5分以内で読める青空文庫の短編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 特殊部落と通婚問題 | 喜田貞吉 | 5分以内 | |
旧幕時代には、エタ非人と普通民との通婚は、国法の禁ずるところであった。 | |||
| 沢庵 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
たくあんの話をしてみよう。 | |||
| 海にふぐ山にわらび | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
ふしぎなような話であるが、最高の美食はまったく味が分らぬ。 | |||
| 弱者の糧 | 太宰治 | 5分以内 | |
映画を好む人には、弱虫が多い。 | |||
| 小ざかな干物の味 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
干ものの美味いのに当ったよろこびは格別である。 | |||
| 佐藤春夫氏 | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
佐藤春夫は不幸にも常に僕を誤解してゐる。 | |||
| アイヌ語のおもしろさ | 知里真志保 | 5分以内 | |
アイヌ語やアイヌ文学を扱っていると、われわれの予想もしなかったような考え方にぶつかって戸惑いするのは毎度のことである。 | |||
| 日本語とアイヌ語の関係 | 知里真志保 | 5分以内 | |
日本民族がその成立において複合民族であるように、その言語もかなり複雑な要素から成った混合語である。 | |||
| 食通 | 太宰治 | 5分以内 | |
食通というのは、大食いの事をいうのだと聞いている。 | |||
| 琥珀揚げ | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
この名前は、昭和十年ごろ、私が勝手につけたもので、てんぷらのようであって、てんぷらとも違うものだ。 | |||
| 泉先生と私 | 谷崎潤一郎 | 5分以内 | |
私事にわたることを云ふのは寔に恐縮であるが、泉先生は文壇に於ける大先輩であるのみならず、此の春私の娘が結婚するときに媒酌の労を取つて下すつたので、さう云ふ私交上でも一方ならぬ御厄介になつた。 | |||
| 「大国主命」 | 坂口安吾 | 5分以内 | |
どの時代も興味深いが、今が戦争のあとで同時に戦争の前夜のようでもあるから、今に通じている時代に特にひかれるが、実は案外にも、日本の歴史は神話以来一貫して、乱世にまた現代に通じているようです。 | |||
| 暑くない夏 | 山川方夫 | 5分以内 | |
「……夏が来たのね」 女は、天井を見上げたままでいった。 | |||
| 詩人は辛い | 中原中也 | 5分以内 | |
私はもう歌なぞ歌はない 誰が歌なぞ歌ふものか みんな歌なぞ聴いてはゐない 聴いてるやうなふりだけはする みんなたゞ冷たい心を持つてゐて 歌なぞどうだつてかまはないのだ それなのに聴いてるやうなふりはする そして盛んに拍手を送る 拍手を送るからもう一つ歌はうとすると もう沢山といつた顔 私はもう歌なぞ歌はない こんな御都合な世の中に歌なぞ歌はない (一九三五・九・一九) | |||
| 幽霊滝の伝説 | 小泉八雲 | 5分以内 | |
伯耆の国、黒坂村の近くに、一条の滝がある。 | |||
| 化学調味料 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
化学調味料は近来非常に宣伝されているが、わたしは化学調味料の味は気に入らない。 | |||
| 競馬 | 吉川英治 | 5分以内 | |
競馬場がふえ、競馬ファンもふえてきた。 | |||
| おいてけ堀 | 田中貢太郎 | 5分以内 | |
本所のお竹蔵から東四つ目通、今の被服廠跡の納骨堂のあるあたりに大きな池があって、それが本所の七不思議の一つの「おいてけ堀」であった。 | |||
| 死霊 | 小泉八雲 | 5分以内 | |
越前の国の代官、野本彌治衞門の歿した時、その下役の者共相謀って、その故主人の遺族をだまそうとした、代官の負債の幾分を償却すると云う口実の下に、その家の財宝家具全部を押えた。 | |||
| 雲 | 中原中也 | 5分以内 | |
山の上には雲が流れてゐた あの山の上で、お弁当を食つたこともある…… 女の子なぞといふものは 由来桜の花弁のやうに、 欣んで散りゆくものだ 近い過去も遠いい過去もおんなじこつた 近い過去はあんまりまざまざ顕現するし 遠いい過去はあんまりもう手が届かない 山の上に寝て、空をみるのも 此処にゐて、あの山をみるのも 所詮は同じ、動くな動くな あゝ、枯草を背に敷いて やんわ | |||
| (最も純粋に意地悪い奴) | 中原中也 | 5分以内 | |
最も純粋に意地悪い奴。 | |||
| 宮沢賢治の世界 | 中原中也 | 5分以内 | |
人性の中には、かの概念が、殆んど全く容喙出来ない世界があつて、宮沢賢治の一生は、その世界への間断なき恋慕であつたと云ふことが出来る。 | |||
| 白菜のスープ煮 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
白菜の煮方などは、一般にあまり吟味したやり方が行われていないと思うので、とりあえずここで扱うことにした。 | |||
| 夏の夜の博覧会は、かなしからずや | 中原中也 | 5分以内 | |
