大正十一年)初め博文館から「イノシシノゲンコハヤクオクレ」と電信あり、何の事か判らず左思右考するに、上総で蕨(わらび)を念じ、奥州では野猪の歌を唱えて蝮蛇の害を防ぐとか。

初出1「太陽 二九ノ一」博文館、1923(大正12)年1月<br>2「太陽 二九ノ四」博文館、1923(大正12)年4月<br>3「太陽 二九ノ七」博文館、1923(大正12)年6月<br>4「太陽 二九ノ一一」博文館、1923(大正12)年9月
底本十二支考(下)〔全2冊〕
表記
新字新仮名
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