5分以内で読める青空文庫の短編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
101-150件 / 全4,785件
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 自作を語る | 太宰治 | 5分以内 | |
私は今日まで、自作に就いて語った事が一度も無い。 | |||
| 寒山拾得 | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
久しぶりに漱石先生の所へ行つたら、先生は書斎のまん中に坐つて、腕組みをしながら、何か考へてゐた。 | |||
| 道程 | 高村光太郎 | 5分以内 | |
どこかに通じてる大道を僕は歩いてゐるのぢやない 僕の前に道はない 僕の後ろに道は出來る 道は僕のふみしだいて來た足あとだ だから 道の最端にいつでも僕は立つてゐる 何といふ曲りくねり 迷ひまよつた道だらう 自墮落に消え滅びかけたあの道 絶望に閉ぢ込められたあの道 幼い苦惱にもみつぶされたあの道 ふり返つてみると 自分の道は戰慄に値ひする 四離滅裂な 又むざんな此の光景を見て 誰がこれを 生命の道と | |||
| 罪・苦痛・希望・及び真実の道についての考察 | フランツ・カフカ | 5分以内 | |
1 眞實の道は一本の繩――別に高く張られてゐるわけではなく、地上からほんの少しの高さに張られてゐる一本の繩を越えて行くのだ。 | |||
| 若鮎の塩焼き | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
新緑の味覚は、若あゆの塩焼きからといってもよい。 | |||
| イズムと云ふ語の意味次第 | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
イズムを持つ必要があるかどうか。 | |||
| 将来の日本 | 新島襄 | 5分以内 | |
余が友徳富猪一郎君さきに『将来の日本』と称する一冊子を編著し、これを余に贈り、あわせて余の一言を求めらる。 | |||
| 剣の四君子 | 吉川英治 | 5分以内 | |
題して剣の四君子という。 | |||
| あじさい | 佐藤春夫 | 5分以内 | |
――あの人があんなふうにして不意に死んだのでなかったら、仮にまあ長い患のあとででもなくなったのであったら、きっと、あなたと私とのことを、たとえばいいとか決していけないとか、何かしらともかくもはっきりと言い置いたろう……わたしはどうもそんな気がするのです。 | |||
| 新しい形の個人主義 | 太宰治 | 5分以内 | |
所謂社会主義の世の中になるのは、それは当り前の事と思わなければならぬ。 | |||
| 「侏儒の言葉」の序 | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
「侏儒の言葉」は必しもわたしの思想を傳へるものではない。 | |||
| 一番気乗のする時 | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
僕は一体冬はすきだから十一月十二月皆好きだ。 | |||
| 海 | 太宰治 | 5分以内 | |
東京の三鷹の家にいた頃は、毎日のように近所に爆弾が落ちて、私は死んだってかまわないが、しかしこの子の頭上に爆弾が落ちたら、この子はとうとう、海というものを一度も見ずに死んでしまうのだと思うと、つらい気がした。 | |||
| しるこ | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
久保田万太郎君の「しるこ」のことを書いてゐるのを見、僕も亦「しるこ」のことを書いて見たい欲望を感じた。 | |||
| 朝のヨット | 山川方夫 | 5分以内 | |
曙の色がほのかに東の空を染めて、間もなくその日の最初の太陽の光が、はるかな海面を錫箔のように輝かせた。 | |||
| 古事記 | 武田祐吉 | 5分以内 | |
一 本書は、古事記本文の書き下し文に脚註を加えたもの、現代語譯、解説、および索引から成る 一 古事記の本文は、眞福寺本を底本とし、他本をもつて校訂を加えたものを使用した。 | |||
| 飯田蛇笏 | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
或木曜日の晩、漱石先生の処へ遊びに行っていたら、何かの拍子に赤木桁平が頻に蛇笏を褒めはじめた。 | |||
| 志賀直哉に文学の問題はない | 坂口安吾 | 5分以内 | |
太宰、織田が志賀直哉に憤死した、という俗説の一つ二つが現われたところで、異とするに足らない。 | |||
| 「味の素」発明の動機 | 池田菊苗 | 5分以内 | |
余が化学を修め始めたるは明治十三年余が十七歳の時にして、主としてロスコー、ファウン=ミルラー、ミューアなどの英書に就きて斯学の初歩を講じたるものなるが、多くもあらぬ小遣銭は尽く薬品器具の購入に費し、家人の迷惑をも顧みず酸類にて衣服や畳に孔を穿ち又硫化水素などを弄びて実験を行ふを唯一の楽とせり。 | |||
| 春の詩集 | 河井酔茗 | 5分以内 | |
あなたの懐中にある小さな詩集を見せてください かくさないで――。 | |||
| 黙々静観 | 勝海舟 | 5分以内 | |
一個人の百年は、ちやうど国家の一年位に当るものだ。 | |||
| 伊東から | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
拝啓。 | |||
