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十二支考01 虎に関する史話と伝説民俗

南方熊楠

『十二支考』は青空文庫で公開されている南方熊楠の長編作品。58,230文字で、おおよそ1時間〜で読むことができます。
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1時間〜
58,230文字
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書出

(一)名義の事虎梵(ぼん)名ヴィヤグラ、今のインド語でバグ、南インドのタミル語でピリ、ジャワ名マチャム、マレー名リマウ、アラブ名ニムル、英語でタイガー、その他欧州諸国大抵これに似おり、いずれもギリシアやラテンのチグリスに基づく。

初出虎に関する史話と伝説民俗「太陽 二〇ノ一、二〇ノ五、二〇ノ九」博文館、1914(大正3)年1月、5月、7月<br>(付)虎が人に方術を教えた事「民俗学 三ノ一〇」民俗学会、1930(昭和5)年10月
底本十二支考(上)〔全2冊〕
表記
新字新仮名
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