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5分以内で読める青空文庫の短編作品

青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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作品名著者読了時間人気
将来の日本中江兆民
5分以内
熊本の徳富君猪一郎、さきに一書を著わし、題して『将来の日本』という。
日本の水を濁らすな坂口安吾
5分以内
アジア大会に日本の水泳選手が参加しなかったから水泳競技がないのかと思ったら、やっぱり、あるんだね。
男女川と羽左衛門太宰治
5分以内
横綱、男女川が、私の家の近くに住んでいる。
独断一束岸田国士
5分以内
思想芸術としての思想の魅力は、芸術家が、その思想を、軽く掌の上にのせてゐる時にのみ、われわれの心を動かす。
育児坂口安吾
5分以内
五十ちかい年で初子が生れると、てれたり、とまどったりするばかりで育児については無能である。
兄貴のような心持芥川竜之介
5分以内
自分は菊池寛と一しょにいて、気づまりを感じた事は一度もない。
仔猫の「トラ」片山広子
5分以内
トラ子はもみの頸輪をして、庭のいてふの樹を駈けあがりかけ下りたりしてゐる。
年始まはり三遊亭円朝
5分以内
私は昨年の十二月芝愛宕下桜川町へ越しまして、此春は初湯に入りたいと存じ、つい近辺の銭湯にまゐりまして「初湯にも洗ひのこすや臍(へそ)のあか」といふのと、「をしげなくこぼしてはいる初湯かな」と二句やりました。
冷かされた桃割娘上村松園
5分以内
いつも一番なつかしく若い頃を思い出させるのはその頃の縮図帖です。
女性風俗時評岸田国士
5分以内
女の間に「キミ」「ボク」といふ言葉が流行してゐる。
民主主義織田作之助
5分以内
彼は人気者になら誰とでも会いたがった。
学者と名誉夏目漱石
5分以内
木村項の発見者木村博士の名は驚くべき速力を以て旬日を出ないうちに日本全国に広がった。
戦争について黒島伝治
5分以内
ここでは、遠くから戦争を見た場合、或は戦争を上から見下した場合は別とする。
一歩前進二歩退却太宰治
5分以内
日本だけではないようである。
寒山拾得芥川竜之介
5分以内
久しぶりに漱石先生の所へ行つたら、先生は書斎のまん中に坐つて、腕組みをしながら、何か考へてゐた。
(洋)金の勘定を仕ずに来た三遊亭円朝
5分以内
独逸の名高い作者レツシングと云(い)ふ人は、至つて粗忽しい方で、其上法外に忘れツぽいから、無闇に金子や何かゞ失くなる、「是は何でも下婢か下男が窃取るに相違ない、一番計略を以て試してやらう。
鬼ごつこ芥川竜之介
5分以内
彼は或町の裏に年下の彼女と鬼ごつこをしてゐた。
芥川竜之介氏を弔ふ泉鏡花
5分以内
玲瓏(れいろう)、明透、その文、その質、名玉山海を照らせる君よ。
狂言の買冠三遊亭円朝
5分以内
「へい今日は、八百屋でござい。
寛政時代の娘納涼風俗上村松園
5分以内
月蝕は今迄余り多く描かれて居りませんから一度描いてみたいと胸に浮びましたのが動機です。
芥川竜之介
5分以内
自分の今寝ころんでゐる側に、古い池があつて、そこに蛙(かへる)が沢山ゐる。
日本画と線上村松園
5分以内
日本画美人画風俗画それがこれからどうなってゆくかと申すことにつきましては、いろいろと斯道の人達にも議論せられているようでございますが、いずれに致しましても、どうかしてこの日本特有の絵の心を失わずに持ち続けたいものだと存じます。
子供の言葉片山広子