| 「鏡花全集」目録開口 | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
鏡花泉先生は古今に独歩する文宗なり。 | |||
| 星とピエロ | 中原中也 | 5分以内 | |
何、あれはな、空に吊した銀紙ぢやよ かう、ボール紙を剪つて、それに銀紙を張る、 それを綱か何かで、空に吊し上げる、 するとそれが夜になつて、空の奥であのやうに 光るのぢや。 | |||
| 黒衣聖母 | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
――この涙の谷に呻き泣きて、御身に願いをかけ奉る。 | |||
| 『注文の多い料理店』新刊案内 | 宮沢賢治 | 5分以内 | |
イーハトヴは一つの地名である。 | |||
| てんぷらの茶漬け | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
てんぷらの茶漬けは油っ濃いもので、油っ濃いものの好きな方に好かれるのは無論である。 | |||
| 読書子に寄す | 岩波茂雄 | 5分以内 | |
真理は万人によって求められることを自ら欲し、芸術は万人によって愛されることを自ら望む。 | |||
| 一歩前進二歩退却 | 太宰治 | 5分以内 | |
日本だけではないようである。 | |||
| 芥川竜之介氏を弔ふ | 泉鏡花 | 5分以内 | |
玲瓏、明透、その文、その質、名玉山海を照らせる君よ。 | |||
| 軽井沢で | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
黒馬に風景が映つてゐる。 | |||
| 巌頭の感 | 藤村操 | 5分以内 | |
悠々たる哉天壌。 | |||
| 恋 | 宮沢賢治 | 5分以内 | |
草穂のかなた雲ひくき ポプラの群にかこまれて 鐘塔白き秋の館 かしこにひとの四年居て あるとき清くわらひける そのこといとゞくるほしき | |||
| 鮎ははらわた | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
鮎の美味いのは大きさから言うと、一寸五分ぐらいから四、五寸ぐらいまでのものである。 | |||
| 海苔の茶漬け | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
のりの茶漬けは至極簡単だが、やっている人は少ない。 | |||
| 娼婦美と冒険 | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
貴問に曰、近来娼婦型の女人増加せるを如何思ふ乎と。 | |||
| 鬱屈禍 | 太宰治 | 5分以内 | |
この新聞(帝大新聞)の編輯者は、私の小説が、いつも失敗作ばかりで伸び切っていないのを聡明にも見てとったのに違いない。 | |||
| かくめい | 太宰治 | 5分以内 | |
じぶんで、したことは、そのように、はっきり言わなければ、かくめいも何も、おこなわれません。 | |||
| 正岡子規 | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
× 北原さん。 | |||
| 阿部定という女 | 坂口安吾 | 5分以内 | |
御手紙本日廻送、うれしく拝見致しました。 | |||
| 結婚難並びに恋愛難 | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
あなたがたはゼライイドの話を知つてゐますか? ゼライイドは美しい王女です。 | |||
| 夏目先生と滝田さん | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
私がまだ赤門を出て間もなく、久米正雄君と一ノ宮へ行った時でした。 | |||
| 明治開化 安吾捕物帖 | 坂口安吾 | 5分以内 | |
この捕物帖はたいがい五段からできています。 | |||
| ゆづり葉 | 河井酔茗 | 5分以内 | |
子供たちよ。 | |||
| 犬養君に就いて | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
犬養君の作品は大抵読んでいるつもりである。 | |||
| デンマークのビール | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
小島政二郎君 ロンドンに向かう途中、カナダのグース・ベイ飛行場にて、天候回復を待つこと十二時間。 | |||
| 妖怪研究 | 井上円了 | 5分以内 | |
妖怪研究は余が数年来従事せるところなるが、近ごろ応用心理学を講述するに当たり、あわせて妖怪の解釈を下し、ときどき実験をも施しけるに、事実の参考を要するものあれば、館外員諸君よりも事実の御報道にあずかりたく、左に妖怪の性質と種類とを掲記いたし候。 | |||
| 井伏鱒二は悪人なるの説 | 佐藤春夫 | 5分以内 | |
太宰治は井伏鱒二は悪人なりの一句を言ひ遺して死んだと聞く。 | |||
| 塩鮭・塩鱒の茶漬け | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
さけとますとは、素人目には一見似たものではあるが、味から言えば、さけよりますの方がはるかに優る。 | |||
| 牛鍋 | 森鴎外 | 5分以内 | |
鍋はぐつぐつ煮える。 | |||
※©マークのついた作品は著作権が存続しています。 詳細は青空文庫公式サイトの取り扱い基準をご確認のうえ、取り扱いの際は十分注意してください。

