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1時間〜で読める青空文庫の長編作品

青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「1時間〜」の長編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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作品名著者読了時間人気
探偵小説の「謎」江戸川乱歩
1時間〜
序――この本のなりたち  社会思想研究会出版部のすすめによって、私の随筆の中から、探偵小説のトリックを解説したものを集めてみた。
蘆刈谷崎潤一郎
1時間〜
君なくてあしかりけりと思ふにも    いとゞ難波のうらはすみうき  まだおかもとに住んでいたじぶんのあるとしの九月のことであった。
日和下駄永井荷風
1時間〜
序 東京市中散歩の記事を集めて『日和下駄』と題す。
源氏物語紫式部
1時間〜
火のくににおひいでたれば言ふことの 皆恥づかしく頬の染まるかな(晶子)  年月はどんなにたっても、源氏は死んだ夕顔のことを少しも忘れずにいた。
すみだ川永井荷風
1時間〜
一  俳諧師松風庵蘿月は今戸で常磐津の師匠をしている実の妹をば今年は盂蘭盆にもたずねずにしまったので毎日その事のみ気にしている。
源氏物語紫式部
1時間〜
たちまちに知らぬ花さくおぼつかな天 よりこしをうたがはねども (晶子)  あの六条院の行幸のあった直後から朱雀院の帝は御病気になっておいでになった。
妖怪学井上円了
1時間〜
序言  妖怪学は応用心理学の一部分として講述するものにして、これに「学」の字を付するも、決して一科完成せる学を義とするにあらず。
地名の研究柳田国男
1時間〜
自序  始めて自分が日本の地名を問題にしたのは、この本の中にもある田代・軽井沢であった。
新書太閤記吉川英治
1時間〜
寧子の胸 「こひ!」  浅野又右衛門は、家に帰ると、すぐ大きな声で、妻の名をどなった。
伊沢蘭軒森鴎外
1時間〜
その一  頼山陽は寛政十二年十一月三日に、安藝国広島国泰寺裏門前杉木小路の父春水の屋敷で、囲の中に入れられ、享和三年十二月六日まで屏禁せられて居り、文化二年五月九日に至つて、「門外も為仕度段、存寄之通可被仕候」と云ふ浅野安藝守重晟が月番の達しに依つて釈された。
十二支考南方熊楠
1時間〜
(一)名義の事  虎梵名ヴィヤグラ、今のインド語でバグ、南インドのタミル語でピリ、ジャワ名マチャム、マレー名リマウ、アラブ名ニムル、英語でタイガー、その他欧州諸国大抵これに似おり、いずれもギリシアやラテンのチグリスに基づく。
青べか物語山本周五郎
1時間〜
はじめに  浦粕町は根戸川のもっとも下流にある漁師町で、貝と海苔と釣場とで知られていた。
新書太閤記吉川英治
1時間〜
露のひぬ間  九死に一生を得、殿軍の任を果して帰った将士が、京都に帰りついた第一夜の望みは、 「とにかく寝たい!」  それだけだった。
新書太閤記吉川英治
1時間〜
春の客  永禄五年の正月、信長は二十九歳の元旦を迎えた。
源氏物語紫式部
1時間〜
二ごころたれ先づもちてさびしくも悲 しき世をば作り初めけん  (晶子)  小侍従が書いて来たことは道理に違いないがまた露骨なひどい言葉だとも衛門督には思われた。
おせん邦枝完二
1時間〜
虫     一 「おッとッとッと。そう乗出しちゃいけない。垣根がやわだ。落着いたり、落着いたり」 「ふふふ。あわててるな若旦那、あっしよりお前さんでげしょう」 「叱ッ、静かに。――」 「こいつァまるであべこべだ。どっちが宰領だかわかりゃァしねえ」  が、それでも互の声は、ひそやかに触れ合う草の草ずれよりも低かった。
源氏物語紫式部
1時間〜
つま戸より清き男の出づるころ後夜の 律師のまう上るころ    (晶子)  一人の夫人の忠実な良人という評判があって、品行方正を標榜していた源左大将であったが、今は女二の宮に心を惹かれる人になって、世間体は故人への友情を忘れないふうに作りながら、引き続いて一条第をお訪ねすることをしていた。
源氏物語紫式部
1時間〜
死ぬる日を罪むくいなど言ふきはの涙 に似ざる火のしづくおつ  (晶子)  右衛門督の病気は快方に向くことなしに春が来た。
源氏物語紫式部
1時間〜
何よりも危ふきものとかねて見し小舟の 中にみづからを置く     (晶子)  兵部卿の宮は美しい人をほのかに御覧になったあの秋の夕べのことをどうしてもお忘れになることができなかった。
俳句の作りよう高浜虚子
1時間〜
[#ページの左右中央] かつてある人の言葉に「虚子の俳話は俗談平話のうちに俳諧の大乗を説くものなり」とあったことは我が意を得た言である。
柳生月影抄吉川英治
1時間〜
弟の窓・兄の窓 一  紺屋の干し場には、もう朝の薄陽が映している。
盲目物語谷崎潤一郎
