青空文庫の全作品
青空文庫で公開されているすべての著者の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説 | 戸坂潤 | 1時間〜 | |
〔訳者序より〕 ……………………………………… 一、訳者の「解説」の一部分は、Buek 上記の校訂版(Philosophische Bibliothek 新版 Metaphysische Anfangsgr※nde der Naturwissenschaft, 1786)に於て与えている序言から教えられたものであり、他の一部分はクーノー・フィッシャーの叙述に負うている。 | |||
| 武州公秘話 | 正宗白鳥 | 10分以内 | |
「蓼喰う蟲」以後の谷崎君の作品は、残りなく通読しているつもりでいたが、この「武州公秘話」だけにはまだ目を触れていないのであった。 | |||
| 子供たちへの責任 | 小川未明 | 5分以内 | |
最近小さな子供の行状などを見ていると胸をうたれる。 | |||
| 疲レ | 北原白秋 | 5分以内 | |
微風ハ純金ノ足ノウラヨリ コソバユクモ笑フカナ。 | |||
| 朝に想い、夜に省みる | ジェームズ・アレン | 60分以内 | |
己に打ち勝て さすればわかる 高みを目指せ 自信を持つこと 最後に救われ 報われるのは 過ち悲しみ涙痛みに 生き抜いた者だ ジェイムズ・アレン [#改ページ] まえがき 本書『朝に想い、夜に省みる』へ選り抜くため、ジェイムズ・アレンの全著作を通読しているうち、私は、その1ページ1ページに真実味があると繰り返し何度も感じたものだった。 | |||
| 日記 | 宮本百合子 | 1時間〜 | |
〔一月予記表〕「黄銅時代」第一完成 一月一日(土曜)晴 寒 昨日夕方の六時頃漸々自分は此丈は間違わずにやってしまい度いと思って居た、「黄銅時代」の第一部の初稿を終った。 | |||
| 二百二十日 | 高浜虚子 | 5分以内 | |
きのふは二百二十日であつて、おとゝひから蒸し暑く豪雨を降らしたり嵐がおとづれたりして、たゞならん景色であつた。 | |||
| スウィス日記 | 辻村伊助 | 1時間〜 | |
序 忘却は人間の有する最大の幸福である。 | |||
| 原爆被災時のノート | 原民喜 | 10分以内 | |
八月六日八時半頃 突如 空襲 一瞬ニシテ 全市街崩壊 便所ニ居テ頭上ニサクレツスル音アリテ 頭ヲ打ツ 次ノ瞬間暗黒騒音 薄明リノ中ニ見レバ既ニ家ハ壊レ 品物ハ飛散ル 異臭鼻ヲツキ眼ノホトリヨリ出血 恭子ノ姿ヲ認ム マルハダカナレバ服ヲ探ス 上着ハアレドズボンナシ 達野顔面ヲ血マミレニシテ来ル 江崎負傷ヲ訴フ 座敷ノ椽側ニテ持逃ノカバンヲ拾フ 倒レタ楓ノトコロヨリ家屋ヲ 踏越エテ泉邸ノ方ヘ向ヒ | |||
| 山の手歳事記 | 正岡容 | 30分以内 | |
猿飴 猿飴の猿に湯島の時雨かな綺堂 古風な彩色を施し市井芸術としての匂ひいと高い昔ながらの木づくりの猿の看板をかかげて本郷湯島の猿飴は、昭和十八年の末ちかくまで本郷三丁目から湯島天神祠へ至る南側の電車通りに、辛くも伝来の営業をつゞけてゐたが已にその舗のたゞずまひは安価低調なバラック同様の和洋折衷館となつてゐて、伝統猿飴の美しき陰影をつたへる何物とても最早なかつた。 | |||
| 夕立 | 永井荷風 | 5分以内 | |
白魚、都鳥、火事、喧嘩、さては富士筑波の眺めとともに夕立もまた東都名物の一つなり。 | |||
| 牡蠣船 | 田中貢太郎 | 30分以内 | |
秀夫は凭れるともなしに新京橋の小さなとろとろする鉄の欄干に凭れて、周囲の電燈の燈の映った水の上に眼をやった。 | |||
| 梅若七兵衛 | 三遊亭円朝 | 30分以内 | |
引続きまして、梅若七兵衞と申す古いお話を一席申上げます。 | |||
| 初めてドストイェフスキイを読んだ頃 | 萩原朔太郎 | 10分以内 | |
初めてドストイェフスキイを讀んだのは、何でも僕が二十七、八歳位の時であつた。 | |||
| 夏向きの一夜 | 山之口貘 | 5分以内 | |
争えないもので、顔までがいつのまにやらそういう顔つきになってしまったのであろう。 | |||
| タバコとマントの恋 | 中原中也 | 5分以内 | |
