労働祭歌(Ⅰ)
松本淳三
『労働祭歌(Ⅰ)』は青空文庫で公開されている松本淳三の短編作品。1,266文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数 | 5分以内 1,266文字 |
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書き出し書出 | 序曲メーデー!われわれはすでに広場に集合している幾千、万!黒い旗、赤い旗、するどい槍光り!われわれはすでに広場に集合している集合!確乎たる同僚精神彼方ほうはいたる都会をのぞんで決意!われわれはすでに広場に集合しているしかも、あとからあとから集まるああ、この偉大なる黒い群集今日を待っていたこの群集裂けたまなじり、鳴る肩瘤額に浮き上り輝く汗汗、汗、汗、汗この素敵な... |
初出 | 「文芸戦線」1926(大正15)年5月号 |
底本 | 日本プロレタリア文学集・38 プロレタリア詩集(一) |
表記 | 新字新仮名 |
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