青空文庫の全作品
青空文庫で公開されているすべての著者の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
301-350件 / 全15,397件
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 草迷宮 | 泉鏡花 | 1時間〜 | |
向うの小沢に蛇が立って、 八幡長者の、おと娘、 よくも立ったり、巧んだり。 | |||
| 婦系図 | 泉鏡花 | 1時間〜 | |
鯛、比目魚 一 素顔に口紅で美いから、その色に紛うけれども、可愛い音は、唇が鳴るのではない。 | |||
| 宮本武蔵 | 吉川英治 | 1時間〜 | |
枯野見 一 丹波街道の長坂口は、指さして彼方に望むことができる。 | |||
| 手紙 | 夏目漱石 | 30分以内 | |
一 モーパサンの書いた「二十五日間」と題する小品には、ある温泉場の宿屋へ落ちついて、着物や白シャツを衣装棚へしまおうとする時に、そのひきだしをあけてみたら、中から巻いた紙が出たので、何気なく引き延ばして読むと「私の二十五日」という標題が目に触れたという冒頭が置いてあって、その次にこの無名式のいわゆる二十五日間が一字も変えぬ元の姿で転載された体になっている。 | |||
| 卍 | 谷崎潤一郎 | 1時間〜 | |
その一 先生、わたし今日はすっかり聞いてもらうつもりで伺いましたのんですけど、折角お仕事中のとこかまいませんですやろか? それはそれは詳しいに申し上げますと実に長いのんで、ほんまにわたし、せめてもう少し自由に筆動きましたら、自分でこの事何から何まで書き留めて、小説のような風にまとめて、先生に見てもらおうか思たりしましたのんですが、……実はこないだ中ひょっと書き出して見ましたのんですが、何しろ事 | |||
| 大菩薩峠 | 中里介山 | 1時間〜 | |
[#ページの天地左右中央に] この小説「大菩薩峠」全篇の主意とする処は、人間界の諸相を曲尽して、大乗遊戯の境に参入するカルマ曼陀羅の面影を大凡下の筆にうつし見んとするにあり。 | |||
| 疾中 | 宮沢賢治 | 30分以内 | |
病床 たけにぐさに 風が吹いてゐるといふことである たけにぐさの群落にも 風が吹いてゐるといふことである [#改ページ] 眼にて云ふ だめでせう とまりませんな がぶがぶ湧いてゐるですからな ゆふべからねむらず血も出つづけなもんですから そこらは青くしんしんとして どうも間もなく死にさうです けれどもなんといゝ風でせう もう清明が近いので あんなに青ぞらからもりあがって湧くやうに きれ | |||
| 貧しき信徒 | 八木重吉 | 30分以内 | |
母の瞳 ゆうぐれ 瞳をひらけば ふるさとの母うえもまた とおくみひとみをひらきたまいて かわゆきものよといいたもうここちするなり お月見 月に照らされると 月のひかりに こころがうたれて 芋の洗ったのや すすきや豆腐をならべたくなる お月見だお月見だとさわぎたくなる 花がふってくると思う 花がふってくると思う 花がふってくるとおもう この てのひらにうけとろうとおもう 涙 つまらない | |||
| 銀の匙 | 中勘助 | 1時間〜 | |
前篇 一 私の書斎のいろいろながらくた物などいれた本箱の抽匣に昔からひとつの小箱がしまつてある。 | |||
| 六の宮の姫君 | 芥川竜之介 | 30分以内 | |
一 六の宮の姫君の父は、古い宮腹の生れだつた。 | |||
| 新版 放浪記 | 林芙美子 | 1時間〜 | |
第一部 [#改ページ] 放浪記以前 私は北九州の或る小学校で、こんな歌を習った事があった。 | |||
| 芥川竜之介歌集 | 芥川竜之介 | 10分以内 | |
目次 紫天鵞絨/桐/薔薇/客中恋/若人/砂上遅日 紫天鵞絨 やはらかく深紫の天鵞絨をなづる心地か春の暮れゆく いそいそと燕もまへりあたゝかく郵便馬車をぬらす春雨 ほの赤く岐阜提灯もともりけり「二つ巴」の春の夕ぐれ(明治座三月狂言) 戯奴の紅き上衣に埃の香かすかにしみて春はくれにけり なやましく春は暮れゆく踊り子の金紗の裾に春は暮れゆく 春漏の水のひゞきかあるはまた舞姫のうつとほき | |||
| 青鬼の褌を洗う女 | 坂口安吾 | 1時間〜 | |