1時間〜
わたくし生国は近江のくに長浜在でござりまして、たんじょうは天文にじゅう一ねん、みずのえねのとしでござりますから、当年は幾つになりまするやら。
新書太閤記吉川英治
1時間〜
雛の客  備前岡山の城はいま旺んなる改修増築の工事にかかっている。
孔子和辻哲郎
1時間〜
序  自分には孔子について書くだけの研究も素養も準備もない。
源氏物語紫式部
1時間〜
心をば火の思ひもて焼かましと願ひき 身をば煙にぞする     (晶子)  長い年月馴れた河風の音も、今年の秋は耳騒がしく、悲しみを加重するものとばかり宇治の姫君たちは聞きながら、父宮の御一周忌の仏事の用意をしていた。
源氏物語紫式部
1時間〜
ひと時は目に見しものをかげろふのあ るかなきかを知らぬはかなき(晶子)  宇治の山荘では浮舟の姫君の姿のなくなったことに驚き、いろいろと捜し求めるのに努めたが、何のかいもなかった。
源氏物語紫式部
1時間〜
ほど近き法の御山をたのみたる女郎花 かと見ゆるなりけれ    (晶子)  そのころ比叡の横川に某僧都といって人格の高い僧があった。
源氏物語紫式部
1時間〜
姫たちは常少女にて春ごとに花あらそひ をくり返せかし       (晶子)  ここに書くのは源氏の君一族とも離れた、最近に亡くなった関白太政大臣の家の話である。
大塩平八郎森鴎外
1時間〜
一、西町奉行所  天保八年丁酉の歳二月十九日の暁方七つ時に、大阪西町奉行所の門を敲くものがある。
新・水滸伝吉川英治
1時間〜
序曲、百八の星、人間界に宿命すること  頃は、今から九百年前。
新書太閤記吉川英治
1時間〜
とらと虎  湖畔の城は、日にまし重きをなした。
源氏物語紫式部
1時間〜
あふけなく大御むすめをいにしへの人 に似よとも思ひけるかな  (晶子)  そのころ後宮で藤壺と言われていたのは亡き左大臣の女の女御であった。
二流の人坂口安吾
1時間〜
第一話 小田原にて 一  天正十八年、真夏のひざかりであつた。
源氏物語紫式部
1時間〜
ありし世の霧来て袖を濡らしけりわり なけれども宇治近づけば  (晶子)  源右大将は常陸守の養女に興味は覚えながらも、しいて筑波の葉山繁山を分け入るのは軽々しいことと人の批議するのが思われ、自身でも恥ずかしい気のされる家であるために、はばかって手紙すら送りえずにいた。
江戸三国志吉川英治
1時間〜
伊太利珊瑚  うす寒い秋風の町角に、なんの気もなく見る時ほど思わず目のそむけられるものは、女の呪詛をたばねたような、あのかもじのつり看板です。
党生活者小林多喜二
1時間〜
一  洗面所で手を洗っていると、丁度窓の下を第二工場の連中が帰りかけたとみえて、ゾロ/\と板草履や靴バキの音と一緒に声高な話声が続いていた。
新書太閤記吉川英治
1時間〜
官兵衛救出  秀吉の赴いている中国陣。
藍色の蟇大手拓次
1時間〜
藍色の蟇 森の宝庫の寝間に 藍色の蟇は黄色い息をはいて 陰湿の暗い暖炉のなかにひとつの絵模様をかく。
鳴門秘帖吉川英治
1時間〜
お千絵様  みぞれ模様の冬空になった。
ビジテリアン大祭宮沢賢治
1時間〜
私は昨年九月四日、ニュウファウンドランド島の小さな山村、ヒルテイで行われた、ビジテリアン大祭に、日本の信者一同を代表して列席して参りました。
瘋癲老人日記谷崎潤一郎
1時間〜
1 十六日。
現代語訳 平家物語作者不詳
1時間〜
[#ページの左右中央] 序詞(祇園精舎)  祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。
年中行事覚書柳田国男
1時間〜
著者の言葉  日本の年中行事が、近頃再び内外人の注意をひくようになったことは事実だが、その興味の中心というべきものが、これからどの方角へ向おうとしているのか、久しくこういう問題に携わっている者には、かえって見当をつけることがむつかしい。
新書太閤記吉川英治
1時間〜
天機刻々  依然。
鳴門秘帖吉川英治
1時間〜
心の地震  鬱然とした大樹はあるが、渭山はあまり高くない。
性に眼覚める頃室生犀星
1時間〜
[#ページの左右中央] 大正八年十月 [#改ページ]  私は七十に近い父と一しょに、寂しい寺領の奥の院で自由に暮した。
鳴門秘帖吉川英治
1時間〜
送り狼  未明のうちに、本郷森川宿を出たお綱と万吉とが、中仙道をはかどって、もうそろそろ碓氷峠の姿や、浅間の噴煙を仰いでいようと思われる頃、――三日おくれて、同じ中仙道の宿駅に、三人づれの浪人を見ることができる。
鳴門秘帖吉川英治
1時間〜
吉兆吉運  それから四、五十日の日が過ぎた。
神鑿泉鏡花
1時間〜
朱鷺船 一  濡色を含んだ曙の霞の中から、姿も振もしつとりとした婦を肩に、片手を引担ぐやうにして、一人の青年がとぼ/\と顕はれた。
新書太閤記吉川英治
1時間〜
偽和  越前はもう積雪の国だった。
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