青空文庫の全作品
青空文庫で公開されているすべての著者の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 現代日本の思想対立 | 戸坂潤 | 1時間〜 | |
序 二三年来、問題に触れて書いて来た社会評論の内から、手頃と思われるものを選んで、出版することにした。 | |||
| 小さな山羊の記録 | 坂口安吾 | 30分以内 | |
私は若い頃から、衰頽の期間にいつも洟汁が流れて悩む習慣があった。 | |||
| 歌のない歌 | 森川義信 | 5分以内 | |
この傾斜では お伽話はやめて こはれたオペラグラスで アラベスク風な雨をごらん ひととき鳩が白い耳を洗ふと シガーのやうに雲が降りて来て ぼくの影を踏みつけてゐる 光のレエスのシヤボンの泡のやうに 静かに古い楽器はなり止む そして………… 隕石の描く半円形のあたりで それはスパアクするカアブする 匂ひの向ふに花がこぼれる 優しい硝子罎の中では ひねくれた愛情のやうに ぼくがなくした時刻をかみしめる | |||
| われらが四季感 | 佐藤春夫 | 10分以内 | |
「ぼくはもう極楽行きは見合はせることにきめたよ」 と或る時、芥川龍之介が、例のいたずらつぽい眼をかがやかしながら、わたくしに話しかけたことがあつた。 | |||
| 帰省 | 漢那浪笛 | 5分以内 | |
若夏の入江の西に、 萎ゆる帆を静かにたゝみ、 大船の錨なぐるや、 波止場には、吾かなつかしき 南国の男女のあまた、 すゝみよる、艀むかへぬ。 | |||
| 妖影 | 大倉燁子 | 30分以内 | |
一、暗号 応接室に入った時、入れ違いに出て行った一人の紳士があった。 | |||
| よく生きてきたと思う | 竹内浩三 | 5分以内 | |
よく生きてきたと思う よく生かしてくれたと思う ボクのような人間を よく生かしてくれたと思う きびしい世の中で あまえさしてくれない世の中で よわむしのボクが とにかく生きてきた とほうもなくさびしくなり とほうもなくかなしくなり 自分がいやになり なにかにあまえたい ボクという人間は 大きなケッカンをもっている かくすことのできない 人間としてのケッカン その大きな弱点をつかまえて ボク | |||
| 「春夏秋冬 料理王国」序にかえて | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
簡単に言って、料理とは単に舌先だけで味わうものではなく、また弄ぶものでもない。 | |||
| 田舎からの手紙 | 田山花袋 | 60分以内 | |
一 なつかしきK先生、 ゴオと吹きおろす凩の音に、又もや何等の幸福も訪れずに、夕暮がさびしくやつてまゐりました。 | |||
| ある夜 | 徳田秋声 | 10分以内 | |
彼は此頃だらけ切つた恋愛に引摺られてゐることが、ひどく憂鬱になつて来た。 | |||
| 諜報部秘話 | フレッド・M・ホワイト | 30分以内 | |
[#改ページ] 一 「チャールズ卿、ひどい事件ですね。必ず対処します」 とニュートン・ムーアが答えた。 | |||
| 火夫 | フランツ・カフカ | 1時間〜 | |
十六歳のカルル・ロスマンは、ある女中に誘惑され、その女とのあいだに子供ができたというので、貧しい両親によってアメリカへやられたのだが、彼がすでに速度を下げた船でニューヨーク港へ入っていったとき、ずっと前から見えていた自由の女神の像が、まるで突然強まった陽の光のなかにあるように見えた。 | |||
| わが精神の周囲 | 坂口安吾 | 60分以内 | |
まえがき(小稿の主旨) 私がアドルム中毒で病院を退院したのは、この四月二十日頃であったと記憶する。 | |||
| 冬の法隆寺詣で | 正宗白鳥 | 10分以内 | |
十二月中旬、私は法隆寺詣でをした。 | |||
| 骨董品化した古珍書 | 宮武外骨 | 5分以内 | |
大阪の書肆中に於ける第一の人格者と認められて居た故荒木伊兵衛氏、其性格の温厚、篤実は実に算盤玉をはじく人に不似合と思はれるほどであつた、それで予は在阪十余年間、絶えず伊兵衛氏の厄介になつて居たので、東京に帰つて後も其ナツカシ味が失せず、時々の音信を嬉しく思つて居たが、突然の訃に接して愕き悲んだことは尋常でなかつた、それがハヤ壱周忌の記念として血嗣の旧幸太郎氏が、「古本屋」といふ雑誌を創刊するとの報 | |||