匂いって何だろう? 私は近頃人の話をきいていても、言葉を鼻で嗅ぐようになった。 | |||
| いのちの初夜 | 北条民雄 | 60分以内 | |
駅を出て二十分ほども雑木林の中を歩くともう病院の生垣が見え始めるが、それでもその間には谷のように低まった処や、小高い山のだらだら坂などがあって人家らしいものは一軒も見当たらなかった。 | |||
| 闇桜 | 樋口一葉 | 30分以内 | |
(上) 隔ては中垣の建仁寺にゆづりて汲かはす庭井の水の交はりの底きよく深く軒端に咲く梅一木に両家の春を見せて薫りも分ち合ふ中村園田と呼ぶ宿あり園田の主人は一昨年なくなりて相続は良之助廿二の若者何某学校の通学生とかや中村のかたには娘只一人男子もありたれど早世しての一粒ものとて寵愛はいとゞ手のうちの玉かざしの花に吹かぬ風まづいとひて願ふはあし田鶴の齢ながゝれとにや千代となづけし親心にぞ見ゆらんもの | |||
| スリーピー・ホローの伝説 | ワシントン・アーヴィング | 1時間〜 | |
そこは心地よいまどろみの国。 | |||
| レ・ミゼラブル | 豊島与志雄 | 10分以内 | |
一七八九年七月バスティーユ牢獄の破壊にその端緒を開いたフランス大革命は、有史以来人類のなした最も大きな歩みの一つであった。 | |||
| 墨汁一滴 | 正岡子規 | 1時間〜 | |
病める枕辺に巻紙状袋など入れたる箱あり、その上に寒暖計を置けり。 | |||
| 宮本武蔵 | 吉川英治 | 1時間〜 | |
春告鳥 一 ここは、鶯の名所。 | |||
| 二百十日 | 夏目漱石 | 1時間〜 | |
一 ぶらりと両手を垂げたまま、圭さんがどこからか帰って来る。 | |||
| 人でなしの恋 | 江戸川乱歩 | 60分以内 | |
一 門野、御存知でいらっしゃいましょう。 | |||
| 宮本武蔵 | 吉川英治 | 1時間〜 | |
普賢 一 木曾路へはいると、随所にまだ雪が見られる。 | |||
| おぎん | 芥川竜之介 | 30分以内 | |
元和か、寛永か、とにかく遠い昔である。 | |||
| 雲 | 山村暮鳥 | 30分以内 | |
序 人生の大きな峠を、また一つ自分はうしろにした。 | |||
| チャンス | 太宰治 | 30分以内 | |
人生はチャンスだ。 | |||
| 変な音 | 夏目漱石 | 10分以内 | |
上 うとうとしたと思ううちに眼が覚めた。 | |||
| 放浪記(初出) | 林芙美子 | 1時間〜 | |
秋が来たんだ 十月×日 一尺四方の四角な天窓を眺めて、始めて紫色に澄んだ空を見た。 | |||
| 西郷隆盛 | 芥川竜之介 | 30分以内 | |
これは自分より二三年前に、大学の史学科を卒業した本間さんの話である。 | |||
| 宮本武蔵 | 吉川英治 | 1時間〜 | |
衆口 一 学問は朝飯前に。 | |||
| 美少女 | 太宰治 | 30分以内 | |
ことしの正月から山梨県、甲府市のまちはずれに小さい家を借り、少しずつ貧しい仕事をすすめてもう、はや半年すぎてしまった。 | |||
| 植物一日一題 | 牧野富太郎 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央] 植物一日一題 [#改丁] 馬鈴薯とジャガイモ ジャガタライモ、すなわちジャガイモ(Solanum tuberosum L.)を馬鈴薯ではないと明瞭に理解している人は極めて小数で、大抵の人、否な一流の学者でさえも馬鈴薯をジャガイモだと思っているのが普通であるから、この馬鈴薯の文字が都鄙を通じて氾濫している。 | |||
| 朝 | 太宰治 | 10分以内 | |
私は遊ぶ事が何よりも好きなので、家で仕事をしていながらも、友あり遠方より来るのをいつもひそかに心待ちにしている状態で、玄関が、がらっとあくと眉をひそめ、口をゆがめて、けれども実は胸をおどらせ、書きかけの原稿用紙をさっそく取りかたづけて、その客を迎える。 | |||
| 武士道の山 | 新渡戸稲造 | 5分以内 | |
武士道は斜面緩かなる山なり。 | |||
| 『吾輩は猫である』中篇自序 | 夏目漱石 | 10分以内 | |
「猫」の稿を継ぐときには、大抵初篇と同じ程な枚数に筆を擱いて、上下二冊の単行本にしようと思って居た。 | |||
