採炭夫の歌
後藤謙太郎
『採炭夫の歌』は青空文庫で公開されている後藤謙太郎の短編作品。234文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数 | 5分以内 234文字 |
人気 | 0PV |
書き出し書出 | 底だ底底どん底だこの世の底だどん底だもしも堤防が崩れたなら瓦斯が爆発したならば水攻め火攻めその上に天井がバレたら生き埋めだ底の底なるどん底にこの世の底のどん底に俺は炭掘る採炭夫飽食暖衣のブルジョアの****が見憎けりゃ腕にゃ覚えたツルがある汚れた世界の果までも赤い血潮で染めてやる。 |
初出 | |
底本 | 日本プロレタリア文学集・38 プロレタリア詩集(一) |
表記 | 新字新仮名 |
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