5分以内で読める青空文庫の短編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
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作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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モンテーニュ随想録 | 関根秀雄 | 5分以内 | |
一、本書は、いわゆるボルドー本のテキストを、その忠実精確な複製というべきF. Strowski, F. Gebelin & P. Villey: Essais de Montaigne, 3 vol., 1906-1919 (Edition municipale de la ville de Bordeaux, imprim※e par F. Peck)Villey: Essais de Montaigne, 3 vol., 1922 (F. Alcan)Ar... | |||
モンテーニュ随想録 | ミシェル・エケム・ド・モンテーニュ | 5分以内 | |
この序文は一五八〇年始めてエッセーが公刊されるに際して書かれたものであるから、全然自己描出の現われない初期のエッセーにもあてはまらないし、一五八八年以後の、自己を描きながら広く人間性を描くのだといった晩年のエッセーにもあてはまらない。 | |||
蛙料理 | 久生十蘭 | 5分以内 | |
むぐらをわけて行くと、むやみに赤蛙がとびだす。 | |||
性格と表情 | 小津安二郎 | 5分以内 | |
表情がうまい、というだけでは、いけないと思うんだ。 | |||
窓 | 古賀春江 | 5分以内 | |
沢山な窓のある家、一つ一つの窓から顔が出てゐる。 | |||
天に続く道 | 松本竣介 | 5分以内 | |
絵筆をかついでとぼとぼと荒野の中をさまよへば初めて知つた野中に天に続いた道がある自分の心に独りごといひながら私は天に続いた道を行く。 | |||
痛みの効用 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
日本には昔から揉み療治というものがあって、Nの揉み療治などが特に有名である。 | |||
郭公のおとずれ | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
六月に入ってしばらくすると、郭公が鳴く。 | |||
国防と科学 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
近代戦では国防と科学とは切り離し得ぬものと一般に信ぜられているようであるが、自分の考えは少し違う。 | |||
心得教育 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
教育にはいろいろあって、上は精神教育から下は何かあるだろうが、その下に今一つ心得教育というのを入れたらどうだろうと一寸考えてみた。 | |||
薄口醤油 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
今日は簡単に薄口醤油の話をしてみたいと思う。 | |||
化学調味料 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
化学調味料は近来非常に宣伝されているが、わたしは化学調味料の味は気に入らない。 | |||
家畜食に甘んずる多くの人々 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
ひとは偉そうな顔はしていても、また自由、自由と、自由を叫んでみても、みながみな、家畜に等しく、宛てがわれたままの食べ物を口にして、うまいとかまずいとかいってはいるが、日常の事務的行為として三度の食事の不自由に気がつかない。 | |||
山椒 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
この刺激食品は香味と辛味がすばらしい特色を持っているところから、成年以上の大人になると、たいがいはこれを好み、日常食膳に喜ばれていることはご承知の通りだ。 | |||
「春夏秋冬 料理王国」序にかえて | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
簡単に言って、料理とは単に舌先だけで味わうものではなく、また弄ぶものでもない。 | |||
不老長寿の秘訣 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
美味談も考えてみるとなかなか容易ではない。 | |||
