5分以内で読める青空文庫の短編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| パイプについての雑談 | 堀辰雄 | 5分以内 | |
この二三日、咽喉が痛くてしかたがない。 | |||
| 山日記その二 | 堀辰雄 | 5分以内 | |
十月九日 こちらはもう秋が深い。 | |||
| 新人紹介 | 堀辰雄 | 5分以内 | |
一、履歴、僕は千九百四年十二月東京に生れた。 | |||
| 絵はがき | 堀辰雄 | 5分以内 | |
一九三〇年八月十七日、K村にて 僕がホテルのベッドに横になつて、讀書をしてゐたら、窓から、向日葵の奴がしきりにそれをのぞきこむのだ。 | |||
| 薬局 | 織田作之助 | 5分以内 | |
その男は毎日ヒロポンの十管入を一箱宛買いに来て、顔色が土のようだった。 | |||
| 星の劇場 | 織田作之助 | 5分以内 | |
「歩哨に立って大陸の夜空を仰いでいるとゆくりなくも四ッ橋のプラネタリュウムを想いだした……」と戦地の友人から便りがあったので、周章てて四ッ橋畔の電気科学館へ行き六階の劇場ではじめてプラネタリュウムを見た。 | |||
| 実感 | 織田作之助 | 5分以内 | |
文子は十七の歳から温泉小町といわれたが、 「日本の男はみんな嘘つきで無節操だ。……」 だからお前の亭主には出来ん――という父親の言落を素直にきいているうちにいつか二十九歳の老嬢になり秋は人一倍寂しかった。 | |||
| 歌舞妓とをどり | 折口信夫 | 5分以内 | |
東京と上方とでは舞踊家の態度が異つてゐる。 | |||
| 「東京恋慕帖」自序 | 正岡容 | 5分以内 | |
おもへば大空襲に先立つ年余、日に/\荒蕪し行く東京都ではあつたが、郷土故の愛情はまた格別で、いまのうちに私の全作品の心臓をなしてゐるこの東京のおもひでをかき付けておかうとおもひ立ちどうやら「東京伝統美」と題し「わが日和下駄」と傍書した三百枚ちかい作品ができ上がつた。 | |||
| 刎橋の受け台について | 木村荘八 | 5分以内 | |
吉原のおはぐろ溝とこれに架かつた刎橋――(一葉がこの字を使つている)――「たけくらべ」にいふ「……垢ぬけのせし三十あまりの年増、小ざつぱりとせし唐棧ぞろひに紺足袋はきて、雪駄ちやらちやら忙がしげに横抱きの小包はとはでもしるし、茶屋が棧橋とんと沙汰して、廻り遠やこゝからあげまする、誂へ物の仕事やさんとこのあたりに言ふぞかし……」、この棧橋。 | |||
| 花火の夢 | 木村荘八 | 5分以内 | |
花火で忘られない記憶は、私の家の屋根へ風船の付いた旗の落ちたことだ。 | |||
| 村で見た黒川能 | 折口信夫 | 5分以内 | |
黒川能東京公演に先だつこと二个月、私は偶然あの村(黒川村)に行き合はせて能及び狂言を見ることが出来た。 | |||
| 立見の金網について | 木村荘八 | 5分以内 | |
立見の金網 図は「木下杢太郎」こと太田正雄氏の写生画を借りるものであるが(小生模写)、遺憾のことには画中に日附もなければ、場所のかき入れもない。 | |||
| 数寄屋橋夜景 | 木村荘八 | 5分以内 | |
僕の描いたこの絵は果して非常に「東京」の感じがするのかどうか、ぼくにはわからない。 | |||
| 同胞沖縄の芸能の為に | 折口信夫 | 5分以内 | |
渡嘉敷守良君が戦争中を無事でゐたことは、何にしても、琉球芸能にとつて幸であつたと思ふ。 | |||
| 黒川能・観点の置き所 | 折口信夫 | 5分以内 | |
山形県には、秋田県へかけて、室町時代の芸能に関した民俗芸術が多く残つて居ります。 | |||
| 沖縄舞踊に見る三要素 | 折口信夫 | 5分以内 | |
沖縄の舞踊は、全体に、今常識的に、まひと称してゐるものと、をどりと称してゐるものとを兼ね備へてゐる。 | |||
| 私の顔 | 長谷川時雨 | 5分以内 | |
寫眞を出して並べたわたくしの顏は、どれもこれも、みんな違つてゐる。 | |||
| 吾が愛誦句 | 長谷川時雨 | 5分以内 | |
六歳のをり、寺小屋式の小學校へはいりまして、その年の暮か、または一二年たつてかのお席書きに、「南山壽」といふのを覺えました。 | |||
| 桃 | 長谷川時雨 | 5分以内 | |
桃。 | |||
| 水 | 長谷川時雨 | 5分以内 | |
趣味とは、眺めてゐるものと、觸はつて見るもの、觸れなければ堪能できないものと、心に養つてゐるものとがある。 | |||
| 菜の花 | 長谷川時雨 | 5分以内 | |
水油なくて寢る夜や窓の月(芭蕉) の句は、現代のものには、ちよつとわかりにくいほど、その時代、またその前々代の、古い人間生活と、菜の花との緊密なつながりを語つてゐる。 | |||
| 佃のわたし | 長谷川時雨 | 5分以内 | |
暗の夜更にひとりかへる渡し船、殘月のあしたに渡る夏の朝、雪の日、暴風雨の日、風趣はあつてもはなしはない。 | |||
| 煎薬 | 長谷川時雨 | 5分以内 | |