| 源氏物語 | 紫式部 | 60分以内 | |
皮ごろも上に着たれば我妹子は聞くこ とのみな身に沁まぬらし (晶子) 源氏の君の夕顔を失った悲しみは、月がたち年が変わっても忘れることができなかった。 | |||
| 『吾輩は猫である』下篇自序 | 夏目漱石 | 5分以内 | |
「猫」の下巻を活字に植えて見たら頁が足りないから、もう少し書き足してくれと云う。 | |||
| 雨の玉川心中 | 太宰治 | 5分以内 | |
私ばかりしあわせな死に方をしてすみません。 | |||
| 春と修羅 第二集 | 宮沢賢治 | 1時間〜 | |
序 この一巻は わたくしが岩手県花巻の 農学校につとめて居りました四年のうちの 終りの二年の手記から集めたものでございます この四ヶ年はわたくしにとって じつに愉快な明るいものでありました 先輩たち無意識なサラリーマンスユニオンが 近代文明の勃興以来 或いは多少ペテンもあったではありませうが とにかく巨きな効果を示し 絶えざる努力と結束で 獲得しましたその結果 わたくしは毎日わづか二時間乃至四 | |||
| 萱草に寄す | 立原道造 | 10分以内 | |
SONATINE No.1 [#改ページ] はじめてのものに ささやかな地異は そのかたみに 灰を降らした この村に ひとしきり 灰はかなしい追憶のやうに 音立てて 樹木の梢に 家々の屋根に 降りしきつた その夜 月は明かつたが 私はひとと 窓に凭れて語りあつた(その窓からは山の姿が見えた) 部屋の隅々に 峡谷のやうに 光と よくひびく笑ひ声が溢れてゐた ――人の心を知ることは…… | |||
| 「平家物語」ぬきほ(言文一致訳) | 作者不詳 | 1時間〜 | |
葵の前 (高倉) 其の頃何より優美でやさしいことの例に云い出されて居たのは中宮の御所に仕えて居る局の女房達がめしつかわれて居た上童の中に葵の前と云って陛下の御側近う仕る事がある上童が居た。 | |||
| 皮膚と心 | 太宰治 | 60分以内 | |
ぷつッと、ひとつ小豆粒に似た吹出物が、左の乳房の下に見つかり、よく見ると、その吹出物のまわりにも、ぱらぱら小さい赤い吹出物が霧を噴きかけられたように一面に散点していて、けれども、そのときは、痒くもなんともありませんでした。 | |||
| 文学のふるさと | 坂口安吾 | 30分以内 | |
シャルル・ペロオの童話に「赤頭巾」という名高い話があります。 | |||
| 南京の基督 | 芥川竜之介 | 30分以内 | |
一 或秋の夜半であつた。 | |||
| 共産党宣言 | カール・ハインリッヒ・マルクス | 1時間〜 | |
日本譯の序 この日本譯は、最初、第三章を除いて、週刊『平民新聞』第五十三號(明治三十七年十一月十三日發行)に載せられたところ、忽ち秩序壞亂として起訴され、裁判の結果、關係者はそれぞれ罰金に處せられた。 | |||
| あの頃の自分の事 | 芥川竜之介 | 60分以内 | |
以下は小説と呼ぶ種類のものではないかも知れない。 | |||
| レ・ミゼラブル | ヴィクトル・ユゴー | 1時間〜 | |
第一編 ワーテルロー 一 ニヴェルから来る道にあるもの 一八六一年五月のある麗しい朝、一人の旅人、すなわちこの物語の著者は、ニヴェルからやってきてラ・ユルプの方へ向かっていた。 | |||
| 早すぎる埋葬 | エドガー・アラン・ポー | 60分以内 | |
興味の点はまったく人を夢中にさせるものであるが、普通の小説にするのにはあまりに恐ろしすぎる、というような題材がある。 | |||
| ダゴン | ハワード・フィリップス・ラヴクラフト | 30分以内 | |
かなりのストレスを感じながら、これを書いている。 | |||
| 孤島の鬼 | 江戸川乱歩 | 1時間〜 | |
はしがき 私はまだ三十にもならぬに、濃い髪の毛が、一本も残らず真白になっている。 | |||
| 上杉謙信 | 吉川英治 | 1時間〜 | |
生ける験あり この正月を迎えて、謙信は、ことし三十三とはなった。 | |||
※©マークのついた作品は著作権が存続しています。 詳細は青空文庫公式サイトの取り扱い基準をご確認のうえ、取り扱いの際は十分注意してください。

