青空文庫の全作品
青空文庫で公開されているすべての著者の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| グリュックスブルグ王室異聞 | 橘外男 | 1時間〜 | |
はしがき 「その時わたくしは、下町のフォーゲル街で父の遺した家に母と暮していましたが、四月初め頃のある朝、……まだ日陰には雪が残って、その中から……ミルザの花が咲いていましたから、三月末頃だったかも、知れません。ある朝事務所の前に、すばらしいイスパノスイザの高級車が停まって、頬髭いかめしい年輩の執事が訪れて来ました。中央公園のドラーゲ公爵家から来たものだが、お願いしたいことがあって、大奥様がお待 | |||
| リチャード・バートン訳「一千一夜物語」に就いて | 芥川竜之介 | 30分以内 | |
一 リチヤアド・バアトン(Richard Burton)の訳した「一千一夜物語」――アラビヤン・ナイツは、今日まで出てゐる英訳中で先づ一番完全に近いものであるとせられてゐる。 | |||
| 小説の読者 | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
僕の経験するところによれば、今の小説の読者といふものは、大抵はその小説の筋を読んでゐる。 | |||
| プロレタリア文学論 | 芥川竜之介 | 10分以内 | |
こゝではプロレタリア文学の悪口をいふのではない。 | |||
| 明治開化 安吾捕物 | 坂口安吾 | 1時間〜 | |
一助はお加久に叩き起されてシブシブ目をさました。 | |||
| 明治開化 安吾捕物 | 坂口安吾 | 1時間〜 | |
楠巡査はその日非番であった。 | |||
| 銭形平次捕物控 | 野村胡堂 | 60分以内 | |
一 「ね、お前さん」 女房のお靜は、いつにもなく、突きつめた顏をして、茶の間に入つて來るのでした。 | |||
| 古川ロッパ昭和日記 | 古川緑波 | 1時間〜 | |
世の中が中々むづかしいのは、 悧巧者が居過ぎるからなら有がたいが、 実は馬鹿が多く居過ぎるためだからやりきれない。 | |||
| テレビの科学番組 | 中谷宇吉郎 | 10分以内 | |
コクのない内容 NHKの教育テレビで、毎日曜日の午後、「日曜大学」というシリイズものを、一時間番組として、放送している。 | |||
| 銭形平次捕物控 | 野村胡堂 | 60分以内 | |
一 「親分、良いお天氣ですね――これで金さへありや――」 薫風に懷ろを膨らませて、八五郎はフラリと入つて來ました。 | |||
| あけがた | 宮沢賢治 | 5分以内 | |
おれはその時その青黒く淀んだ室の中の堅い灰色の自分の席にそわそわ立ったり座ったりしてゐた。 | |||
| 我輩の智識吸収法 | 大隈重信 | 10分以内 | |
大隈は耳学問だろうと言うものがある 日々幾十人の人に面接しているから、大隈は耳学問だろうというものがあるようだ。 | |||
| 妖怪学講義 | 井上円了 | 60分以内 | |
哲学館主 井上円了述 美妙なる天地の高堂に座して、霊妙なる心性の明灯を点ずるものはなんぞや。 | |||
| 島津斉彬公 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
昭和十九年の暮に、岩波文庫の一冊として『島津斉彬言行録』が出版された。 | |||
| 車中も亦愉し | 小津安二郎 | 5分以内 | |
汽車、電車、バスなどの公衆の交通機関は現代世相の風俗画とも言ふべきで、かういふ観点から例へば通勤の往復も極めて興味ありかつ有益な時間になるわけである。 | |||
| 葬送行進曲 | 野村胡堂 | 60分以内 | |
呪われた名曲 「どうなさいました、貴方」 若い美しい夫人の貴美子は、夫棚橋讃之助の後を追って帝劇の廊下に出ました。 | |||
| 黄金綺譚 | 佐藤春夫 | 10分以内 | |
