講和問題について
宮本百合子
『講和問題について』は青空文庫で公開されている宮本百合子の短編作品。804文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数 | 5分以内 804文字 |
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書き出し書出 | 二、三日前の新聞に、北満の開拓移民哈達河開拓団二千名の人々が、敗戦と同時に日本へ引揚げて来る途中、反乱した満州国軍の兵に追撃され、四百数十名の婦女子が、家族の内の男たちの手にかかって自決させられたという記事がありました。 |
初出 | 「ゼンセン」全日本造船労働組合機関紙、1950(昭和25)年1月16日号 |
底本 | 宮本百合子全集 第十六巻 |
表記 | 新字新仮名 |
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