腸を拂ふと欝血散じ、手足も暖まり頭輕く、肩張りなんぞ飛んでゆくと、三上の友人が漢方醫を同道されて、藥効神のごとしといふ煎藥をすすめてゆかれたので、わたしはそれを一服、ちよつと失禮して見た。 | |||
| 住居 | 長谷川時雨 | 5分以内 | |
松岡映丘畫伯の晩年の作によく見えた丘の段々畑。 | |||
| こんな二人 | 長谷川時雨 | 5分以内 | |
一人は太古からかれない泥沼の底の主、山椒の魚でありたいといひ、ひとりは、夕暮、または曉に、淡く、ほの白い、小さな水藻の花でありたいと言ふ、こんな二人。 | |||
| 河風 | 長谷川時雨 | 5分以内 | |
江東水の江村の、あのおびただしい蓮が、東京灣の潮がさして枯れさうだといふ、お米も枯れてしまつたといふ、葛飾の水郷もさうして、だん/″\と工場町になるのだらう。 | |||
| 傘 | 長谷川時雨 | 5分以内 | |
秋雨のうすく降る夕方だつた。 | |||
| 銀座の柳 | 木村荘八 | 5分以内 | |
昔の面影を偲ぶやうな今の東京の材料をとの意向だが、存外はづれの「淀橋」といつたやうなところにその「昔の面影」があるやうである。 | |||
| おとづれ | 長谷川時雨 | 5分以内 | |
十五夜の宵だつた。 | |||
| お灸 | 長谷川時雨 | 5分以内 | |
お灸ずきの祖母が日に二三度づつお灸をすゑる。 | |||
| 大川ばた | 長谷川時雨 | 5分以内 | |
大川は、東京下町を兩斷して、まつすぐに流れてゐる。 | |||
| 東の渚 | 伊藤野枝 | 5分以内 | |
東の磯の離れ岩、 その褐色の岩の背に、 今日もとまつたケエツブロウよ、 何故にお前はそのやうに かなしい声してお泣きやる。 | |||
| 人魂火 | 長谷川時雨 | 5分以内 | |
これは私の父が、幼いころの気味の悪るかったことという、談話のおりにききましたことです。 | |||
| 糸繰沼 | 長谷川時雨 | 5分以内 | |
湖、青森あたりだとききました、越中から出る薬売りが、蓴菜が一ぱい浮いて、まっ蒼に水銹の深い湖のほとりで午寐をしていると、急に水の中へ沈んでゆくような心地がしだしたので、変だと思っていると、何処でか幽かに糸車を廻す音がきこえたともうします。 | |||
| 怪談会 序 | 泉鏡花 | 5分以内 | |
序 傳ふる處の怪異の書、多くは徳育のために、訓戒のために、寓意を談じて、勸懲の資となすに過ぎず。 | |||
| 苦楽 | 上村松園 | 5分以内 | |
一 画の作家が、画をつくることについて、ある作家は、これを苦しみだと言います、それからある作家は、楽しみだと言います。 | |||
| 税所敦子孝養図 | 上村松園 | 5分以内 | |
日露戦争が終ってから間もなくのことであった。 | |||
| 四条通附近 | 上村松園 | 5分以内 | |
四条柳馬場の角に「金定」という絹糸問屋があって、そこに「おらいさん」というお嫁さんがいた。 | |||
| 縮図帖 | 上村松園 | 5分以内 | |
縮図は絵の習いたてからとっており、今でも博物館あたりへ通って縮図して来ることがある。 | |||
| 双語 | 上村松園 | 5分以内 | |
一 又兵衛の展観が大阪にあったように聞きましたが、私は見ずにしまいました。 | |||
| 帝展の美人画 | 上村松園 | 5分以内 | |
内緒でこっそりと東京まで帝展を見に行って来ました。 | |||
| 無表情の表情 | 上村松園 | 5分以内 | |
◇ 私は前かたから謡曲を何よりの楽しみにして居りまして、唯今では家内中一統で稽古して居ります。 | |||
| 孟母断機 | 上村松園 | 5分以内 | |
「その父賢にして、その子の愚なるものは稀しからず。その母賢にして、その子の愚なる者にいたりては、けだし古来稀なり」 わたくしは、かつてのわたくしの作「孟母断機」の図を憶い出すごとに、一代の儒者、安井息軒先生の、右のお言葉を連想するを常としている。 | |||
| 靄の彼方 | 上村松園 | 5分以内 | |
心忙しい気もちから脱れて、ゆっくり制作もし、また研究もしたいと年中そればかりを考えていながら、やはり心忙しく過ごしています。 | |||
| 山の湯の旅 | 上村松園 | 5分以内 | |
○ 信州に発甫という珍らしい地名の温泉地があります。 | |||
| 謡曲仕舞など | 上村松園 | 5分以内 | |
○ 伊勢の白子浜に鼓が浦という漁村があって、去年からそこに一軒の家を借りまして、夏じゅうだけ避暑といってもよし、海気に親しむといってもよし、家族づれで出かけていって、新鮮な空気と、清涼な海水に触れてくることにしています。 | |||
| 雷同性に富む現代女流画家 | 上村松園 | 5分以内 | |
現時の画界は未だ根本の方針が定まっているということは出来ません。 | |||
| 屏風祭 | 上村松園 | 5分以内 | |
京都という町ほど祭の多いところも全国ですくないだろう。 | |||
| 軽女 | 上村松園 | 5分以内 | |
数多い忠臣義士物語の中に出てくる女性のうちで、お軽ほど美しい哀れな運命をになった女性は他にないであろう。 | |||