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5分以内で読める青空文庫の短編作品

青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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作品名著者読了時間人気
煎薬長谷川時雨
5分以内
腸を拂ふと欝血散じ、手足も暖まり頭輕く、肩張りなんぞ飛んでゆくと、三上の友人が漢方醫を同道されて、藥効神のごとしといふ煎藥をすすめてゆかれたので、わたしはそれを一服、ちよつと失禮して見た。
佃のわたし長谷川時雨
5分以内
暗の夜更にひとりかへる渡し船、殘月のあしたに渡る夏の朝、雪の日、暴風雨の日、風趣はあつてもはなしはない。
菜の花長谷川時雨
5分以内
水油なくて寢る夜や窓の月(芭蕉)  の句は、現代のものには、ちよつとわかりにくいほど、その時代、またその前々代の、古い人間生活と、菜の花との緊密なつながりを語つてゐる。
長谷川時雨
5分以内
趣味とは、眺めてゐるものと、觸はつて見るもの、觸れなければ堪能できないものと、心に養つてゐるものとがある。
長谷川時雨
5分以内
桃。
吾が愛誦句長谷川時雨
5分以内
六歳のをり、寺小屋式の小學校へはいりまして、その年の暮か、または一二年たつてかのお席書きに、「南山壽」といふのを覺えました。
私の顔長谷川時雨
5分以内
寫眞を出して並べたわたくしの顏は、どれもこれも、みんな違つてゐる。
沖縄舞踊に見る三要素折口信夫
5分以内
沖縄の舞踊は、全体に、今常識的に、まひと称してゐるものと、をどりと称してゐるものとを兼ね備へてゐる。
黒川能・観点の置き所折口信夫
5分以内
山形県には、秋田県へかけて、室町時代の芸能に関した民俗芸術が多く残つて居ります。
同胞沖縄の芸能の為に折口信夫
5分以内
渡嘉敷守良君が戦争中を無事でゐたことは、何にしても、琉球芸能にとつて幸であつたと思ふ。
数寄屋橋夜景木村荘八
5分以内
僕の描いたこの絵は果して非常に「東京」の感じがするのかどうか、ぼくにはわからない。
立見の金網について木村荘八
5分以内
立見の金網  図は「木下杢太郎」こと太田正雄氏の写生画を借りるものであるが(小生模写)、遺憾のことには画中に日附もなければ、場所のかき入れもない。
村で見た黒川能折口信夫
5分以内
黒川能東京公演に先だつこと二个月、私は偶然あの村(黒川村)に行き合はせて能及び狂言を見ることが出来た。
花火の夢木村荘八
5分以内
花火で忘られない記憶は、私の家の屋根へ風船の付いた旗の落ちたことだ。
刎橋の受け台について木村荘八
5分以内
吉原のおはぐろ溝とこれに架かつた刎橋――(一葉がこの字を使つている)――「たけくらべ」にいふ「……垢ぬけのせし三十あまりの年増、小ざつぱりとせし唐棧ぞろひに紺足袋はきて、雪駄ちやらちやら忙がしげに横抱きの小包はとはでもしるし、茶屋が棧橋とんと沙汰して、廻り遠やこゝからあげまする、誂へ物の仕事やさんとこのあたりに言ふぞかし……」、この棧橋。
「東京恋慕帖」自序正岡容
5分以内
おもへば大空襲に先立つ年余、日に/\荒蕪し行く東京都ではあつたが、郷土故の愛情はまた格別で、いまのうちに私の全作品の心臓をなしてゐるこの東京のおもひでをかき付けておかうとおもひ立ちどうやら「東京伝統美」と題し「わが日和下駄」と傍書した三百枚ちかい作品ができ上がつた。
歌舞妓とをどり折口信夫
5分以内
東京と上方とでは舞踊家の態度が異つてゐる。
実感織田作之助
5分以内
文子は十七の歳から温泉小町といわれたが、 「日本の男はみんな嘘つきで無節操だ。……」  だからお前の亭主には出来ん――という父親の言落を素直にきいているうちにいつか二十九歳の老嬢になり秋は人一倍寂しかった。
星の劇場織田作之助
5分以内
「歩哨に立って大陸の夜空を仰いでいるとゆくりなくも四ッ橋のプラネタリュウムを想いだした……」と戦地の友人から便りがあったので、周章てて四ッ橋畔の電気科学館へ行き六階の劇場ではじめてプラネタリュウムを見た。
薬局織田作之助
5分以内
その男は毎日ヒロポンの十管入を一箱宛買いに来て、顔色が土のようだった。
絵はがき堀辰雄
5分以内
一九三〇年八月十七日、K村にて  僕がホテルのベッドに横になつて、讀書をしてゐたら、窓から、向日葵の奴がしきりにそれをのぞきこむのだ。
新人紹介堀辰雄
5分以内
一、履歴、僕は千九百四年十二月東京に生れた。
山日記その二堀辰雄
5分以内
十月九日  こちらはもう秋が深い。
パイプについての雑談堀辰雄
5分以内
この二三日、咽喉が痛くてしかたがない。
「古代感愛集」読後堀辰雄
5分以内
お寒くなりました しかしそれ以上に寒ざむしい世の中の變り果てた有樣のやうでございますね ときどき東京に行つて歸つてきた友人などに東京の話を聞くたびに、先生などいかがお暮らしかと、心の痛いやうな思ひをいたします さういふ折など、いつぞや頂戴いたした御手づつの「古代感愛集」を披いては、さういふ一切を超えられた、先生の搖ぎもなさらぬやうなお姿を偲んでは、何かと心を擾しがちな自分の氣おくれを叱つて居ります
