岸田国士の全作品
青空文庫で公開されている岸田国士の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青空文庫で公開されている岸田国士の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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『月・水・金』の跋 | 岸田国士 | 5分以内 | |
卒業製作の採点を命ぜられて、一番困つたことは、標準を何処におくべきかといふこと、並にその点数に表はれた数字が、結局何を意味するか第三者に解つて貰へるだらうかといふことであつた。 | |||
『赤鬼』の作者阪中正夫君 | 岸田国士 | 5分以内 | |
新劇を見るほどの人で阪中正夫君の名を知らぬ人はあるまい。 | |||
『紙風船』について | 岸田国士 | 5分以内 | |
この作は、順序としては私の第四作である。 | |||
内村直也君の『秋水嶺』 | 岸田国士 | 5分以内 | |
内村君の処女作『秋水嶺』は、非常に素直な力作である。 | |||
新撰劇作叢書刊行について | 岸田国士 | 5分以内 | |
わが国新劇運動の歴史を通じて、この二三年ぐらゐ、演劇の本質問題が真面目に論議せられ、それが着々実践に遷された期間はないやうに思ふ。 | |||
『断層』の作者久板栄二郎君へ | 岸田国士 | 5分以内 | |
「文芸」所載の貴作『断層』について、「テアトロ」から何か感想を書けといふ註文ですが、僕はあれを草稿の時分に読んで聞かせていただいたきり、まだ活字になつたのを拝見してゐませんから、その後手をお入れになつた部分について――つまりその部分を含めて、全体の意見を述べることはできません。 | |||
愛妻家の一例 | 岸田国士 | 30分以内 | |
ルナアルの日記を読んで、いろいろ面白い発見をするのだが、彼は自分の少年時代を、「にんじん」で過したゞけあつて、大人になつてからも、常に周囲を「にんじん」の眼で眺め暮した世にも不幸な人間なのである。 | |||
車引耕介に答ふ | 岸田国士 | 5分以内 | |
十一月三十日の壁評論「新劇さびれ戯曲栄ゆ」を読んで、小生が徒らに空言を弄するやうに思はれては困るから、「世界的水準に迫るのも遠からぬ各戯曲が何故新劇を興隆させることができぬかその謎をハツキリ解け」といふ車引氏の注文にちよつと挨拶をしておく。 | |||
ポルト・リシュとクウルトリイヌ | 岸田国士 | 5分以内 | |
ジョルジュ・ド・ポルト・リシュは千八百四十九年に生れたのだから、今年七十八歳である。 | |||
世界覗眼鏡 | 岸田国士 | 30分以内 | |
この覗眼鏡はそんなに珍らしいものではない。 | |||
世界人情覗眼鏡 | 岸田国士 | 5分以内 | |
七日本語の研究をしてゐるポリテクニツクの学生を紹介された。 | |||
新劇衰微の兆 天才俳優出でよ | 岸田国士 | 5分以内 | |
近頃また新劇団が簇出して、盛に招待券を撒いてゐるといふ噂だが、この事実を以て直に新劇の好況時代と見做すことはできない。 | |||
戯曲時代去る | 岸田国士 | 5分以内 | |
「戯曲時代」といふ言葉の定義は僕が嘗て下したところによると「雑誌の創作欄が、昨日までは小説のみで埋められてゐたのに反し、読み物としての戯曲が、可なりの頁数を占めるやうになつた今日の時勢」に外ならぬのであるが、さういふ時勢も昨年の半頃から、そろ/\また遷りかけてゐるやうに見える。 | |||
問屋種切れ | 岸田国士 | 5分以内 | |
大戦後、欧洲各国の都市に擡頭した新劇運動の余波は、わが国にも及んで、かの表現派、構成派等の新傾向をはじめ、思想的にも技術的にも、様々な流派が一時にわが劇壇の空気を彩つた。 | |||
