寺田寅彦の全作品
青空文庫で公開されている寺田寅彦の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青空文庫で公開されている寺田寅彦の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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鐘に釁る | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
昔シナで鐘を鋳た後にこれに牛羊の鮮血を塗ったことが伝えられている。 | |||
自然界の縞模様 | 寺田寅彦 | 60分以内 | |
ここでかりに「縞模様」と名づけたのは、空間的にある週期性をもって排列された肉眼に可視的な物質的形象を引っくるめた意味での periodic pattern の義である。 | |||
物質群として見た動物群 | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
せんだって、駿河湾北端に近い漁場における鰺(あじ)の漁獲高と伊豆付近の地震の頻度との間にある関係があるらしいということについて簡単な調査の結果を発表したことがあった。 | |||
感覚と科学 | 寺田寅彦 | 5分以内 | |
近代の物理科学は、自然を研究するための道具として五官の役割をなるべく切り詰め自然を記載する言葉の中からあらゆる人間的なものを削除する事を目標として進んで来た。 | |||
神話と地球物理学 | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
われわれのように地球物理学関係の研究に従事しているものが国々の神話などを読む場合に一番気のつくことは、それらの説話の中にその国々の気候風土の特徴が濃厚に印銘されており浸潤していることである。 | |||
科学と文学 | 寺田寅彦 | 1時間〜 | |
緒言子供の時分に、学校の読本以外に最初に家庭で授けられ、読むことを許されたものは、いわゆる「軍記」ものであった。 | |||
人魂の一つの場合 | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
ことしの夏、信州のある温泉宿の離れに泊まっていたある夜の事である。 | |||
疑問と空想 | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
ほととぎすの鳴き声信州沓掛駅近くの星野温泉に七月中旬から下旬へかけて滞在していた間に毎日うるさいほどほととぎすの声を聞いた。 | |||
時の観念とエントロピーならびにプロバビリティ | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
時の観念に関しては、哲学者の側でいろいろ昔からむつかしい議論があったようである。 | |||
先生への通信 | 寺田寅彦 | 60分以内 | |
ヴェニスからお寺の鳩(はと)に豆を買ってやることは日本に限ることと思っていましたがここのサンマルコのお寺の前でも同じことをやっています。 | |||
病院の夜明けの物音 | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
朝早く目がさめるともうなかなか二度とは寝つかれない。 | |||
病室の花 | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
発病する四五日前、三越へ行ったついでに、ベコニアの小さい鉢を一つ買って来た。 | |||
丸善と三越 | 寺田寅彦 | 60分以内 | |
子供の時分から「丸善」という名前は一種特別な余韻をもって自分の耳に響いたものである。 | |||
自画像 | 寺田寅彦 | 60分以内 | |
四月の始めに山本鼎氏著「油絵のスケッチ」という本を読んで急に自分も油絵がやってみたくなった。 | |||
春寒 | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
スカンジナヴィアの遠い昔の物語が、アイスランド人の口碑に残って伝えられたのを、十二世紀の終わりにスノルレ・スツール・ラソンという人が書きつづった記録が Heimskringla という書物になって現代に伝えられている。 | |||
春六題 | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
暦の上の季節はいつでも天文学者の計画したとおりに進行して行く。 | |||
田園雑感 | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
現代の多くの人間に都会と田舎とどちらが好きかという問いを出すのは、蛙(かえる)に水と陸とどっちがいいかと聞くようなものかもしれない。 | |||
写生紀行 | 寺田寅彦 | 60分以内 | |
去年の春から油絵の稽古を始めた。 | |||
笑い | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
子供の時分から病弱であった私は、物心がついてから以来ほとんど医者にかかり通しにかかっていたような漠然とした記憶がある。 | |||
案内者 | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
どこかへ旅行がしてみたくなる。 | |||
断水の日 | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
十二月八日の晩にかなり強い地震があった。 | |||
亮の追憶 | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
亮(りょう)の一周忌が近くなった。 | |||
一つの思考実験 | 寺田寅彦 | 60分以内 | |
私は今の世の人間が自覚的あるいはむしろ多くは無自覚的に感ずるいろいろの不幸や不安の原因のかなり大きな部分が、「新聞」というものの存在と直接関係をもっているように思う。 | |||
浮世絵の曲線 | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
浮世絵というものに関する私の知識は今のところはなはだ貧弱なものである。 | |||