これはただごちそうのお話にすぎないが、おめでたい記念号の読み物にふさはしくちよつと景気のいい題をつけて置かう。 | |||
| 明治開化 安吾捕物 | 坂口安吾 | 1時間〜 | |
庭の片隅にオイナリ様があった。 | |||
| 峠に関する二、三の考察 | 柳田国男 | 30分以内 | |
一 山の彼方 ビョルンソンのアルネの歌は哀調であるけれども、我々日本人にはよくその情合がわからない。 | |||
| 油地獄 | 斎藤緑雨 | 1時間〜 | |
一 大丈夫まさに雄飛すべしと、入らざる智慧を趙温に附けられたおかげには、鋤だの鍬だの見るも賤しい心地がせられ、水盃をも仕兼ねない父母の手許を離れて、玉でもないものを東京へ琢磨きに出た当座は、定めて気に食わぬ五大洲を改造するぐらいの画策もあったろうが、一年が二年二年が三年と馴れるに随って、金から吹起る都の腐れ風に日向臭い横顔をだん/\かすられ、書籍御預り申候の看板が目につくほどとなっては、得てあ | |||
| 銭形平次捕物控 | 野村胡堂 | 60分以内 | |
一 「親分、あつしのところへ、居候が來ましたよ」 八五郎がまた、妙な報告を持つて來ました。 | |||
| 蒲生鶴千代 | 山本周五郎 | 30分以内 | |
一 美濃の国岐阜の城下に瑞龍寺という寺がある。 | |||
| 銭形平次捕物控 | 野村胡堂 | 60分以内 | |
一 「親分、ちよいと智慧を貸して下さい。大變なものが無くなりましたよ」 ガラツ八の八五郎、相變らずのあわてた調子で、錢形平次の家へ飛び込みました。 | |||
| 三尺角 | 泉鏡花 | 30分以内 | |
一 「…………」 山には木樵唄、水には船唄、駅路には馬子の唄、渠等はこれを以て心を慰め、労を休め、我が身を忘れて屈託なくその業に服するので、恰も時計が動く毎にセコンドが鳴るようなものであろう。 | |||
| 明治開化 安吾捕物 | 坂口安吾 | 60分以内 | |
「ねえ、旦那。足利にゃア、ロクなアンマがいないでしょう。私ゃ足利のアンマになってもいいんですがね。連れてッてくれねえかなア。足利の師匠のウチへ住み込みでも結構でさア。どうも、東京を食いつめちゃったよ」 足利の織物商人仁助の肩をもみながら、アンマの弁内が卑しそうな声で云う。 | |||
| 二十七歳 | 坂口安吾 | 60分以内 | |
魂や情熱を嘲笑うことは非常に容易なことなので、私はこの年代に就て回想するのに幾たび迷ったか知れない。 | |||
| 明治開化 安吾捕物 | 坂口安吾 | 1時間〜 | |
この事件をお話しするには、大きな石がなぜ動いたか、ということから語らなければなりません。 | |||
| 一月一日 | 永井荷風 | 30分以内 | |
一月一日の夜、東洋銀行米国支店の頭取某氏の社宅では、例年の通り、初春を祝ふ雑煮餅の宴会が開かれた。 | |||
| 一茶の書 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
われと来て遊べや親のない雀 痩蛙まけるな一茶是に有り 一茶自身の運命にも、なにかそうしたところがありはしなかっただろうか。 | |||
| 春夫偏見 | 直木三十五 | 10分以内 | |
◇少し何うも「文藝家の生活を論ず」は、得意のもので無さすぎる。 | |||
| 扉 | 小川未明 | 30分以内 | |
一 陰気な建物には小さな窓があった。 | |||
| 私の履歴書 | 井上貞治郎 | 1時間〜 | |
「よし偉いもんになったるぞ」 『紙にしようか、メリケン粉にするか』。 | |||
| 銭形平次捕物控 | 野村胡堂 | 60分以内 | |
一 「いやもう、驚いたの驚かねえの」 八五郎がやつて來たのは、彼岸過ぎのある日の夕方、相變らず明神下の路地一パイに張り上げて、走りのニユースを響かせるのでした。 | |||
| 呪の金剛石 | 野村胡堂 | 60分以内 | |