戯曲集『鴉』の印象 | 岸田国士 | 30分以内 | |
関口次郎君の第二戯曲集が出た。 | |||
観て忘れる | 岸田国士 | 5分以内 | |
自分で思ひ立つて映画を観に行つたことはまづないと云つていゝ。 | |||
俳優志望者メンタルテスト | 岸田国士 | 10分以内 | |
私。 | |||
劇作を志す若い人々に | 岸田国士 | 30分以内 | |
自ら劇作家と名乗る資格があるかどうかわからないものが、劇作家たるべき道を説くことは甚だ可笑しいと思ひますが、私を一個の劇作家と見立てゝ、かういふ課題を与へた本誌編輯者の、表面的な責任の蔭にかくれ、私は、自分の信ずるところを述べて見ませう。 | |||
巴里で観たイプセン劇 | 岸田国士 | 10分以内 | |
私は夙に近代劇の研究はイプセンから始めなければならぬと教えられてゐた。 | |||
アトリエの印象 | 岸田国士 | 10分以内 | |
私は巴里滞在中、二三の画家諸君と識り合ひになり、ちよいちよいアトリエを訪ねるやうなこともあつたが、いつでもその仕事振り、生活振りに多大の興味を惹かれた。 | |||
サン・ジョルジュ・ド・ブウエリエについて | 岸田国士 | 10分以内 | |
「わたくしは、ただ、自分の欲求に従ひ、只管霊感に耳を傾けて、劇作の筆を取り始めました。 | |||
「悲劇喜劇」の編輯者として | 岸田国士 | 10分以内 | |
今日までかういふ種類の雑誌があつたかどうか、いはゆる「公器」としては、あまりに個人本位であり、いはゆる「同人雑誌」としては、あまりに門戸開放に過ぎると思はれる、一雑誌の存在は、当今、少しく時代錯誤の観がないでもないが、流行は必ずしも一世の識者を悉く眩惑し去るものではないと思ふから、私は、好んで自分の立場を守ることにした。 | |||
「悲劇喜劇」発刊について | 岸田国士 | 5分以内 | |
私が雑誌を出すといふ話をすると、友人のあるものは、「そんな必要があるか」と問ひ返す。 | |||
「悲劇喜劇」広告 | 岸田国士 | 5分以内 | |
*悲劇喜劇は、人生の中に舞台を観ようとするものの覘眼鏡である。 | |||
著作権の精神的擁護 | 岸田国士 | 5分以内 | |
誰かの小説にあつたやうに思ふが、ある画家がこれも画家である友人の才能をねたみ、その作品が後世に伝へられることを妨げるため、その友人の作品を全部価格に頓着なく買収して、悉くこれを破棄するといつた話――私は、この話が如何にも作り事らしいのでこれをそのまゝ実際問題の例にはしたくないのだが、それと似た話で――ある女優が若い画家に自分の肖像をかいてもらつたが、どうも気に入らない。 | |||
中村・阪中二君のこと | 岸田国士 | 5分以内 | |
中村正常君は戯曲家として世間の一部に名前を知られてゐる人である。 | |||
焼き林檎を投げる | 岸田国士 | 5分以内 | |
見物のやじり方には、古今東西を通じていろいろあるやうだが、昔、仏蘭西では、舞台の俳優めがけて、腐つた卵や、焼き林檎を投げつけるといふ野蛮な風習があつた。 | |||
左団次一行 | 岸田国士 | 5分以内 | |
歌舞伎劇を欧米の劇壇に紹介することは、たしかに有意義であり、その企てが案外容易に(実際はいろいろ困難もあつたらうが)果されたことは何よりよろこばしいが、露西亜の芸術家が、歌舞伎の実演から何を学び、何を感得したかを知る方法はないだらうか。 | |||
文功章 | 岸田国士 | 10分以内 | |
こんなことを問題にする必要もないが、二三の新聞雑誌から意見を求められ、一々それに答へる手数を省いたから、ここで一言感想を述べておく。 | |||
舞台の笑顔 | 岸田国士 | 10分以内 | |
此の標題は少し曖昧だが、俳優の笑顔を指してゐるのではない。 | |||
戯曲の翻訳 | 岸田国士 | 10分以内 | |