二十四年前 | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
ちょうど今から二十四年前の夏休みに、ただ一度ケーベルさんに会って話をした記憶がある。 | |||
伊吹山の句について | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
昨年三月の「潮音」に出ている芭蕉(ばしょう)俳句研究第二十四回の筆記中に千川亭おりおりに伊吹を見てや冬ごもりという句について、この山の地勢や気象状態などが問題になっていて、それについていろいろ立ち入った研究があったようである。 | |||
池 | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
大学の池のまわりも、去年の火事で、だいぶ様子が変わってしまった。 | |||
路傍の草 | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
車上「三上」という言葉がある。 | |||
備忘録 | 寺田寅彦 | 60分以内 | |
仰臥漫録何度読んでもおもしろく、読めば読むほどおもしろさのしみ出して来るものは夏目先生の「修善寺日記」と子規の「仰臥漫録」とである。 | |||
日本楽器の名称 | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
楽器の歴史は非常に古いものである。 | |||
Liber Studiorum | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
震災後復興の第一歩として行なわれた浅草凌雲閣の爆破を見物に行った。 | |||
時事雑感 | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
煙突男ある紡績会社の労働争議に、若い肺病の男が工場の大煙突の頂上に登って赤旗を翻し演説をしたのみならず、頂上に百何十時間居すわってなんと言ってもおりなかった。 | |||
青衣童女像 | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
木枯らしの夜おそく神保町を歩いていたら、版画と額縁を並べた露店の片すみに立てかけた一枚の彩色石版が目についた。 | |||
カメラをさげて | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
このごろ時々写真機をさげて新東京風景断片の採集に出かける。 | |||
連句雑俎 | 寺田寅彦 | 1時間〜 | |
連句の独自性日本アジア協会学報第二集第三巻にエー・ネヴィル・ホワイマント氏の「日本語および国民の南洋起原説」という論文が出ている。 | |||
ラジオ・モンタージュ | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
プドーフキンやエイゼンシュテインらの映画の芸術的価値が世界的に認められると同時に彼らのいわゆるモンタージュの理論がだいぶ持てはやされ、日本でもある方面ではこのモンタージュということが一種のはやり言葉になったかのように見える。 | |||
青磁のモンタージュ | 寺田寅彦 | 5分以内 | |
「黒色のほがらかさ」ともいうものの象徴が黒楽の陶器だとすると、「緑色の憂愁」のシンボルはさしむき青磁であろう。 | |||
読書の今昔 | 寺田寅彦 | 60分以内 | |
現代では書籍というものは見ようによっては一つの商品である。 | |||
映画の世界像 | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
映画のスクリーンの平面の上に写し出される光と影の世界は現実のわれらの世界とは非常にかけはなれた特異なものであって両者の間の肖似はむしろきわめてわずかなものである。 | |||
「手首」の問題 | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
バイオリンやセロをひいてよい音を出すのはなかなかむつかしいものである。 | |||
映画雑感(Ⅰ) | 寺田寅彦 | 1時間〜 | |
「バード南極探険」は近ごろ見た映画の内でおもしろいものの一つであった。 | |||
生ける人形 | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
四十年ほど昔の話である。 | |||
映画芸術 | 寺田寅彦 | 1時間〜 | |
緒言映画はその制作使用の目的によっていろいろに分類される。 | |||
音楽的映画としての「ラヴ・ミ・トゥナイト」 | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
この音楽的映画の序曲は「パリのめざめ」の表題楽で始まる。 | |||
俳諧の本質的概論 | 寺田寅彦 | 60分以内 | |
古い昔から日本民族に固有な、五と七との音数律による詩形の一系統がある。 | |||
夏目漱石先生の追憶 | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
熊本第五高等学校在学中第二学年の学年試験の終わったころの事である。 | |||
田丸先生の追憶 | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
なくなってまもない人の追憶を書くのはいろいろの意味で困難なものである。 | |||
北氷洋の氷の割れる音 | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
一九三二年の夏の間に、シベリアの北の氷海を一艘(そう)のあまり大きくない汽船が一隊の科学者の探険隊を載せて、時々行く手をふさぐ氷盤を押し割りながら東へ東へと航海していた。 | |||
鎖骨 | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
子供が階段から落ちてけがをした。 | |||
火事教育 | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
旧臘押し詰まっての白木屋の火事は日本の火災史にちょっと類例のない新記録を残した。 |