| 人類の生存競争 | 丘浅次郎 | 30分以内 | |
世には人類の生存競争と他の動物の生存競争とは全く種類の違うたものであると考える人がある。 | |||
| 訳詩集「月下の一群」 | 佐藤春夫 | 10分以内 | |
第一に僕は感謝しなければならぬ。 | |||
| 探偵文壇鳥瞰 | 国枝史郎 | 30分以内 | |
一 創作探偵小説は本年度に至って活気を呈し、読物文芸的大方の雑誌は競って夫れを載せたようです。 | |||
| 手習鑑評判記 | 折口信夫 | 10分以内 | |
その写実主義が、意外に強靭であり、理論的に徹したところのあるものだといふことを、こんどの幸四郎の舞台に見て、しみ/″\快く感じた。 | |||
| 五階の窓 | 森下雨村 | 60分以内 | |
11 「追いかけてみようじゃないですか。まだそう遠くへは行くまいと思うが――」 探偵小説家の長谷川は壁の貼紙から目を離すと、いきなりそう言ってドアのほうへ踏み出した。 | |||
| 壁 | 森川義信 | 5分以内 | |
扉や窓を濡し 支柱や車輪を濡し 出ていつた音よ 仄かな調和のどこにも 響はすでに帰らない 色彩はなく 無表情の翳がうかび しづかな匂ひがひろがり 脱落するシヤツのあとには あやまちのごとく風が立つた 柱廊はひきつり 手すりはくづれ 静止した平面は 静止した曲面とともに いちぢるしく暮れた きびしく遅速をかぞへる 時差のそとに 屹立する実体もまた ひとつの影像である 壊れた通路を水がながれ 扉や支柱 | |||
| コロラド通信 | 中谷宇吉郎 | 30分以内 | |
一 半沙漠地帯の農業 アメリカの地図を頭に浮べてみよう。 | |||
| 鯛釣り素人咄 | 佐藤垢石 | 30分以内 | |
職業漁師でも遊釣人でも、鯛といえば、真鯛を指すのが常識である。 | |||
| アパートの殺人 | 平林初之輔 | 60分以内 | |
一 前がき 外濠に沿った電車通りに、山の手アパートという三層のビルディングがある。 | |||
| アメリカ人に問う | 三好十郎 | 30分以内 | |
すべてのアメリカ人諸君。 | |||
| 根強い北陸文化 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
私が四高の学生だったころに、金沢から一人の若い青年が突如として、彗星のごとく日本の文壇にあらわれた。 | |||
| 茂吉への返事 | 折口信夫 | 30分以内 | |
わたしはこゝで、駁論を書くのが、本意ではありません。 | |||
| 囚人の作つた箱庭 | 李箱 | 5分以内 | |
露を知らないダーリヤと海を知らない金魚とが飾られている。 | |||
| 民芸四十年 | 柳宗悦 | 1時間〜 | |
朝鮮の友に贈る書 私の知れる、または見知らぬ多くの朝鮮の友に、心からのこの書翰を贈る。 | |||
| 運動 | 大隈重信 | 5分以内 | |
始球式の投手 我輩は運動が大好きである。 | |||
| 白根山 | 三好達治 | 5分以内 | |
白根山 寥落として 草もなし 煙たつ 見ゆ 白土尾根に ほのかなる 硫黄のかをり 吹きかよへ 芳が平の 秋風のうち 行き行きて かへるときなき心地すれ 鳥さへ飛ばぬ 白根山路 草もなし 木もなし されば 路もなし 湯鳴りさみしき 白埴の山 ここすぎて 人かなしみの國にいる 地獄の門に にたる山かな うかりける 身に杖つきて いまははや ものも思はず 白根山越ゆ かうかうと 前に高嶺はと | |||
| 台風 | 与謝野晶子 | 10分以内 | |
八月十三日。 | |||
| 時差のないふたつの島 | 片岡義男 | 1時間〜 | |
1 眠りから覚めて目を開くまでの時間は、ごく短い。 | |||
| 青き蜜柑 | 森川義信 | 5分以内 | |
愁ひ来て丘にのぼりて 酸の香る蜜柑もぐなり 悲しみの青き蜜柑を 栗林こえて見ゆるは 背きにし君の町なるぞ ゆふぐれに深く沈みて 掌にしみる青き蜜柑よ そをかみて何を思はむ 昔の日は皆空しきに ああされど君も寂しと この丘の青き蜜柑の その香りなぜか愛でたり 自らの影をふみつつ ゆふぐれの丘を下りき 掌に悲し青き蜜柑よ | |||
