新劇の拓く道
岸田国士
『新劇の拓く道』は青空文庫で公開されている岸田国士の短編作品。1,019文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 1,019文字 | 
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| 書き出し書出 | 去年の半ば頃から生れて来た所謂新劇の大同団結運動といふのは、簡単にいふならば、それぞれに少数にすぎない熟練的技術者を擁して、一つの劇団としては十分に客を惹く力に乏しいところから、寧ろ各劇団の優秀な技術者を引抜いて、それで一つの劇団を拵へて、十分職業的に自活し得るものにして行きたいといふのがその趣旨であつた。 | 
| 初出 | 「都新聞」1935(昭和10)年1月6日 | 
| 底本 | 岸田國士全集22 | 
| 表記 | 新字旧仮名 | 
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