5分以内で読める青空文庫の短編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 愚言二十七箇条 | 国枝史郎 | 5分以内 | |
探偵小説の人生は、日常茶碗の人生とは違う。 | |||
| 学問の独立 | 正宗白鳥 | 5分以内 | |
明治三十年代だが、私が早稻田に學んでゐた時分、「學問の獨立」がこの學園の標語であるやうに、折に觸れて學校經營者から聞かされてゐた。 | |||
| 窓 | 古賀春江 | 5分以内 | |
沢山な窓のある家、 一つ一つの窓から顔が出てゐる。 | |||
| レイモンドの『農民』 | 田山花袋 | 5分以内 | |
第一に私の気に入つたのは、この作が何等の傾向も、思想も、宣伝も持つてゐないことだつた。 | |||
| 一国の首都 | 田山花袋 | 5分以内 | |
『一國の主都』と言ふ大きな繪入の書籍を十年前にある處で見たことがある。 | |||
| 休養を取る日を | 浅沼稲次郎 | 5分以内 | |
もう銀婚式をあげる時がきている。 | |||
| わたしの好きな女優 淡島千景さん | 金森徳次郎 | 5分以内 | |
最近はほとんど映画を見てないんで、好きな女優といわれても困るね。 | |||
| 立秋 | 三好達治 | 5分以内 | |
この一隅に秋立つ日 楓の幹を蟻が上る 急げ 急げ 夕立がくる 鳴神は隈取りをして 灰色の兩手を擴げて ――軒端を蜂が飛んでゐる | |||
| 修道院の月 | 三木露風 | 5分以内 | |
たぐひ稀なうつくしい光をはなつ今宵の月よ。 | |||
| 汽船の改良 | 寺田寅彦 | 5分以内 | |
船に酔わぬ人に云わせると航海ほど愉快なものはない。 | |||
| 地極の天使 | 中原中也 | 5分以内 | |
われ星に甘え、われ太陽に傲岸ならん時、人々自らを死物と観念してあらんことを! われは御身等を呪ふ。 | |||
| 花田清輝論 | 坂口安吾 | 5分以内 | |
花田清輝の名は読者は知らないに相違ない。 | |||
| 最近の犯罪の傾向に就て | 野村胡堂 | 5分以内 | |
支那の詐偽、及び犯罪に関するいろいろな徴候を見ると、非常に緻密な組織になっている。 | |||
| 橋 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
こどものときから妙に橋というものが好きだった。 | |||
| 「ぴ・い・ぷ・る」 | 芥川紗織 | 5分以内 | |
※民話を描く※この一年の間に随分沢山の日本の民話を読みあさりました。 | |||
| 国防と科学 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
近代戦では国防と科学とは切り離し得ぬものと一般に信ぜられているようであるが、自分の考えは少し違う。 | |||
| 勘 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
勘というものは、不思議なものである。 | |||
| 美味論語 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
「まずいものを、なんとかしてうまく食う方法を教えてくれ」という注文がときどぎ[#「ときどぎ」はママ]来るが、まずいものをうまくする……そんな秘法は絶対にない。 | |||
| 智恵子の紙絵 | 高村光太郎 | 5分以内 | |
精神病者に簡単な手工をすすめるのはいいときいてゐたので、智恵子が病院に入院して、半年もたち、昂奮がやや鎮静した頃、私は智恵子の平常好きだつた千代紙を持つていつた。 | |||
| 寒い夜の自我像 | 中原中也 | 5分以内 | |
1 きらびやかでもないけれど、 この一本の手綱をはなさず この陰暗の地域をすぎる! その志明かなれば 冬の夜を、われは嘆かず、 人々の憔燥のみの悲しみや 憧れに引廻される女等の鼻唄を、 我が瑣細なる罰と感じ そが、わが皮膚を刺すにまかす。 | |||
| 怪談牡丹灯籠 | 坪内逍遥 | 5分以内 | |
およそありの儘に思う情を言顕わし得る者は知らず/\いと巧妙なる文をものして自然に美辞の法に称うと士班釵の翁はいいけり真なるかな此の言葉や此のごろ詼談師三遊亭の叟が口演せる牡丹灯籠となん呼做したる仮作譚を速記という法を用いてそのまゝに謄写しとりて草紙となしたるを見侍るに通篇俚言俗語の語のみを用いてさまで華あるものとも覚えぬものから句ごとに文ごとにうたゝ活動する趣ありて宛然まのあたり萩原某に面合わする | |||
| 既成宗教の外 | 与謝野晶子 | 5分以内 | |
人間の思慮の及ぶ所には限度がある。 | |||
| 美食と人生 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
今さら事新しく問題にするのも、チトおかしいようだが、料理も考え方によっては、こんなことが言えるかも知れない。 | |||
| ハワイの雪 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
常夏の国のハワイにも雪が降ることがあるというと、たいていの人は、冗談と思われるであろう。 | |||
| 人形の起源 | 折口信夫 | 5分以内 | |
人形は古くは雛と言つた。 | |||
| 新しい女 | 大杉栄 | 5分以内 | |
僕はいわゆる新しい女に対して、半ば同感すると同時に、また半ば反感する。 | |||
