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岸田国士の全作品

青空文庫で公開されている岸田国士の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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作品名著者読了時間人気
文化運動への反省岸田国士
30分以内
翼賛運動の発足と同時に文化新体制といふ声が起つてきました。
「ドストエーフスキイ全集」推薦の辞岸田国士
5分以内
ドストイエフスキイの小説は、人類の残した業績の最も偉大なものの一つであることは云ふまでもないが、この天才が露西亜に生れたといふことを、われわれは特に注意すべきであると思ふ。
外国語教育岸田国士
30分以内
今日、わが国における外国語の問題を考へるとすれば、およそ次の三点、即ち、この歴史的転換期に直面して外国語教育はいつたいどう取扱はるべきかといふこと、次には国際的な関係が一層複雑微妙になつて来たかういふ時代に、外国語の活用ないし利用がどんな状態にあるか、つまり日本人としていまどの程度に外国語を実際に生かして使つてゐるかといふこと、もう一つは、日本語の海外進出に絡んで、やはり日本語を一応ほかの国から観た外国語として考へてみるといふこと、これらの点が主として問題になると思ふ。
夢と実現の能力岸田国士
5分以内
私は小学校以来自分の卒業した学校の式以外に卒業式といふものには列席した経験がありません。
戦時下の文化運動岸田国士
30分以内
「決戦下における翼賛文化運動実践の具体的方針」について、私から御相談申上げるのでありますが、先程「論議の時代は過ぎた」とは一応は申しましたけれども、しかし吾々文化運動に携るものの間に、確乎たる共通の理念をつくつておくことが、是非共必要であると存じます。
『私の生活技術』の跋岸田国士
5分以内
現代の日本人は正しい「生活観」をもつてゐないといふことが、いろいろの場合に証明できるのであるが、それと同時に、広い意味における「生活の技術」を何時の間にか失つて、非常にギゴチない、国民としてはある意味で可なり損な「生活のし方」をしてゐる事実を誰も否定できないと思ふ。
優にやさしき心岸田国士
30分以内
今こそ日本人といふ日本人は一人残らず、共通の感激、共通の幸福感、そして、共通の矜りをもつてゐるといふことがはつきり云へます。
生活力の強化岸田国士
30分以内
大政翼賛運動の発足以来、全国に自発的に起つてきた運動の一つに文化運動がありますが、この運動の中には、翼賛運動の本来の性格に未だ副はぬものも可なりあるやうであります。
生活のうるほひ岸田国士
30分以内
趣味といふ言葉は非常に広く使はれてゐますが、一般には好きなことゝいふ程度に解釈され、読書、映画、スポーツ、釣、将棋などと雑多なものが一様に趣味といふ範囲に入れられてしまふわけでありますが、ほんたうをいふと、高い精神的な訓練を経て、初めてそれを趣味として身につけるやうな種類のものもあり、またほんのやり方を覚えさへすれば、一通り遊びとしての暇つぶしの出来るやうなものなど、色々あります。
『素人演劇運動の理念と方策』の序岸田国士
5分以内
素人演劇には良いものと悪いものとがある。
「演劇」巻頭言岸田国士
5分以内
今日演劇について語らうと思へば、勢ひ日本文化の現在のすがたについて考へてみないわけにいかない。
「満洲国各民族創作選集」選者のことば岸田国士
5分以内
満洲に文学が生れようとしてゐる。
一つの試案岸田国士
10分以内
先ごろから、魚屋、八百屋、菓子屋などの店先き、多くの主婦たちが一列に並んで順の来るのを待つてゐる買物風景は、どこへ行つても見ないといふわけにはゆかない。
『日本を観る』の序に代へて岸田国士
5分以内
われら日本人は先づわれら日本人のなんたるかを識らねばならぬとは、近頃誰でもが口にするところであるが、その「識り方」にはいろいろの角度があつて、これをおほざつぱに分けてみても、自信をもつための識り方と、反省警戒の資料としての識り方とがあると思ふ。
『桜樹』の序岸田国士
5分以内
日本人のすべてが、いま無意識にもとめてゐるものがある。
演劇と政治岸田国士
60分以内
二つの角度「演劇と政治」といふ題目を与へられたが、私は「演劇」について語り得るほど「政治」について語ることはできない。
「矜り」と「嗜み」岸田国士
5分以内
問題はいはゆる国民錬成の効果についてといふのであるが、私はこの錬成といふ意味を、特定の団体なり機関なりが、その企画として一定数の人員を集め、ある方式によつて一定期間錬成を施すといふ、そのことだけに限らず、時局そのものの必然的な圧力が、むしろ一種の指導的、推進的な作用となつて、国民全体の自覚と発奮を促し、そこに期せずして「錬成」の実を挙げてゐるといふ、そのことをも含めて考へてみたいのである。
『南方絵筆紀行』の序岸田国士
5分以内
明石哲三君は鋭い感覚の画家であり、「生きもの」に興味をもつ自然科学者であり、しかも、最も人間の原始的なすがたを愛する詩人である。
妻の日記岸田国士
60分以内
かういふ場所で私事を語ることは、由来、私の最も好まぬところである。
空地利用岸田国士
30分以内
思想と性格「思想」といふ言葉がたびたび口にされる。