タバコとマントが恋をした その筈だ タバコとマントは同類で タバコが男でマントが女だ 或時二人が身投心中したが マントは重いが風を含み タバコは細いが軽かつたので 崖の上から海面に 到着するまでの時間が同じだつた 神様がそれをみて 全く相対界のノーマル事件だといつて 天国でビラマイタ 二人がそれをみて お互の幸福であつたことを知つた時 恋は永久に破れてしまつた。 | |||
| 蜆 | 梅崎春生 | 60分以内 | |
その夜僕も酔っていたが、あの男も酔っていたと思う。 | |||
| 雪後記 | 中谷宇吉郎 | 30分以内 | |
今年の冬は、二度十勝岳へ行った。 | |||
| 名詩集「思ひ出」の真価 | 萩原朔太郎 | 10分以内 | |
1 ◇新しいものは古くなる。 | |||
| 鵠が音 | 折口信夫 | 10分以内 | |
硫黄を発掘する人々の外に、古加乙涅を栽培する数家族が、棲んでゐた。 | |||
| 夏芝居 | 折口信夫 | 60分以内 | |
真夏の天地は、昼も夜も、まことに澄みきつた寂しさである。 | |||
| 虎の話 | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
師走の或夜、父は五歳になる男の子を抱き、一しよに炬燵へはひつてゐる。 | |||
| 上野界隈 | 久保田万太郎 | 30分以内 | |
* 上野界隈。 | |||
| 長崎留学 | 中谷宇吉郎 | 10分以内 | |
維新の先覚者たちが、蘭学の勉強のために長崎へ行ったことは今更とり立てていい出すまでもないことであろう。 | |||
| 雪解 | 永井荷風 | 60分以内 | |
兼太郎は点滴の音に目をさました。 | |||
| 火の記憶 | 木下夕爾 | 5分以内 | |
とある家の垣根から 蔓草がどんなにやさしい手をのばしても あの雲をつかまえることはできない 遠いのだ あんなに手近にうかびながら とある木の梢の 終りの蝉がどんなに小さく鳴いていても すぐそれがわきかえるような激しさに変る 鳴きやめたものがいつせいに目をさますのだ 町の曲り角で 田舎みちの踏切で 私は立ち止つて自分の影を踏む 太陽がどんなに遠くへ去つても あの日石畳に刻みつけられた影が消えて | |||
| 女強盗 | 菊池寛 | 30分以内 | |
一 隆房大納言が、検非違使(警視庁と裁判所をかねたもの)の別当(長官)であった時の話である。 | |||
| 全体の一人 | 陀田勘助 | 5分以内 | |
独房の中にたった独りでいるおれは決して孤立したものでない 全体の中の部分だ! おれはどこから生れてき、また何を背負っているか! 両親のまた両親とおれの系統をたどってゆくとき、 おれの前には数万人の祖先が立っている 独房の中にいるたった独りのおれの身体は数万人の祖先の血と肉で組織されているのだ そして、物質の組織――神経系統に花咲いた精神も、それゆえに数万人の――いやもっともっと多数の知識の集積と結 | |||
| よしなし事 | 菊池寛 | 10分以内 | |
源内の手紙 父の死に會して家に歸つた折、偶々家に平賀源内の手紙があるのを知つた。 | |||
| 屍体と民俗 | 中山太郎 | 10分以内 | |
* 栃木県足利郡地方の村々では、死人があると四十九日の間を、その死人が肌に着けていた衣類を竿に掛け、水気の断えぬように水をかけるが、これを『七日晒し』と云うている。 | |||
| 街のシルヱット | 山口芳光 | 5分以内 | |
――吾等の琉球人に贈る 遠い時と歴史が忘れて行つた一廓! こゝは無人島か骸骨島ででもあるか 午顔の咲き乱れた白日と謂ふのに 古い石垣通りには蝙蝠の魂が飛び交ひ 奥入衡門には不思議な青蚊帳が吊られて 昼の悪童の悲しき性交もあると謂ふ 印陀羅の幻図そつくりの 揺曳する妖しい影絵の国だ ああ 何にかしら祈らねばゐられぬ福樹の 森厳な黙示図絵には 何んと謂ふ赤顔童子の祈雨の火遊びが点じられてあるか ほら | |||
| 日本文化と科学的思想 | 石原純 | 30分以内 | |
種々の学術の中で科学、特に数学や自然科学は純粋に客観的なものであり、したがって最も国際的なものとして考えられてきたのはほとんど当然と見なされていたにもかかわらず、ひとたびドイツにおいてナチス政治がはじめられるにおよんで、その強烈な国粋主義の実現とともに、ユダヤ思想の排撃が行われ、ついに科学の民族性の主張が叫ばれ、ドイツ数学やドイツ物理学のごときが強調せられるに至ったのは、世界における一つの驚くべき | |||
