5分以内で読める青空文庫の短編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
501-550件 / 全4,785件
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 雪 | 三好達治 | 5分以内 | |
十一月の夜をこめて 雪はふる 雪はふる 黄色なランプの灯の洩れる 私の窗にたづね寄る 雪の子供ら 小さな手が玻璃戸を敲く 玻璃戸を敲く 敲く さうしてそこに 息絶える 私は聽く 彼らの歌の 靜謐 靜謐 靜謐 | |||
| アメリカの新聞 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
新聞の果している役割は、日本とアメリカとでは、大分ちがうようである。 | |||
| 蚊帳の研究 | 寺田寅彦 | 5分以内 | |
自分は蚊帳が嫌いである。 | |||
| 久米正雄 | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
……新しき時代の浪曼主義者は三汀久米正雄である。 | |||
| 人工衛星へ汲取舟が行く話 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
本当に人間が住める人工衛星が、いつごろ出来るかは、いまのところまだわからない。 | |||
| 三河の山村 | 折口信夫 | 5分以内 | |
早川(孝太郎)さんが遠慮をして居りますから私が代つて御話申し上げます。 | |||
| “青い顔” | 間所紗織 | 5分以内 | |
色は万国共通の言葉であり,どこの国へ行っても一目で理解し合えるものであると思っていましたのに,アメリカに留学した3年間に,外国人との色に対する感じ方の相違や習慣の相違にぶつかって,まごついたり,失敗したりしたことがありました。 | |||
| 紙の洪水 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
アメリカの話も、もう皆鼻についているので、あまり書くこともない。 | |||
| あるるかんの死 | 森川義信 | 5分以内 | |
眠れ やはらかに青む化粧鏡のまへで もはやおまへのために鼓動する音はなく あの帽子の尖塔もしぼみ 煌めく七色の床は消えた 哀しく魂の溶けてゆくなかでは とび歩く軽い足どりも 不意に身をひるがへすこともあるまい にじんだ頬紅のほとりから血のいろが失せて 疲れのやうに羞んだまま おまへは何も語らない あるるかんよ 空しい喝采を想ひださぬがいい いつまでも耳や肩にのこるものが あつただらうか 眠るがいい | |||
| 牡丹句録 | 正岡子規 | 5分以内 | |
左の一篇は客月痼疾平かならざりし病苦の中、子規子の手記になりたる日記なり。 | |||
| 最初の訪問 | 佐藤春夫 | 5分以内 | |
某年某月某日――この日づけは當時の彼の手紙を見ればはつきりわかる。 | |||
| 徹した個人主義 | 佐藤春夫 | 5分以内 | |
荷風先生のお人柄、文業などは、簡単に語れない。 | |||
| 彼の長所十八 | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
一、語学の英露独など出来る事。 | |||
| 漱石山房の秋 | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
夜寒の細い往来を爪先上りに上つて行くと、古ぼけた板屋根の門の前へ出る。 | |||
| 谷崎文学の代表作「細雪」 | 佐藤春夫 | 5分以内 | |
谷崎文学の特長はゆつたりとしたゆたかな風格の重厚なところにある。 | |||
| 剛才人と柔才人と | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
佐佐木君は剛才人、小島君は柔才人、兎に角どちらも才人です。 | |||
| 九月朔日 | 伊庭心猿 | 5分以内 | |
市電は、三筋町で二三人おろすと、相變らず單調な音をきしらせ、東に向つてのろのろと進んだ。 | |||
| 山椒 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
この刺激食品は香味と辛味がすばらしい特色を持っているところから、成年以上の大人になると、たいがいはこれを好み、日常食膳に喜ばれていることはご承知の通りだ。 | |||
| 久保田万太郎氏 | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
僕の知れる江戸っ児中、文壇に縁あるものを尋ぬれば第一に後藤末雄君、第二に辻潤君、第三に久保田万太郎君なり。 | |||
| 一度 | 中原中也 | 5分以内 | |
結果から結果を作る 飜訳の悲哀―― 尊崇はたゞ 道中にありました 再び巡る道は 「過去」と「現在」との沈黙の対坐です 一度別れた恋人と またあたらしく恋を始めたが 思ひ出と未来での思ひ出が ヲリと享楽との乱舞となりました 一度といふことの 嬉しさよ | |||
| 私の読書遍歴 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
有名な人の読書遍歴をよむと若い人たちは、鼓舞されるよりも、畏縮してしまう方が多いであろう。 | |||
| 青春物語 | 谷崎潤一郎 | 5分以内 | |
○「青春物語」は昨秋以来約半歳に亙り、最初の一回を「青春物語」第二回以後を「若き日のことども」と題して中央公論へ連載した作者の青春回想記である。 | |||
| 佐藤春夫氏の事 | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
一、佐藤春夫は詩人なり、何よりも先に詩人なり。 | |||
| 子規の画 | 夏目漱石 | 5分以内 | |