プロローグ 「世の中のあらゆる出来事が、みんな新聞記事になって、そのまま読者に報道されるものと思うのは大間違いです。事件の中には、あまりにそれが重大で、影響するところが大き過ぎる為に、又は、あまりにそれが幻怪不可思議で、そのままでは、とても信じられない為に、闇から闇へと――イヤ編輯長の卓の上から紙屑籠の中へと――葬られて行く事件は、決して少くはありません」 名記者、千種十次郎は、こうニコやかに | |||
| ガラマサどん | 佐々木邦 | 1時間〜 | |
失業の名人 長男が小学校へ入学して、初めての成績が全甲だった時、妻は、 「矢っ張りこの子は頭が好いわ」 と得意になった。 | |||
| 警戒すべき日本 | 押川春浪 | 30分以内 | |
世界の大勢を見よ=英雄主義=米国魂=日本の正命=自信力と自負心=戦勝の賜物は何か=国民の意気=危険なる社会主義=淫猥なる自然主義=陋劣極る平凡主義=非愛国者を葬れ (一)文明的戰國時代 ▲現時の日本は、安心すべき日本に非ず、警戒すべき日本なり。 | |||
| 失うた帳面を記憶力で書き復した人 | 南方熊楠 | 10分以内 | |
五年九号四二頁に宮本君が書いた、周防大島願行寺にむかし住んだ、非常に強記な僧の話は、和漢諸方に古来類話が多い。 | |||
| 凍える女 | 小川未明 | 30分以内 | |
一 おあいが村に入って来たという噂が立った。 | |||
| ヨブ記講演 | 内村鑑三 | 1時間〜 | |
第一講 ヨブ記はいかなる書であるか ◯ヨブ記の発端は一章、二章にして、十九章がその絶頂たり、それより下りて四十二章を以て終尾となす。 | |||
| 秋 | 有島武郎 | 10分以内 | |
霜にうたれたポプラの葉が、しほたれながらもなほ枝を離れずに、あるかないかの風にも臆病らしくそよいでゐる。 | |||
| あさひの鎧 | 国枝史郎 | 1時間〜 | |
観世縒りの人馬 「飛天夜叉、飛天夜叉!」 「若い女だということだね」 「いやいや男だということだ」 「ナーニ一人の名ではなくて、団体の名だということだ」 「飛天夜叉組ってやつか」 「術を使うっていうじゃアないか」 「摩訶不思議の妖術をね」 「宮方であることには疑がいないな」 「武家方をミシミシやっつけている」 「何がいったい目的なんだろう?」 「大盗賊だということだが」 「馬鹿を云え、勤王の士だ | |||
| 銭形平次捕物控 | 野村胡堂 | 30分以内 | |
一 ガラッ八の八五郎が、その晩聟入りをすることになりました。 | |||
| 落穂拾い | 小山清 | 30分以内 | |
仄聞するところによると、ある老詩人が長い歳月をかけて執筆している日記は嘘の日記だそうである。 | |||
| 海の青と空の青 | 北大路魯山人 | 10分以内 | |
春の海はひねもすのたりのたりとしているそうである。 | |||
| 文学に関係のない文学者 | 中原中也 | 5分以内 | |
陽気な文学をといふ声がするが、では陽気とはいつたいどんなことなのだらう。 | |||
| 別府温泉 | 高浜虚子 | 60分以内 | |
一 道路のアスファルトがやわらかくなって靴のあとがつくという灼熱の神戸市中から、埠頭に出て、舷梯をよじて、紅丸に乗ると、忽ち風が涼しい。 | |||
| 弓と鉄砲 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
弓と鉄砲との戦争では鉄砲が勝つだろう。 | |||
| きもの | 中勘助 | 5分以内 | |
生垣つづきの小路が交叉してるところで私たちはばつたり出逢つた。 | |||
| 葡萄蔓の束 | 久生十蘭 | 30分以内 | |
北海道の春は、雪も消えないうちにセカセカとやって来る。 | |||
| 幸福の彼方 | 林芙美子 | 30分以内 | |
一 西陽の射してゐる洗濯屋の狭い二階で、絹子ははじめて信一に逢つた。 | |||