石を積む
別所梅之助
『石を積む』は青空文庫で公開されている別所梅之助の短編作品。2,478文字で、おおよそ10分以内で読むことができます。
文字数 | 10分以内 2,478文字 |
人気 | 0PV |
書き出し書出 | 徳富蘇峰先生の「鎮西遊記」の中に、水俣は昔から風俗のよい処、高山彦九郎が蘇峰先生の曽祖父につれられて、陣の坂を通るをり、道端の大石に、小石が山のやうに積みあげてあるのを見て不審したら、先生の曽祖父は旅人の不便を思うて、里人が道のべの小石を拾うたのだと答へた。 |
初出 | |
底本 | 日本の名随筆88 石 |
表記 | 新字旧仮名 |
※「人気」は青空文庫の過去10年分のアクセスランキングを集計した累計アクセス数から算出しています。