5分以内
五月五日「こどもの日」の新聞に「子供からドロ棒へ」といふ文が出てゐた。
翻訳に就いて森鴎外
5分以内
翻譯上の謬見此本に是非翻譯に就いて何か書いてくれと云ふことである。
自然と人有島武郎
5分以内
人は自然を美しいといふ。
朝に就ての童話的構図宮沢賢治
5分以内
苔(こけ)いちめんに、霧がぽしやぽしや降つて、蟻(あり)の歩哨は、鉄の帽子のひさしの下から、するどいひとみであたりをにらみ、青く大きな羊歯の森の前をあちこち行つたり来たりしてゐます。
報酬織田作之助
5分以内
家には一銭の金もなく、母親は肺病だった。
妻の名織田作之助
5分以内
朝から粉雪が舞いはじめて、ひる過ぎからシトシトと牡丹雪だった。
フランケンシュタイン宍戸儀一
5分以内
この作品を書いたマリー・ウォルストンクラフト・シェリー(Mary Wallstoncraft Shelley)は、一七九七年に生れた。
蝙蝠の歴史片山広子
5分以内
古いゲエルの伝説に出てくる蝙蝠の話を読むと、昔の昔から彼はきらはれものであつたらしい。
農民文化といふこと有島武郎
5分以内
農民文化に就て話せといふことですが、私は文化といふ言葉に就いてさへ、ある疑ひを持つてゐるのでありまして、所謂今日文化と云はれてゐるのは、極く小数の人が享受してゐるに過ぎないのであつて、大多数者には何等及ぼす処の無いものであります。
ヒント織田作之助
5分以内
彼は十円持って喫茶店へ行き、一杯十円の珈琲を飲むと、背を焼かれるような後悔に責められた。
プログラム岸田国士
5分以内
毎月僕のところへも、各種の劇団からプログラムと切符とを送つてくれる。
飯田橋駅原民喜
5分以内
飯田橋のプラットホームは何と云ふ快い彎曲なのだらう。
一番気乗のする時芥川竜之介
5分以内
僕は一体冬はすきだから十一月十二月皆好きだ。
分裂的な感想坂口安吾
5分以内
私にとつての文学は、いはゞ私個人だけの宗教であるかも知れない。
子規の画夏目漱石
5分以内
余は子規の描いた画をたった一枚持っている。
無題石川啄木
5分以内
幸徳等所謂無政府共産主義者の公判開始は近く四五日の後に迫り來れり。
当世らくがき帖坂口安吾
5分以内
会津先生。
椅子と電車原民喜
5分以内
二人は暑い日盛りを用ありげに歩いた。
神楽坂七不思議泉鏡花
5分以内
世の中何事も不思議なり、「おい、ちよいと煙草屋の娘はアノ眼色が不思議ぢやあないか。
無題坂口安吾
5分以内
K君。
イズムと云ふ語の意味次第芥川竜之介
5分以内
イズムを持つ必要があるかどうか。
美しき日本語と対話岸田国士
5分以内
友田夫妻を中心とする築地座の仕事は、最近目ざましい躍進ぶりを見せてゐる。
経験派織田作之助
5分以内
彼は小説家だった。
面会織田作之助
5分以内
ある朝、一通の軍事郵便が届けられた。
愛読した本と作家から黒島伝治
5分以内
いろ/\なものを読んで忘れ、また、読んで忘れ、しょっちゅう、それを繰りかえして、自分の身についたものは、その中の、何十分の一にしかあたらない。
小豆島黒島伝治
5分以内
用事があって、急に小豆島へ帰った。
栖鳳先生を憶う上村松園
5分以内
さあ明治二十七、八年頃ですか、楳嶺先生や竹堂さんや吉堂さんなんどの方々がまだ生きていられ、栖鳳先生も三十歳になるやならずでその時分の絵の展覧会を今と比べて見ると、なんとのうのんびりとしていたようどす。
自伝黒島伝治
5分以内
明治三十一年十二月十二日、香川県小豆郡苗羽村に生れた。
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