飯田の町に寄す
岸田国士
『飯田の町に寄す』は青空文庫で公開されている岸田国士の短編作品。389文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数 | 5分以内 389文字 |
人気 | 0PV |
書き出し書出 | 飯田美しき町山ちかく水にのぞみ空あかるく風にほやかなる町飯田静かなる町人みな言葉やわらかに物音ちまたにたゝず粛然として古城の如く丘にたつ町飯田ゆたかなる町財に貧富あれども身に貴賤ありとおぼへず一什一器かりそめになく老若男女、みなそれぞれの詩と哲学とをもつ町飯田ゆかしき町家々みな奥深きものをつゝみひとびと礼にあつく軒さび... |
初出 | 「飯田市報 第一号」1947(昭和22)年6月26日 |
底本 | 岸田國士全集27 |
表記 | 新字旧仮名 |
※「人気」は青空文庫の過去10年分のアクセスランキングを集計した累計アクセス数から算出しています。