余は子規の描いた画をたった一枚持っている。 | |||
| 純真 | 太宰治 | 5分以内 | |
「純真」なんて概念は、ひょっとしたら、アメリカ生活あたりにそのお手本があったのかも知れない。 | |||
| 北陸の民家 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
郷里の加賀の片山津を出て、もう四十年になる。 | |||
| お別れ | 大杉栄 | 5分以内 | |
読者諸君の中で、『平民新聞』をお読みなさらなかった方は、たぶん御存じもありますまいが、私、つまらん筆の禍のために、当分諸君とお別れをして、そして監獄に行かねばならぬのであります。 | |||
| 天成の詩人 | 佐藤春夫 | 5分以内 | |
僕に「詩人馬鹿」といふ言葉がある。 | |||
| 講演軍記 | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
僕が講演旅行へ出かけたのは今度里見※君と北海道へ行つたのが始めてだ。 | |||
| 忘られぬお国言葉 | 池田亀鑑 | 5分以内 | |
○「大山にや、雪が降つたかしらん、お宮の銀杏の葉がフラフラふる頃になあと大山にや雪がおりるけんなア」△「シェンセイは久古言葉をようおぼえちよんなはあますなア」○「ようおぼえちようわい、大山の麓ほどええとかアないけん。ところでお前パーマをかけたなア、嫁さんに貰ひてががいにああちゆうけんなア、えしこやれよ」△「嫁さんにやいきましェん」○「うそつけ、嫁さんに行きたうて行きたうてどげんならんちゆうて顔に書 | |||
| 鷺と鴛鴦 | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
二三年前の夏である。 | |||
| 入所時感想録 | 槙村浩 | 5分以内 | |
六三五番 氏名 吉田豊道 一 犯罪するに至った筋道を記せ 自分ハ最初世上ノ俗論ニ迷ハサレテ、マルクス主義ハ一箇ノユートピアニ過ギナイト信ジテ居タ。 | |||
| 甘い野辺 | 浜本浩 | 5分以内 | |
子供の頃、私は菓子を食べたことがなかった。 | |||
| 雪男 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
ヒマラヤの山奥に、人間に似た怪獣が住んでいるという伝説は、ずっと昔からあった。 | |||
| 卵の形 | 寺田寅彦 | 5分以内 | |
卵形といえば一方が少し尖った長円い形にきまったようなものであるが稀には円形の卵もある、亀、梟などがその例である。 | |||
| 寒中の木の芽 | 内村鑑三 | 5分以内 | |
一、春の枝に花あり 夏の枝に葉あり 秋の枝に果あり 冬の枝に慰あり 二、花散りて後に 葉落ちて後に 果失せて後に 芽は枝に顕はる 三、嗚呼憂に沈むものよ 嗚呼不幸をかこつものよ 嗚呼冀望の失せしものよ 春陽の期近し 四、春の枝に花あり 夏の枝に葉あり 秋の枝に果あり 冬の枝に慰あり | |||
| ネクタイとステッキ | 佐藤春夫 | 5分以内 | |
ネクタイやステッキ。 | |||
| 欲望と理想 | 田山花袋 | 5分以内 | |
深い心理に入つて見ることが第一だ。 | |||
| 早春散歩 | 中原中也 | 5分以内 | |
空は晴れてても、建物には蔭があるよ、 春、早春は心なびかせ、 それがまるで薄絹ででもあるやうに ハンケチででもあるやうに 我等の心を引千切り きれぎれにして風に散らせる 私はもう、まるで過去がなかつたかのやうに 少くとも通つてゐる人達の手前さうであるかの如くに感じ、 風の中を吹き過ぎる 異国人のやうな眼眸をして、 確固たるものの如く、 また隙間風にも消え去るものの如く さうしてこの淋しい心を抱 | |||
| 吉田松陰より某へ | 吉田松陰 | 5分以内 | |
今日は亡友重輔が命日なり。 | |||
| くちこ | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
このごろ、酒に適する、また、美食家の気に入る美味いものの第一品はくちこの生であろう。 | |||
| 存在 | 田山花袋 | 5分以内 | |
武林文子に対する批評の中では、広津和郎の言つたことに私は一番多く共鳴した。 | |||
| Dream Tales | 谷崎潤一郎 | 5分以内 | |
○ 東京座の一と幕見が非常な大入で、場内へギツシリ詰まつた黒山のやうな見物人の波をウムと力んで背中で堰き止めながら、前列に居る私は、一生懸命鉄棒に掴まつて居た。 | |||
| 女中 | 石川善助 | 5分以内 | |
台所は暗くものの焦げる匂ひがした。 | |||
| かき・みかん・かに | 中島哀浪 | 5分以内 | |
秋というと生まれた川久保を思い、川久保を思うと累々と真赤に熟れた柿が目の前に浮んで来る。 | |||
| 怪談覚帳 | 田中貢太郎 | 5分以内 | |
四手網 俳優の木下がまだ田舎まわりの馬の脚であった時、夜、利根川の土手を歩いていると、むこうの方の川縁に時とすると黒い大きな物があがって、それが星あかりに怪しく見える。 | |||
| ホッキ巻 | 知里真志保 | 5分以内 | |
北海道名産の一つに北寄貝がある。 | |||
| 白紙 | 立原道造 | 5分以内 | |
突然が僕を驚かす。 | |||
| 痛みの効用 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
日本には昔から揉み療治というものがあって、Nの揉み療治などが特に有名である。 | |||
| 雪の話 | 寺田寅彦 | 5分以内 | |
雪の降るのを飛絮の如しとか鵞毛の如しとか形容するは面白いが科学的ではない。 | |||
※©マークのついた作品は著作権が存続しています。 詳細は青空文庫公式サイトの取り扱い基準をご確認のうえ、取り扱いの際は十分注意してください。