| めたん子伝 | 室生犀星 | 60分以内 | |
めたん子はしぜん町の片側に寄り切られ、皮紐とか棒切れとかで、肩先や手で小突かれ、惡い日は馬ふんを蹶とばして、ぶつかけられてゐた。 | |||
| 計算は計算 | 岸田国士 | 60分以内 | |
一 悪夢のやうな戦争がすんで、その悪夢の名残りとも思はれる重苦しい気分が、まだ続いてゐるいく年か後のことである。 | |||
| 春屋の書について | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
春屋は大徳寺の名僧で、慶長十六年示寂している。 | |||
| 地方の民芸 | 柳宗悦 | 30分以内 | |
多少の知識は整ってはいたが、実際何が出て来るかは知る由がなかった。 | |||
| 奥秩父 | 木暮理太郎 | 30分以内 | |
秩父という名が大宮を中心とした所謂秩父盆地に限られていた時代には、武甲山や三峰山などが秩父の高山であるように思われていたのも無理ではない。 | |||
| 愛 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
愛ということばは、いつから人間の社会に発生したものでしょう。 | |||
| 修身要領 | 福沢諭吉 | 10分以内 | |
文明日新の修身処世法は、如何なる主義に依り如何なる方向に進む可きやとは、今の青年学生の大に惑ふ所にして、先輩に対して屡※質問を起すものあり。 | |||
| 文明と病気 | ヘンリー・E・シゲリスト | 1時間〜 | |
序説 「メッセンジャー博士記念講義」は「文明の進化」を取り扱うものであり病気がこの文明の進化において重要な役割を果たしていることは疑いもない。 | |||
| それからそれ | 宇野浩二 | 30分以内 | |
今年の三月上旬頃、井伏鱒二の『青ヶ島大概記』を読みながら(この小説は佳作である)、私は青ヶ島という言葉を何時かずっと前、何かで読んだことがあると思って、絶えずそれが気になった。 | |||
| 戦争について | 原民喜 | 5分以内 | |
コレガ人間ナノデス 原子爆弾ニ依ル変化ヲゴラン下サイ 肉体ガ恐ロシク膨脹シ 男モ女モスベテ一ツノ型ニカヘル オオ ソノ真黒焦ゲノ滅茶苦茶ノ 爛レタ顔ノムクンダ唇カラ洩レテ来ル声ハ 「助ケテ下サイ」 ト カ細イ 静カナ言葉 コレガ コレガ人間ナノデス 人間ノ顔ナノデス 夕食が済んで病妻が床に横はると、雨戸をおろした四辺は急に静かになる。 | |||
| 失念術講義 | 井上円了 | 1時間〜 | |
序言 客あり一日余を訪ふ談適※記憶術の如何に及ふ余曰く記憶術より一層有益なるものは失※[#「人がしら/二/心」、U+2B779、序言-3]術にして世未た其必要を唱ふるものあらずと客怪みて其故を問ふ余之に告くるに失※[#「人がしら/二/心」、U+2B779、序言-5]術の大要を以てす翌朝館友森昌憲氏に余か談する所を其儘筆記せしめ忽ち此に一册子を成す乃ち之を印刷して世の識者に問ふ 明治廿八年七月講述者 | |||
| 人間再建 | 北条民雄 | 5分以内 | |
私は彼の告白記を紹介する前に、一応私と彼との関係や、間柄を記して置きたいと思ふ。 | |||
| 大和ぶり | 佐佐木信綱 | 5分以内 | |
大和路 大和なれば塔は見ゆいらか見ゆ菜たねがらやく畑の遠に 道にそふ切づまの家柿若葉生駒遠嶺は淡々と霞み 春日野 いゆきめぐるあしびがもとの道明るし春日野にある此の夕なり 我が行くは憶良の家にあらじかとふと思ひけり春日の月夜 奈良ホテル 朝窓のそとに来遊ぶ鹿を見る奈良にやどりし喜びの一つ 大木あふちむらさき淡きいろしづかに朝の庭苑の一角を占む 秋雨の日 靄ごもる布留の川添 | |||
| 美 | 高村光太郎 | 5分以内 | |
いつたん此世にあらわれた以上、美は決してほろびない。 | |||
| 瀬戸内海の海人 | 柳田国男 | 5分以内 | |
藝州御手洗(豐田町大崎下島)の邊で聽いた話。 | |||
| 個人的な余りに個人的な饒舌 | 佐藤春夫 | 30分以内 | |
一 白鳥先生のあとを承けてこの稿を草するのはわが光栄とするところである。 | |||