| 歩哨戦 | 今村恒夫 | 5分以内 | |
悪検閲制度をぶっ潰せ 検閲制度改正期成同盟万歳 労働者農民万歳 残虐の限りを尽し暴圧の嵐は絶えず吹き続け 遂に俺達の言葉迄奪った奴等 哀れな奴等の迫害だ 哀れな奴等の猿轡だ 首を締めつける彼奴等の顔へ憫笑の一瞥を投げて 野火の如く囂々と拡がり行くではないか 俺達の火の手 真赤な火の手 虫けらの如く無残にも抹殺され 空しく屍を曝す幾千の言葉 血潮の憤激戦闘の伴侶敵を斃す俺達の鋭利な武器 奴等 | |||
| 宗十郎を悼む | 折口信夫 | 5分以内 | |
播州姫路といへば、沢村一家と因縁のありさうな土地である。 | |||
| 芸術としての探偵小説 | 野村胡堂 | 5分以内 | |
捕物作家である私は探偵小説のファンとしての立場から、探偵小説に対する私見を述べてみたいと思う。 | |||
| 海から昇る太陽 | 三好達治 | 5分以内 | |
ああ海から昇る太陽 太陽 今しののめの 藍と薔薇との混沌を 蹴破つて昇る太陽 かの紅の かのまるく大きなる かの重たげなるもの 虚空のうちを押渡る かのまぶしきもの かの團々たる 黄金光の聖母胎 ああかの 今わが涙にまで そのほのかなる暖かみもてもの言ひかくるもの 太陽 おお太陽 海から昇る太陽 われ永く おん身の朝ごとにそこに在りて かくまるく 大きく 赤く われらが遊星の空高くはるばると さし | |||
| 料理は道理を料るもの | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
日本料理の革新を叫んで星岡を始めたころ、私が板場へ降りて仕事をしだすと、料理材料のゴミが三分の一しか出ないと、ある料理人から言われた。 | |||
| 訪西行庵記 | 島崎藤村 | 5分以内 | |
はらからと袂を分ち、むつましきかぎりに別れをつげて、たゞ/\ものくるはしき一筋にうかれそめ、難波西海のあたりをさまよふこと二月あまり、菅笠の破れたるをいたゞき、身には合羽のふりたるを着し、おもくるしき旅の調度ども前後に背負ひたるさま、まことに怪しき姿して、ことし三月十四日吉野山西行庵に上人の木像を驚かす。 | |||
| 備前焼 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
陶器は絵の描かれたものが大部分である。 | |||
| 初恋 | 中原中也 | 5分以内 | |
最も弱いものは 弱いもの―― 最も強いものは 強いもの―― タバコの灰は 霧の不平―― 燈心は 決闘―― 最も弱いものが 最も強いものに―― タバコの灰が 燈心に―― 霧の不平が 決闘に 嘗てみえたことはありませんでしたか? ――それは初恋です | |||
| 六甲山上の夏 | 九条武子 | 5分以内 | |
薄紫の可憐な松虫草は、大空の星が落した花のような塵にもまみれず、爽やかな夏の朝を、高原のそこここに咲いていた。 | |||
| 妖怪学講義 | 井上円了 | 5分以内 | |
余は、数年来研究せる四百余種の妖怪を八大部門に分かち、一昨年一年間を期して講述し、一時その筆記を印刷して有志諸氏に配布したりしが、その後、四方より続々購読を望まるるものありとて、書肆より切に再版を請求しきたれるをもって、ここに旧稿のまま再び印刷に付することとなす。 | |||
| 徹底的な浜尾君 | 甲賀三郎 | 5分以内 | |
浜尾四郎君は鋭い頭の持主であった。 | |||
| ケシの花 | 三好達治 | 5分以内 | |
ケシの花はマリー・ロランサンの絵を思はしめる。 | |||
| 寝たらぬ日記 | 横光利一 | 5分以内 | |
櫻草が雨に濡れたまま圓陣を造つてゐる。 | |||
| 春 | 太宰治 | 5分以内 | |
もう、三十七歳になります。 | |||
| 雪の障子 | 島崎藤村 | 5分以内 | |
めずらしいものが降った。 | |||
| 現代学生立身方法 | 大隈重信 | 5分以内 | |
まず的確なる目的を定めよ 現今多数の青年の各自に志すところは十人十色、種々多様であろう。 | |||
| 空手道の起原と其の沿革 | 島袋源一郎 | 5分以内 | |
拙著沖縄案内、風俗の章に「唐手」の一項を掲げて置いたが、之はカラ手に関する文献や資料に乏しき為め、首里に於て発表せられた一部人士の研究を参考にして書いたので妥当を欠くが故に此に之を訂正して置く。 | |||
| 今日は無事 | 正宗白鳥 | 5分以内 | |
このごろは淺間山もしきりに煙を噴いてゐる。 | |||
| 水草 | 久生十蘭 | 5分以内 | |
朝の十時ごろ、俳友の国手石亭が葱とビールをさげてやってきた。 | |||
| 将来の日本 | 中江兆民 | 5分以内 | |
熊本の徳富君猪一郎、さきに一書を著わし、題して『将来の日本』という。 | |||
| カン | 長谷川伸 | 5分以内 | |
俳句をむかし少し許りやったことがあるのに、いまだに私は俳句がわからない。 | |||
| 「鐵」の字の古体と古代の文化 | 喜田貞吉 | 5分以内 | |
「鐵」の字古く「銕」また「※[#「金+截」、U+496B、262-2]」に作る。 | |||
| わが愛好する言葉 | 太宰治 | 5分以内 | |
どうも、みんな、佳い言葉を使い過ぎます。 | |||
| 他界の味其他 | 国枝史郎 | 5分以内 | |
マーテルリンクの諸作、わけても「群盲」や「侵入者」や「タンタジールの死」などには、運命的、象徴的、等々々の味があり、それが凝って、他界的の味となっている。 | |||