戯曲時代去る
岸田国士
『戯曲時代去る』は青空文庫で公開されている岸田国士の短編作品。973文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 973文字 | 
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| 書き出し書出 | 「戯曲時代」といふ言葉の定義は僕が嘗て下したところによると「雑誌の創作欄が、昨日までは小説のみで埋められてゐたのに反し、読み物としての戯曲が、可なりの頁数を占めるやうになつた今日の時勢」に外ならぬのであるが、さういふ時勢も昨年の半頃から、そろ/\また遷りかけてゐるやうに見える。 | 
| 初出 | 「読売新聞」1928(昭和3)年1月28日 | 
| 底本 | 岸田國士全集21 | 
| 表記 | 新字旧仮名 | 
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