5分以内で読める青空文庫の短編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 桜さく島 | 竹久夢二 | 5分以内 | |
[#ここから手書き文字] 暮れゆく春のかなしさは 歌ふをきけや爪弾の 「おもひきれとは死ねとの謎か 死ぬりや野山の土となる」 [#ここで手書き文字終わり] [#改ページ] 隅田川 「春信」の 女の髪をすべりたる 黄楊の小櫛か 月の影。 | |||
| 魔のひととき | 原民喜 | 5分以内 | |
魔のひととき 尾花の白い幻や たれこめた靄が もう 今にも滴り落ちさうな 冷えた涙のわきかへる わきかへる この魔のひとときよ とぼとぼと坂をくだり径をゆけば 人の世は声をひそめ キラキラとゆらめく泉 笑まひ泣く あえかなる顔 外食食堂のうた 毎日毎日が僕は旅人なのだらうか 驟雨のあがつた明るい窓の外の鋪道を 外食食堂のテーブルに凭れて 僕はうつとりと眺めてゐる 僕を容れてくれる | |||
| 死について | 原民喜 | 5分以内 | |
お前が凍てついた手で 最後のマツチを擦つたとき 焔はパツと透明な球体をつくり 清らかな優しい死の床が浮び上つた 誰かが死にかかつてゐる 誰かが死にかかつてゐる と、 お前の頬の薔薇は呟いた。 | |||
| 平和への意志 | 原民喜 | 5分以内 | |
二つの特輯が私の心を惹いた。 | |||
| 五年後 | 原民喜 | 5分以内 | |
竜ノ彫刻モ 高イ石段カラ割レテ 墜チ 石段ワキノ チョロチョロ水ヲ ニンゲンハ来テハノム 炎天ノ溝ヤ樹ノ根ニ 黒クナッタママシンデイル 死骸ニトリマカレ シンデユク ハヤサ 鳥居ノ下デ 火ノツイタヨウニ ナキワメク真紅ナ女 これは五年前のノートに書きなぐっておいたものである。 | |||
| ヒロシマの声 | 原民喜 | 5分以内 | |
ペン・クラブの一行に加わって私はこんど三年振りに広島を訪れた。 | |||
| 一匹の馬 | 原民喜 | 5分以内 | |
五年前のことである 私は八月六日と七日の二日、土の上に横たわり空をながめながら寝た、六日は河の堤のクボ地で、七日は東照宮の石垣の横で――、はじめの晩は、とにかく疲れないようにとおもって絶対安静の気持でいた、夜あけになると冷え冷えして空が明るくなってくるのに、かすかなのぞみがあるような気もした、しかし二日目の晩は、土の上にじかに横たわっているとさすがにもう足腰が痛くてやりきれなかった。 | |||
| 悪夢 | 原民喜 | 5分以内 | |
僕は外食に出掛けて行くため裏通りを歩いている。 | |||
| 「狂気について」など | 原民喜 | 5分以内 | |
「狂気について」は昨年三田文学九月号の Essay on Man のために書いて頂いたものだが、それが標題とされ今度一冊の書物となり読み返すことの出来たのは、僕にとつてほんとに嬉しいことだつた。 | |||
| 惨めな文学的環境 | 原民喜 | 5分以内 | |
昨夜あなたは田中英光のことを近々書くといっていたが、直接面識のあったあなたの書くものは面白いだろうと期待しています。 | |||
| 死と愛と孤独 | 原民喜 | 5分以内 | |
原子爆弾の惨劇のなかに生き残つた私は、その時から私も、私の文学も、何ものかに激しく弾き出された。 | |||
| 原子爆弾 | 原民喜 | 5分以内 | |
夏の野に幻の破片きらめけり 短夜を※[#「血+卜」、232-3、読みは「たお」か]れし山河叫び合ふ 炎の樹雷雨の空に舞ひ上る 日の暑さ死臭に満てる百日紅 重傷者来て飲む清水生温く 梯子にゐる屍もあり雲の峰 水をのみ死にゆく少女蝉の声 人の肩に爪立てて死す夏の月 魂呆けて川にかがめり月見草 廃虚すぎて蜻蛉の群を眺めやる | |||
| 旧師の家 | 若杉鳥子 | 5分以内 | |
私が故郷の街から筑波山を見て過ごした月日は随分と永いことだった。 | |||
| 独り旅 | 若杉鳥子 | 5分以内 | |
汽車がA駅を通過する頃から曇って来て、霧で浅間の姿も何も見えなくなった。 | |||
| 三田社会科学研究会報告 | 野呂栄太郎 | 5分以内 | |
ともかくも順調な歩みをもって、華々しくはないが危なっけの少ない生長を遂げている。 | |||
| 三田社会科学研究会 | 野呂栄太郎 | 5分以内 | |
成立以来十名前後を上下していたわが研究会も、五月二十四日の公開講演会、その後の講義開始等によって一躍六十余名を擁するにいたった。 | |||
| 艇長の遺書と中佐の詩 | 夏目漱石 | 5分以内 | |
昨日は佐久間艇長の遺書を評して名文と云つた。 | |||
| 『煤煙』の序 | 夏目漱石 | 5分以内 | |
「煤煙」が朝日新聞に出て有名になつてから後間もなくの話であるが、著者は夫を単行本として再び世間に公けにする計画をした。 | |||
| 初夏に座す | 岡本かの子 | 5分以内 | |
人生の甘酸を味はひ分けて来るほど、季節の有難味が判つて来る。 | |||
| 鎌倉一見の記 | 正岡子規 | 5分以内 | |
面白き朧月のゆふべ柴の戸を立ち出でゝそゞろにありけばまぼろしかと見ゆる往來のさまもなつかしながら都の街をはなれたるけしきのみ思ひやられて新橋までいそぎぬ。 | |||
| 高尾紀行 | 正岡子規 | 5分以内 | |
