調帯
野村吉哉
『調帯』は青空文庫で公開されている野村吉哉の短編作品。259文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 259文字 |
| 人気 | 220PV |
| 書き出し書出 | ぶんぶんすばらしくうなりながら 私の目の前にいつでもいつでもあらわれてくる調帯 うとうととまどろみかけた頭のなかに すぐぶんぶんとひびきながら 私の身体のところどころをへし折りはねとばし すばらしい勢いで回転している調帯の幻影 いつでもいつでも 夜でも昼でも私は調帯にせめられている まっくらがりのなかで ぶんぶんうなりながら回転している調帯! 手を折られ足を折られた私のめのまえへ 疲れきった |
| 初出 | |
| 底本 | 日本プロレタリア文学集・38 プロレタリア詩集(一) |
| 表記 |
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