或外国の公園で堀辰雄
5分以内
「……伊太利は好い效果を與へてくれましたけれど、こんどは私には北方が、空間が、風が必要になつたやうな氣がいたします……」と、一九〇四年四月二十九日、當時羅馬に滯在してキエルケゴオル、ヤコブセン等の作品を好んで讀んでゐたライネル・マリア・リルケはそのスカンヂナヴィア在住の女友達エレン・ケイに宛てて書いてゐる。
嘉村さん堀辰雄
5分以内
嘉村礒多さんとは三遍ばかりお會ひしました。
(きのふプルウストの……)堀辰雄
5分以内
きのふプルウストの小説を讀んでゐましたら小説家のベルゴットの死を描いた一節に逢着しました。
高原にて堀辰雄
5分以内
昨日の夕方、輕井澤から中山道を自動車で沓掛、古宿、借宿、それから追分と、私の滯在してゐる村まで歸つてきたが、その古宿と借宿との間には高原のまん中にぽつんぽつんと半ばこはれかかつた氷室がいくつも立つてゐて、丁度いまそのあたり一面に蕎麥の白い花が咲きみだれてゐて、何とも云へず綺麗だつた。
心の仕事を堀辰雄
5分以内
御手紙拜見しました。
さらにふたたびライネル・マリア・リルケ
5分以内
さらにふたたび、よしや私達が愛の風景ばかりでなく、 いくつも傷ましい名前をもつた小さな墓地をも、 他の人達の死んでいつた恐ろしい沈默の深淵をも 知つてゐようと、さらにふたたび、私達は二人して 古い樹の下に出ていつて、さらにふたたび、身を横たへよう 花々のあひだに、空にむかつて。
辻野久憲君堀辰雄
5分以内
辻野君のこと、大へん悲しい。
端書堀辰雄
5分以内
何か書きたいと思つて、いろいろ考へてゐるのだけれど、つい怠けて――怠けてゐるくらゐ僕の健康にいいことはないので――なかなか思ひ立つて書けないのです。
葉桜日記堀辰雄
5分以内
――私は、中野重治の譯したハイネの手紙の寫しが以前から私の手許にあるので、それを私の雜誌に載せたいと思つてゐるが、二三個處意味不明のところがある。
花を持てる女堀辰雄
5分以内
私がまだ子供の時である。
春浅き日に堀辰雄
5分以内
二三日前の或る温かなぽかぽかするやうな午後、僕はうかうかと三宅坂から赤坂見付まで歩いてしまつた。
ライネル・マリア・リルケ
5分以内
まだすこしもスポオツの流行らなかつた昔の冬の方が私は好きだ。
豆自伝堀辰雄
5分以内
私が四歳の五月の節句のとき、隣家から發した火事のために、私の五月幟も五月人形もみんな燒けてしまつた。
行く春の記堀辰雄
5分以内
三月のはじめから又僕は病氣でねてゐました。
わぎもこ堀辰雄
5分以内
妻の母方の祖父は、土屋彦六といつて、明治のころ、靜岡で牧師をしてゐた。
エマオの旅びと堀辰雄
5分以内
「我々はエマオの旅びとたちのやうに我々の心を燃え上らせるクリストを求めずにはゐられないのであらう。」これは芥川さんの絶筆「續西方の人」の最後の言葉である。
「エル・ハヂ」など堀辰雄
5分以内
「羅馬を後にして、カンパニヤの野邊を横り、アルバノの山の東を走り、險しき山の崖、石多き川の谷を過ぎ、いつしかカッシノに著けば、近くモンテ・カッシノ山の聳ゆるあり、僧院の建物見ゆ。」とは濱田青陵の南歐遊記の一節である。
CARTE POSTALE堀辰雄
5分以内
夕暮である。
ジャム、君の家はシャルル・ゲラン
5分以内
「マルテの手記」の一節に、巴里の陋巷で苦惱に充ちた生活をしてゐる孤獨なマルテが、或日圖書館で讀んだ一人の田園詩人――山のなかの靜かな古い家で、花や小鳥や書物などを相手にして暮らしてゐられるその幸福な詩人のことをひそかに羨望するところがある。
「スタヴロギンの告白」の訳者に堀辰雄
5分以内
リルケの「M・L・ブリッゲの手記」を譯してゐると、神西清がきて、いきなり今晩中に何でもいいから自分宛に手紙を書いてくれと言ふのだ。
トレドの風景ライネル・マリア・リルケ
5分以内
一九一二年秋、リルケは一人飄然と西班牙に旅した。
ノオト堀辰雄
5分以内
この「窓」(Les Fen※tres)一卷は、ライネル・マリア・リルケがその晩年餘技として佛蘭西語で試みたいくつかの小さな詩集のうちの一つである。
「マルテの手記」堀辰雄
5分以内
丁抹の若い貴族マルテ・ラウリッツ・ブリッゲがその敗殘の身をパリの一隅によせ、其處でうらぶれた人々にまじつて孤獨な生活をはじめる。
モオリアックのこと堀辰雄
5分以内
現代作家の中で誰が一番好きかと問はれたら、僕は躊躇せずにモオリアックの名を擧げるだらう。
モオリス・ド・ゲランライネル・マリア・リルケ
5分以内
モオリス・ド・ゲランの作品は、その製作過程においてその效果を考へたやうなところの少しも感ぜられない、稀有なる作品の一つである。
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