初めて鏡花先生に御目にかゝつた時 | 小村雪岱 | 5分以内 | |
明治三十六年の秋であつたと思ひますが、東京美術学校の教室で、古画の模写の時間に机を並べて居たのは、小林波之輔君といふ珍らしい秀才でありました。 | |||
冬彦抄 | 横光利一 | 5分以内 | |
畏友、冬彦は詩の生活に於て何を喜んで来たのであらうか。 | |||
夜間教育の振興 | 嘉納治五郎 | 5分以内 | |
最近わが國の教育は、之れを一般的に言へば、その形式の方面にも、その内容の方面にも、著しい進歩が認められるけれども、ひとり夜間教育に於ては、その學校數及生徒數の上から見ても、その設備内容の上から見ても、未だ歐米大國に比して遜色を見る實状に在ると言はねばならない。 | |||
“青い顔” | 間所紗織 | 5分以内 | |
色は万国共通の言葉であり,どこの国へ行っても一目で理解し合えるものであると思っていましたのに,アメリカに留学した3年間に,外国人との色に対する感じ方の相違や習慣の相違にぶつかって,まごついたり,失敗したりしたことがありました。 | |||
軽井沢より | 正宗白鳥 | 5分以内 | |
小川未明君へ。 | |||
寝たらぬ日記 | 横光利一 | 5分以内 | |
櫻草が雨に濡れたまま圓陣を造つてゐる。 | |||
トンボの死 | 山川方夫 | 5分以内 | |
二人が知りあったのは、青年の夏休みのアルバイトからだった。 | |||
腹のへった話 | 梅崎春生 | 5分以内 | |
申すまでもなく、食物をうまく食うには、腹をすかして食うのが一番である。 | |||
寸感 | 佐藤春夫 | 5分以内 | |
探偵小説といふ言葉は、すでに余り面白い言葉でない。 | |||
西洋美術館めぐり | 安井曽太郎 | 5分以内 | |
若い人が歐洲の新しい美術に影響される事は、それは當然ではあるが、然しそれと同時に西洋古典美術の深き研究がなければならない。 | |||
ふつくりとした人柄 | 萩原朔太郎 | 5分以内 | |
北原氏は、私の知つてゐる範圍で、最もよい感じをもつた人です。 | |||
ラムネ・他四編 | 萩原朔太郎 | 5分以内 | |
ラムネラムネといふもの、不思議になつかしく愉快なものだ。 | |||
書翰 | 横光利一 | 5分以内 | |
43九月二十日兵庫縣神戸市外西灘村鍛冶屋七番中村嘉市方より東京市本郷駒込千駄木町三八槇瀬方の川端康成宛いつかは來て下さつたさうですね。 | |||
書翰 | 横光利一 | 5分以内 | |
59十一月四日消印東京市外中野上町二八〇二より東京市本郷區駒込三十八牧瀬方の川端康成宛(封書・四百字詰原稿用紙五枚・ペン書)昨日はどうも失禮。 | |||
書翰 | 横光利一 | 5分以内 | |
50大正十二、三年(推定)横光君子宛くれぐれも云つて來たことだが、どうか、僕に滿足してもらひたい。 | |||
歳末に近き或る冬の日の日記 | 萩原朔太郎 | 5分以内 | |
詩人協會の用件にて高村光太郎氏を訪ふべく、前夜福士幸次郎君と約束がしてあつたので、萬世驛のミカドで待合せをする。 | |||
弔辞(徳田秋声) | 正宗白鳥 | 5分以内 | |
君は古稀を過ぐる長き人間生活に於て、また半世紀に達する長き文壇生活に於て、敢て奇を弄せず環境に身を委ねて生存を持続されたり。 | |||
弔辞(室生犀星) | 正宗白鳥 | 5分以内 | |
先夜室生犀星君の逝去を電話で最初に知らせて来た或る新聞記者は、同君についての私の感想を求めた。 | |||
オリンピック東京大会讃歌 | 佐藤春夫 | 5分以内 | |
オリンポス遠きギリシャのいにしへの神々の火は海を越え荒野をよぎりはるばると渡り來て今ここに燃えにぞ燃ゆる青春の命のかぎり若人ら力つくしてこの國の世界の祭喜ばん富士も筑波もはためきて五輪の旗やへんぽんとひるがへる日本の秋さはやかに東海の我らが小島み空より四方の海よりこの星のいたるところのすぐれたる若人迎へ國々の旗立てならべ萬國は一つ心に美... | |||
「大導寺信輔の半生」跋 | 菊池寛 | 5分以内 | |
芥川が死んでから、はやくも二年半近くになる。 | |||
広島の牧歌 | 原民喜 | 5分以内 | |
鶴見橋といふ名前があるからには、比治山に鶴が舞っていたのだらう。 | |||
古調月明集 | 北原白秋 | 5分以内 | |
春鶯(うぐひす)眠る花楮月は翁の面のうへ皷(つづみ)うてうておもしろく春はふたたび花楮[#改ページ]秋秋はほのかに寢(ね)ざめしてあはれと思ふ幾夜さぞとすれば白う吹き立ちて月夜の風も消えゆけり。 | |||
より美しく―より和やかに | 原民喜 | 5分以内 | |
ペン・クラブの一行と別れて、私はまだ廣島に滞在しているわけだが、今朝は久振りで泉邸や常盤橋から饒津の方を歩いてみた。 |
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