新しい芝居岸田国士
5分以内
文学座はいはゆる「新劇」に非る新しい劇の樹立を標榜して立つた。
戦争指導者岸田国士
5分以内
流頭。
隣組の文化運動岸田国士
5分以内
大政翼賛会文化部を中心に「隣組文化運動」に関する懇談会が開かれた。
隣組長として岸田国士
5分以内
私は今度隣組長の役を買つて出た。
文化職域について岸田国士
30分以内
大政翼賛運動の発足に先立つて、国民組織といふ問題が政治的に取りあげられ、更に、近衛内閣の出現と同時に、職域奉公といふ言葉が世上にひろまつた。
『力としての文化』まえがき岸田国士
30分以内
私は最近二年間、大政翼賛会文化部の仕事を引受け、国民組織として整備すべき文化機構に関し、また、国民運動として取りあぐべき各種文化問題について、いろいろ自分でも研究し、各方面の意見も徴したのですが、なにしろその範囲は無限に広く、一つ一つの問題が極めて深い根柢のうへに立つてゐるといふことを知るにつけ、先づどこから手をつけるべきかといふことに屡※迷つたのであります。
文化とは岸田国士
60分以内
「文化」といふ言葉の意味から説明していきませう。
日本文化の特質岸田国士
60分以内
「文化」は国土と歴史との所産であります。
戦争と文化岸田国士
1時間〜
昭和十六年の一月、即ちまる二年前、私はラジオを通じて「国防と文化」といふ題の講演をしました。
青年の矜りと嗜み岸田国士
1時間〜
矜りとは自ら恃(たの)むところがあることであります。
青年の夢と憂欝岸田国士
60分以内
青春は夢多き時代です。
一言(『岸田秋子』について)岸田国士
5分以内
亡妻秋子について私がこゝで語ることは差控へたい。
「サント・ブウヴ選集」推薦の言葉岸田国士
5分以内
批評は科学でもあり芸術でもあるといふ意味に於て、サント・ブウヴは正に批評家の典型である。
農村の文化について岸田国士
30分以内
皇国農村の建設といふことが近頃叫ばれてゐる。
芥川賞(第十八回)選評岸田国士
5分以内
「棉花記」、「和紙」、「伝染病院」、「淡墨」、「道」の五篇のうちから、私は「和紙」を推すことにした。
心理の洞察岸田国士
5分以内
国民は当面の事態をもはやはつきり知つてゐる。
空襲時に於ける興行非常対策について岸田国士
30分以内
一、警戒警報発令中の興行に関しては、其の期間、劇場、映画館の閉鎖を以て一応の対策と見做し、目下これに従つてゐるのであるが、警報長期に亙る場合、然も早急に解除の見込立たざる情勢下に於ては、各地方官庁に於て適宜必要に応じ、興行場の再開を許可する方針らしいけれども、其の内容及興行方法に就ては、自ら臨時的考慮を加へなければならぬであらう。
地方文学の曙光岸田国士
30分以内
日本は何処へ行つても日本だといふことを私は近頃ますます強く感じる。
芥川賞(第二十回)選評岸田国士
5分以内
私の手許に送られて来た作品は、いづれもなかなか佳いものであつた。
其日、其日の気持岸田国士
5分以内
最近二ヶ月ぶりで東京へ出た。
『敗戦の倫理』編者のことば岸田国士
5分以内
こゝに集めたいくつかの文章は、最近の諸雑誌を通じて私の眼にふれたもののなかから、これは是非青年諸君に熟読してもらひたいと思つた評論感想の類を選んで再録したものである。
『美しい話』まへがき岸田国士
10分以内
「美しい」ものを「美しい」と感じる心は誰にでもあるはずだが、「ほんたうに美しい」ものと「みかけだけ美しい」ものとの区別がつかなくなつてゐる人はずいぶん多い。
飯田の町に寄す岸田国士
5分以内
飯田美しき町山ちかく水にのぞみ空あかるく風にほやかなる町飯田静かなる町人みな言葉やわらかに物音ちまたにたゝず粛然として古城の如く丘にたつ町飯田ゆたかなる町財に貧富あれども身に貴賤ありとおぼへず一什一器かりそめになく老若男女、みなそれぞれの詩と哲学とをもつ町飯田ゆかしき町家々みな奥深きものをつゝみひとびと礼にあつく軒さび...
「劇作」に告ぐ岸田国士
5分以内
ずいぶん旧いことだが、「劇作」が創刊される頃はたしかに新劇の世界に一つの機運がもり上つてゐた。
森本薫君について岸田国士
5分以内
森本薫君の作品を読むと非常に新しい美しさを感じるけれども、さてその森本君のほんたうの新しさといふものは何であるかよくわからないといふ批評があります。
選者の言葉岸田国士
5分以内
本年度の、すなはち、最初の「世界文学賞」を贈られるのが渡辺一夫氏の訳、ラブレエの「パンタグリュエル」(白水社刊行)ときまつた。
日本人とは?岸田国士
1時間〜
「大事なこと」とは?三年間の蟄居生活が私に教へたことは、「なにもしない」といふことの気安さと淋しさである。
『日本人とはなにか』まへがき岸田国士
10分以内
雑誌「玄想」の創刊号から十回に亙つて毎号「宛名のない手紙」といふ題で発表した文章をこゝに一冊の本として出すことにした。
『日本人とは?』再刊にあたつて岸田国士
5分以内
この書物は旧版の前がきにあるとほり、終戦直後、あわたゞしい空気のなかで、自分のうちにくすぶつてゐる感情を一応整理するつもりで書いたメモに類するものである。
十年の足跡岸田国士
5分以内
文学座の歴史はまだ十年であるが、かういふ性質の劇団で十年の一貫した歴史をもつことはまづ珍しい部類に属すると思ふ。
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