1時間〜で読める青空文庫の長編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「1時間〜」の長編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「1時間〜」の長編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青蛙神 | 岡本綺堂 | 1時間〜 | |
第一幕の登場人物李中行その妻柳その忰中二その娘阿香高田圭吉旅の男[#改ページ]第一幕時は現代。 | |||
地上 | 島田清次郎 | 1時間〜 | |
虐げらるゝ者の涙流る之を慰むる者あらざるなり――傳道之書[#改丁]第一章大河平一郎が学校から遅く帰って来ると母のお光は留守でいなかった。 | |||
死の快走船 | 大阪圭吉 | 1時間〜 | |
太い引きずるような波鳴りの聞えるうらさびた田舎道を、小一時間も馬を進ませつづけていた私達の前方には、とうとう岬の、キャプテン深谷邸が見えはじめた。 | |||
海に生くる人々 | 葉山嘉樹 | 1時間〜 | |
室蘭港が奥深く[#「奥深く」は筑摩版では「奥深く広く」]入り込んだ、その太平洋への湾口に、大黒島が栓をしている。 | |||
美しい村 | 堀辰雄 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央]天の※気(こうき)の薄明に優しく会釈をしようとして、命の脈が又新しく活溌に打っている。 | |||
趣味の遺伝 | 夏目漱石 | 1時間〜 | |
陽気のせいで神も気違になる。 | |||
十二支考 | 南方熊楠 | 1時間〜 | |
伝説隙行く駒の足早くて午の歳を迎うる今日明日となった。 | |||
ビジテリアン大祭 | 宮沢賢治 | 1時間〜 | |
私は昨年九月四日、ニュウファウンドランド島の小さな山村、ヒルテイで行われた、ビジテリアン大祭に、日本の信者一同を代表して列席して参りました。 | |||
其中日記 | 種田山頭火 | 1時間〜 | |
其中日記は山頭火が山頭火によびかける言葉である。 | |||
綺堂むかし語り | 岡本綺堂 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央]※(せん)思い出草[#改丁]思い出草赤蜻蛉私は麹町元園町一丁目に約三十年も住んでいる。 | |||
琉球の宗教 | 折口信夫 | 1時間〜 | |
はしがき袋中大徳以来の慣用によつて、琉球神道の名で、話を進めて行かうと思ふ。 | |||
残されたる江戸 | 柴田流星 | 1時間〜 | |
目次江戸ッ児の教育顔役の裔三ヶ日と七草揚り凧藪入と閻魔節分と鷽替初卯と初午梅と桜弥助と甘い物渡し船汐干狩山吹の名所節句筍めし藤と躑躅と牡丹初松魚釣りと網初袷五月場所花菖蒲稗蒔苗売り木やり唄浅草趣味八百善料理風鈴と釣忍井戸がえ箱庭と灯籠定斎と小使銭... | |||
愛と認識との出発 | 倉田百三 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央]この書を後れて来たる青年に贈る[#改ページ]兄弟よ、われなんじらに新しき誡を書き贈るにあらず。 | |||
夜明け前 | 島崎藤村 | 1時間〜 | |
第八章母刀自の枕屏風にいやしきもたかきもなべて夢の世をうら安くこそ過ぐべかりけれ花紅葉あはれと見つつはるあきを心のどけくたちかさねませおやのよもわがよも老をさそへども待たるるものは春にぞありける新しく造った小屏風がある。 | |||
獄中への手紙 | 宮本百合子 | 1時間〜 | |
一月二日〔巣鴨拘置所の顕治宛目白より(封書)〕一月二日第一信さて、あけましておめでとう。 | |||
旅日記 | 種田山頭火 | 1時間〜 | |
年頭所感――芭蕉は芭蕉、良寛は良寛である、芭蕉にならうとしても芭蕉にはなりきれないし、良寛の真似をしたところで初まらない。 | |||
レモンの花の咲く丘へ | 国枝史郎 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央]この Exotic の一巻を三郎兄上に献ず、兄上は小弟を愛し小弟を是認し小弟を保護したまう一人の人なり。 | |||
世界怪談名作集 | テオフィル・ゴーチェ | 1時間〜 | |
わたしがかつて恋をしたことがあるかとお訊(たず)ねになるのですか。 | |||
S岬西洋婦人絞殺事件 | 夢野久作 | 1時間〜 | |
法医学的な探偵味を含んだ、且つ、残忍性を帯びた事件の実話を書けという註文であるが、今ここに書く事件は、遺憾ながら左の三項について、その筋に残っている公式の記録、もしくは筆者のノートと相違している筈である。 | |||
好日 | 三好十郎 | 1時間〜 | |
朝オルゴールの曲。 | |||
つぼみ | 宮本百合子 | 1時間〜 | |
処女の死と赤い提灯まだ二十を二つ越したばかりの若い処女が死んだ、弱い体で長い間肺が悪かっただけその短い生涯も清いものだった。 | |||
貞操問答 | 菊池寛 | 1時間〜 | |
金を売る七月、もうすっかり夏であるべきはずだのに、この三日ばかり、日の目も見せず、時々降る雨に、肌寒いような涼しさである。 | |||
半七捕物帳 | 岡本綺堂 | 1時間〜 | |
なにかの話から、神田の柳原の噂が出たときに、老人はこう語った。 | |||