1 夏の夜の博覧会は、哀しからずや 雨ちよと降りて、やがてもあがりぬ 夏の夜の、博覧会は、哀しからずや 女房買物をなす間、 象の前に僕と坊やとはゐぬ、 二人蹲んでゐぬ、かなしからずや、やがて女房きぬ 三人博覧会を出でぬかなしからずや 不忍ノ池の前に立ちぬ、坊や眺めてありぬ そは坊やの見し、水の中にて最も大なるものなりき、かなしからずや、 髪毛風に吹かれつ 見てありぬ、見てありぬ、かなしから | |||
| 金剛石 | 夢野久作 | 5分以内 | |
或る仕立屋のお神さんが往来で素敵も無い大きな金剛石入りの指環を拾ひました。 | |||
| 従軍行 | 夏目漱石 | 5分以内 | |
一 吾に讎あり、艨艟吼ゆる、 讎はゆるすな、男兒の意氣。 | |||
| 海の詩 | 中原中也 | 5分以内 | |
こころまゝなる人間は、いつでも海が好きなもの! これは、ボオドレエルの「人と海」といふ詩の、第一行である。 | |||
| 赤 | 寺田寅彦 | 5分以内 | |
蒲団を引っかぶって固く目を閉じると何も見えぬ。 | |||
| 辞典のすすめ | 吉川英治 | 5分以内 | |
とかく、現代人はまだ、辞書辞典などを、ほんとに、自分の頭脳にしきっていない。 | |||
| 蛙料理 | 久生十蘭 | 5分以内 | |
むぐらをわけて行くと、むやみに赤蛙がとびだす。 | |||
| 『死者の書』 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
遠い大昔、まだ死者が蘇ったり、化身の人が現われたり、目に見えぬ鬼神と人間との間に誓が交されたりした時代。 | |||
| 老いたるえびのうた | 室生犀星 | 5分以内 | |
けふはえびのように悲しい 角やらひげやら とげやら一杯生やしてゐるが どれが悲しがつてゐるのか判らない。 | |||
| ゴンドラの唄 | 吉井勇 | 5分以内 | |
唄(若い澄んだ少年の聲。) いのち短し、戀せよ、少女、 朱き唇、褪せぬ間に、 熱き血液の冷えぬ間に、 明日の月日のないものを。 | |||
| 東京に生れて | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
変化の激しい都会 僕に東京の印象を話せといふのは無理である。 | |||
| 山のホテル | 田山花袋 | 5分以内 | |
金剛山にある二つのホテル、中でも長安寺にあるものは面白い。 | |||
| 乱歩氏と私と | 野村胡堂 | 5分以内 | |
江戸川乱歩氏と初めて逢ったのは、今から三十年ほど前の、報知新聞社の応接間であった。 | |||
| 私の探偵小説 | 坂口安吾 | 5分以内 | |
私は探偵小説が好きなのである。 | |||
| 動かぬ女 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
私達が、小田原から、熱海行きの、軽便鉄道に乗り込んだ時も、その一行と一緒になった。 | |||
| 初夏 | 中原中也 | 5分以内 | |
扇子と香水―― 君、新聞紙を絹風呂敷には包みましたか 夕の月が風に泳ぎます アメリカの国旗とソーダ水とが 恋し始める頃ですね | |||
| 麺くひ | 桂三木助 | 5分以内 | |
私の母が蕎麦好きだった故 ? 私も大変蕎麦好きです。 | |||
| 凍雨と雨氷 | 寺田寅彦 | 5分以内 | |
大気中の水蒸気が凍結して液体または固体となって地上に降るものを総称して降水と言う。 | |||
| 夏日小味 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
夏の暑さがつづくと、たべものも時に変ったものが欲しくなる。 | |||
| 宮沢賢治全集 | 中原中也 | 5分以内 | |
宮沢賢治全集第一回配本が出た。 | |||
| 読書の態度 | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
婦人に何ういふ書物を讀ませたらいゝかといふ事を話す前に、一體、婦人のみに讀ませるといふやうな書物があるかどうか、それを考へて見なければならない。 | |||
| (七銭でバットを買つて) | 中原中也 | 5分以内 | |
七銭でバットを買つて、 一銭でマッチを買つて、 ――ウレシイネ、 僕は次の峠を越えるまでに、 バットは一と箱で足りると思つた。 | |||
| 種梨 | 田中貢太郎 | 5分以内 | |
村に一人の男があって梨を市に売りに往ったが、すこぶる甘いうえに芳もいいので貴い値で売れた。 | |||
| Me Voilà | 中原中也 | 5分以内 | |
人がいかにもてなしてくれようとも、それがたゞ暖い色をした影に見え、自分が自分で疑はれるほど、淋しさの中に這入つた時、人よ憶ひ出さないか? かの、君が幼な時汽車で通りかゝつた小山の裾の、春雨に打たれてゐたどす黒い草の葉などを、また窓の下で打返してゐた海の波などを…… ※ 実生活は論理的にやるべきだ! 実生活にあつて、意味のほか見ない人があつたら、その人は実生活以外にも世界を知つて | |||
| インチキ文学ボクメツ雑談 | 坂口安吾 | 5分以内 | |
本日(一九四六年七月七日・日曜)朝食の折から一通の速達が舞いこんできた。 | |||
| 生き烏賊白味噌漬け | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
東京で西京漬けと呼んでいるのは、京都産の白味噌に魚類を漬け込んだものを言う。 | |||
| 僕の友だち二三人 | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
1 小穴隆一君(特に「君」の字をつけるのも可笑しい位である)は僕よりも年少である。 | |||