自分の好きな作品、何遍も読み返した作品を、ゆつくり、丹念に翻訳することができたら、愉快であると同時に、結果もよからうと思ふが、今までは、なかなか、さう誂へ向きな仕事はできなかつた。 | |||
ある村の素人劇団 | 岸田国士 | 10分以内 | |
僕はこの夏、ある山間の温泉宿で、たまたまその村の青年諸君によつて組織されてゐる一新劇団の試演を見物する機会を得た。 | |||
トリスタン・ベルナアルに就いて | 岸田国士 | 5分以内 | |
彼はポルト・リシュやベルンスタンと同じく猶太の血を享けてゐる。 | |||
「語られる言葉」の美 | 岸田国士 | 60分以内 | |
書かれた言葉と語られる言葉われわれ日本人は、子供の時分から、文字を眼で読むといふ努力をあまりに強ひられた結果、「口から耳へ」伝へられる言葉の効果に対しては、余程鈍感になつてゐるやうである。 | |||
ファルスの近代性 | 岸田国士 | 5分以内 | |
井汲清治君の説によると、悲劇は貴族的、喜劇は中産階級的、そしてファルスは民衆的であるとのことである。 | |||
偉大なる近代劇場人 | 岸田国士 | 5分以内 | |
小山内薫氏の業蹟について、最も理解あり、同時に、最も詳細な批評を下し得る人は、他に多くあるだらうと思ひます。 | |||
アカデミイの書取 | 岸田国士 | 5分以内 | |
ナポレオン三世の宮中では、皇后ウージェニイを中心に、当時の錚々たる文学者を交へた特色のある集会が行はれたが、その席で、何時からともなく、「秘書役ごつこ」といふ遊戯がはじまつた。 | |||
風邪一束 | 岸田国士 | 10分以内 | |
年久しくその名を聞き、常に身辺にそれらしいものゝ影を見ながら、未だ嘗てその正体をしかと捉へることの出来ないものに、風邪がある。 | |||
アンリエツトの転地療養日記 | 岸田国士 | 5分以内 | |
二月三日(水曜)曇いよいよ巴里を離れることになつた。 | |||
ジュウル・ルナアル | 岸田国士 | 30分以内 | |
劇作家としてのジュウル・ルナアルを識る前に、詩人としての――芸術家としてのルナアルを識らなければならない。 | |||
ジャック・コポオの印象 | 岸田国士 | 10分以内 | |
人を訪ねるといふことが非常に憶劫なたちなので、コポオに会ひたいと思ひながら、いよいよその方法を講じる決心をつけるまで凡そ半年もかかつてゐる。 | |||
「せりふ」としての方言 | 岸田国士 | 5分以内 | |
私は新年号の中央公論に、「牛山ホテル」と題する戯曲を発表した。 | |||
新派劇と新派俳優 | 岸田国士 | 5分以内 | |
自分のことを云つた序に、もう一つ云ひます。 | |||
阿部正雄君のこと | 岸田国士 | 5分以内 | |
阿部正雄君の戯曲『骨牌遊びドミノ』を紹介します。 | |||
歌舞伎劇の将来 | 岸田国士 | 30分以内 | |
歌舞伎劇が、今日、我が国劇の主流を形造つてゐることは、如何なる点から見ても不合理であり、不自然である。 | |||
私の演劇論について | 岸田国士 | 5分以内 | |
私は所謂演劇学者ではない。 | |||
演劇より文学を排除すべきか | 岸田国士 | 10分以内 | |
かういふ標題で、最近のヌウヴェル・リテレエルは、リュシアン・デカアヴの興味ある調査を掲げてゐる。 | |||
喪服の人形 | 岸田国士 | 5分以内 | |
新劇協会のある稽古の日、伊沢蘭奢は、僕を部屋の一隅に招いて、風呂敷包みをほどきかけた。 | |||
これからの戯曲 | 岸田国士 | 10分以内 | |
文学の一部門たる戯曲が文学の大勢に従はない訳はない。 | |||
作家山本人間有三 | 岸田国士 | 5分以内 | |
「作は人なり」といふ言葉は、言ひ古された言葉だが、これは正面から解釈をすると当らぬ場合がある。 |