旅は二日道連は二人旅行道具は足二本ときめて十二月七日朝例の翁を本郷に訪ふて小春のうかれありきを促せば風邪の鼻すゝりながら俳道修行に出でん事本望なりとて共に新宿さしてぞ急ぎける。 | |||
| 壱岐国勝本にて | 長塚節 | 5分以内 | |
地圖を見ても直ぐ分る。 | |||
| 対州厳原港にて | 長塚節 | 5分以内 | |
對州へ渡るには博多から夜出て朝着く。 | |||
| 花間文字 | 泉鏡花 | 5分以内 | |
晩唐一代の名家、韓昌黎に、一人の猶子韓湘あり。 | |||
| 聞きたるまゝ | 泉鏡花 | 5分以内 | |
吾聞く、東坡が洗兒詩に、人皆養子望聰明。 | |||
| 術三則 | 泉鏡花 | 5分以内 | |
帝王世紀にありといふ。 | |||
| 愛よ愛 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
この人のうえをおもうときにおもわず力が入る。 | |||
| 巴里の秋 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
セーヌの河波の上かわが、白ちゃけて来る。 | |||
| 病房にたわむ花 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
春は私がともすれば神経衰弱になる季節であります。 | |||
| 山茶花 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
ひとの世の男女の 行ひを捨てて五年 夫ならぬ夫と共棲み 今年また庭のさざんくわ 夫ならぬ夫とならびて 眺め居る庭のさざんくわ 夫ならぬ夫にしあれど ひとたびは夫にてありし つまなりしその昔より つまならぬ今の語らひ 浄くしてあはれはふかし 今年また庭のさざんくわ ならび居て二人はながむる。 | |||
| 女性崇拝 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
西洋人は一体に女性尊重と見做されているが、一概にそうも言い切れない。 | |||
| 異性に対する感覚を洗練せよ | 岡本かの子 | 5分以内 | |
現代の女性の感覚は色調とか形式美とか音とかに就いて著るしく発達して来た。 | |||
| 時代色 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
センチメンタルな気風はセンチと呼んで唾棄軽蔑されるようになったが、世上一般にロマンチックな気持ちには随分憧れを持ち、この傾向は追々強くなりそうである。 | |||
| 女性の不平とよろこび | 岡本かの子 | 5分以内 | |
女が、男より行儀をよくしなければならないということ。 | |||
| 現代若き女性気質集 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
これは現代の若き女性気質の描写であり、諷刺であり、概観であり、逆説である。 | |||
| 菠薐草 | 長塚節 | 5分以内 | |
余が村の一族の間には近代美人が輩出した。 | |||
| 浜の冬 | 長塚節 | 5分以内 | |
冬の日のことである。 | |||
| 皿屋敷 | 田中貢太郎 | 5分以内 | |
番町の青山主膳の家の台所では、婢のお菊が正月二日の昼の祝いの済んだ後の膳具を始末していた。 | |||
| 法衣 | 田中貢太郎 | 5分以内 | |
千住か熊谷かのことであるが、其処に某尼寺があって、その住職の尼僧と親しい壮い男が何時も寺へ遊びに来ていたが、それがふっつりと来なくなった。 | |||
| 這って来る紐 | 田中貢太郎 | 5分以内 | |
某禅寺に壮い美男の僧があって附近の女と関係しているうちに、僧は己の非行を悟るとともに大に後悔して、田舎へ往って修行をすることにした。 | |||
| 旅からのはがき | 水野葉舟 | 5分以内 | |
今、花巻に着いた 九時、今、花巻に着いた。 | |||
| 月見草 | 水野葉舟 | 5分以内 | |
馬車が深い渓流に沿った懸崖の上を走っていた。 | |||
| 床屋 | 宮沢賢治 | 5分以内 | |
本郷区菊坂町 ※ 九時過ぎたので、床屋の弟子の微かな疲れと睡気とがふっと青白く鏡にかゝり、室は何だかがらんとしてゐる。 | |||
| 花椰菜 | 宮沢賢治 | 5分以内 | |
うすい鼠がかった光がそこらいちめんほのかにこめてゐた。 | |||
| 平野義太郎宛書簡 | 野呂栄太郎 | 5分以内 | |
その後は講座のことも、四半期報のことも全く放棄の形で何とも申訳ございません。 | |||
| 平野義太郎宛書簡 | 野呂栄太郎 | 5分以内 | |
後れて申訳ありません。 | |||
| 平野義太郎宛書簡 | 野呂栄太郎 | 5分以内 | |
御手紙拝見仕りました。 | |||
| 平野義太郎宛書簡 | 野呂栄太郎 | 5分以内 | |
御手紙拝見いたしました。 | |||
| 平野義太郎宛書簡 | 野呂栄太郎 | 5分以内 | |
拝復 たびたび御手紙賜わりありがたく存じます。 | |||
| 平野義太郎宛書簡 | 野呂栄太郎 | 5分以内 | |
御手紙拝見いろいろと御尽力感謝します。 | |||