| 人生正会員 | 佐々木邦 | 30分以内 | |
正直正銘の盲判 奥さんを失った社長は悉皆挫けてしまった。 | |||
| (天才が一度恋をすると) | 中原中也 | 5分以内 | |
天才が一度恋をすると 思惟の対象がみんな恋人になります。 | |||
| 萩 | 久保田万太郎 | 30分以内 | |
おやくそくの萩の根、いつでも分けてさし上げます。 | |||
| うもれ木 | 田辺竜子 | 5分以内 | |
一葉女史はおのれと同じ園生にありて萩の舍の露におほし立られし下葉なり萩の舍中島の師は常にいにしへぶりのしなたかきを教さとし給へれど性來のすき心によの耳ちかく俗に今樣の情態をうつさばやの心あつく去年より武藏野に名はあれどにげ水のそこはかとなくかくろひてさのみしる人もなかりしを、今度一部の文として梓にのぼせ、公の評をも乞て、猶此後もこれに盡さんの料にせまほしとておのれに其よしはし書してよとこはれぬかゝ | |||
| 聖ぷりずみすとに与う | 室生犀星 | 5分以内 | |
尊兄の詩篇に鋭角な玻璃状韻律を発見したのは極めて最近である。 | |||
| 千年の時差 | 中谷宇吉郎 | 30分以内 | |
人間のものの考え方はもちろんのこと、感じ方さえも、時代と環境とによって、ずいぶんひどくちがうものだということを、この頃しみじみと感ずるようになった。 | |||
| 悪の帝王 | フレッド・M・ホワイト | 30分以内 | |
第一章 グライドが相棒をしげしげ眺めた。 | |||
| 幽霊妻 | 大阪圭吉 | 30分以内 | |
――じゃァひとつ、すっかり初めっから申し上げましょう……いや全く、私もこの歳になるまで、ずいぶん変わった世間も見てきましたが、こんな恐ろしい目に出会ったのは天にも地にも、これが生まれて初めてなんでして…… ――ところで、むごい目にお会いになった旦那様のお名前は、御存知でしたね……そうそう新聞に書いてありましたな。 | |||
| 冬の花火 | 太宰治 | 60分以内 | |
人物。 | |||
| 雑草一束 | 国枝史郎 | 10分以内 | |
「探偵趣味」へも御無沙汰致しました。 | |||
| 伊豆大島の話 | 柳田国男 | 5分以内 | |
○ 大島の野増村にはシツナ神といふ女體の神があつて、近い頃までも稀には男を呪ふ女が祈願をかけたといふ話を聽いたが、本當のことであらうか。 | |||
| 或る文学青年像 | 佐藤春夫 | 60分以内 | |
「文学青年といふ奴はどうしてかうも不愉快な代物ばかり揃つてゐるのであらう。不勉強で、生意気で、人の気心を知らない。ひとりよがりな、人を人とも思はぬ、そのくせ自信のまるでない、要するに誠実も、智慧もない虚栄心の強い女のくさつた見たいな……」 そのほかこの種の形容詞をまだまだ沢山盛り上げようとしてゐるところを、堀口大学がいつになく横合から口を出して、 「それでいゝのだよ。文学といふものは、一たいがさ | |||
| 救国論 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
現在の日本は、どうひいき目にみても、安定した国の姿ではない。 | |||
| 室生犀星君の人物について | 萩原朔太郎 | 10分以内 | |
最近第一書房からして、僕の選した室生犀星君の詩集が出るので、この際僕の見た室生君を、人物的に略記してみたいと思ふ。 | |||
| 悪の帝王 | フレッド・M・ホワイト | 30分以内 | |
第一章 カリバッドの藩王が当分、ジョルマイン・ストリートに逗留中だ。 | |||
| ドレントン・デン特派員の冒険 | フレッド・M・ホワイト | 30分以内 | |
一 ドレントン・デンが突っ立ってじっと見つめる先に、キューバ海岸があり、炎が点々とちらついていた。 | |||
| 寺坂吉右衛門の逃亡 | 直木三十五 | 30分以内 | |
一 「肌身付けの金を分ける」 と、内蔵之助が云った。 | |||
| 倫敦消息 | 夏目漱石 | 60分以内 | |
一 (前略)それだから今日すなわち四月九日の晩をまる潰しにして何か御報知をしようと思う。 | |||