其中日記 | 種田山頭火 | 1時間〜 | |
自省自戒節度ある生活、省みて疚しくない生活、悔のない生活。 | |||
其中日記 | 種田山頭火 | 1時間〜 | |
旅日記□東行記(友と遊ぶ)□水を味ふ(道中記)□病床雑記(飯田入院)□帰庵独臥(雑感)三月廿一日(東行記)春季皇霊祭、お彼岸の中日、風ふく日。 | |||
大菩薩峠 | 中里介山 | 1時間〜 | |
「浜、雪は積ったか」炬燵(こたつ)に仮睡していた机竜之助は、ふと眼をあいてだるそうな声。 | |||
大菩薩峠 | 中里介山 | 1時間〜 | |
昨日も、今日も、竜之助は大津の宿屋を動かない。 | |||
名人長二 | 三遊亭円朝 | 1時間〜 | |
三遊亭圓朝子、曾て名人競と題し画工某及女優某の伝を作り、自ら之を演じて大に世の喝采を博したり。 | |||
其中日記 | 種田山頭火 | 1時間〜 | |
自戒三則一、物を粗末にしないこと一、腹を立てないこと一、愚痴をいはないこと誓願三章一、無理をしないこと一、後悔しないこと一、自己に佞らないこと欣求三条一、勉強すること一、観照すること一、句作すること一月一日晴――曇。 | |||
未来の地下戦車長 | 海野十三 | 1時間〜 | |
かわった手習い岡部一郎という少年があった。 | |||
浮標 | 三好十郎 | 1時間〜 | |
時…………現代所…………千葉市の郊外人間…………久我五郎(洋画家。 | |||
悪獣篇 | 泉鏡花 | 1時間〜 | |
つれの夫人がちょっと道寄りをしたので、銑太郎は、取附きに山門の峨々(がが)と聳(そび)えた。 | |||
其中日記 | 種田山頭火 | 1時間〜 | |
唐土の山の彼方にたつ雲はここに焚く火の煙なりけり一月一日・雑草霽れてきた今日はお正月・草へ元旦の馬を放していつた・霽れて元日の水がたたへていつぱいけふは休業の犬が寝そべつてゐる元日・椿おちてゐるあほげば咲いてゐる・元日の藪椿ぽつちり赤く・藪からひよいと日の丸をかかげてお正月・お宮の梅のいちはやく咲いて一月一日・空地があつて日が照つて正月のあそび湯田温泉・... | |||
ムツェンスク郡のマクベス夫人 | ニコライ・セミョーノヴィチ・レスコーフ | 1時間〜 | |
毒くわば皿――ことわざ――[#改ページ]※ひょっくり出会ったその時から、たとえ長の年つきが流れたにしても、思いだすたんびに鳩尾のへんがドキリとせずにはいられないような――そんな人物に、われわれの地方では時たまお目にかかることがある。 | |||
工場細胞 | 小林多喜二 | 1時間〜 | |
上金網の張ってある窓枠に両手がかゝって――その指先きに力が入ったと思うと、男の顔が窓に浮かんできた。 | |||
ディカーニカ近郷夜話 前篇 | ニコライ・ゴーゴリ | 1時間〜 | |
とんとどうも分らない!堅気な基督教徒が何かを手に入れようとして、まるで猟犬が兎を追つかけるやうに、あくせくとして骨を折つても、どうしても旨くゆかないやうな場合に、そこへ悪魔めが荷担して、奴がちよつと尻尾を一つ振らうものなら、もうちやんと天からでも降つてわいたやうに、ひよつこり望みの品が現はれてゐるのだ。 | |||
聖アレキセイ寺院の惨劇 | 小栗虫太郎 | 1時間〜 | |
聖アレキセイ寺院――。 | |||
芽生 | 宮本百合子 | 1時間〜 | |
鴨青々した草原と葦の生えた沼をしたって男鴨は思わず玉子色の足をつまだてて羽ばたきをした。 | |||
虎狩 | 中島敦 | 1時間〜 | |
私は虎狩の話をしようと思う。 | |||
古代中世言語論 | 折口信夫 | 1時間〜 | |
我国の歴史は、やがて三千年に亘らうとして居る。 | |||
其中日記 | 種田山頭火 | 1時間〜 | |
昭和十一年(句稿別冊)七月二十二日曇、晴、混沌として。 | |||
乞食学生 | 太宰治 | 1時間〜 | |
大貧に、大正義、望むべからず――フランソワ・ヴィヨン第一回一つの作品を、ひどく恥ずかしく思いながらも、この世の中に生きてゆく義務として、雑誌社に送ってしまった後の、作家の苦悶に就いては、聡明な諸君にも、あまり、おわかりになっていない筈(はず)である。 | |||
其中日記 | 種田山頭火 | 1時間〜 | |
花開時蝶来蝶来時花開七月廿六日曇、雨、蒸暑かつた、山口行。 | |||
半七捕物帳 | 岡本綺堂 | 1時間〜 | |
明治三十年三月十五日の暁方に、吉原仲の町の引手茶屋桐半の裏手から出火して、廓内百六十戸ほどを焼いたことがある。 | |||
半七捕物帳 | 岡本綺堂 | 1時間〜 | |
これも明治三十年の秋と記憶している。 | |||
かもじの美術家 | ニコライ・セミョーノヴィチ・レスコーフ | 1時間〜 | |
一八六一年二月十九日なる農奴解放の佳き日の聖なる記念に[#改ページ]かれらの魂は至福のうちに休らう。 | |||
自力更生より自然力更生へ | 三沢勝衛 | 1時間〜 | |
はじめに次の小文は、昭和十一年の春、長野県砂防協会の第三回総会に招かれたその席上での小講演要項である。 | |||
菊模様皿山奇談 | 三遊亭円朝 | 1時間〜 | |
大奸は忠に似て大智は愚なるが如しと宜なり。 | |||
日琉語族論 | 折口信夫 | 1時間〜 | |
完全な比較研究が、姑(しばら)く望まれない。 | |||
風の便り | 太宰治 | 1時間〜 | |
拝啓。 |