5分以内で読める青空文庫の短編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 手紙 | 坂本竜馬 | 5分以内 | |
家兄より(京)より大坂までおこし候文ニ付て、さし出申候存意、 ○彼養子のつがふハ積年の志願ニて、先年も度々申出候得(共兎角)兄が(心)配ニ相掛候事なれば終に立服致候ほどの事にて候ハ、雅兄ニもよく御存の所ニて候。 | |||
| 手紙 | 坂本竜馬 | 5分以内 | |
此は(な)しハまづ/\人にゆ(言)ハれんぞよ。 | |||
| 手紙 | 坂本竜馬 | 5分以内 | |
唯今肥後邸ニ横井を尋候所、夜前申合候通、伏水ニ相待と申て、今日八ツ時頃、出足ニて候よし。 | |||
| 手紙 | 坂本竜馬 | 5分以内 | |
いさゝか御心をやすめんとて、 六月十六日に 認候文。 | |||
| 手紙 | 坂本竜馬 | 5分以内 | |
此頃ハ天下無二の軍学者勝麟太郎という大先生に門人となり、ことの外かはいがられ候て、先きやくぶんのよふなものになり申候。 | |||
| 手紙 | 坂本竜馬 | 5分以内 | |
一、金子弐両也。 | |||
| 手紙 | 坂本竜馬 | 5分以内 | |
二白、御家内へも宜敷御伝声可レ被レ下候、以上。 | |||
| 「地熱」について | 三好十郎 | 5分以内 | |
この作品は、今から十五六年前、丁度僕が井上演劇道場と云ふ中間演劇なるものに関係してゐた頃、直接には井上さんの委嘱で書いたものですが、この作品そのものを書きたい気持はかなり古くからもつてゐたものです。 | |||
| 草みち | 田山花袋 | 5分以内 | |
私は童話でも書くやうな、または刺繍でも見るやうな気持で、昔の恋愛の心の光景を眺め返して見たのでした。 | |||
| (辛いこつた辛いこつた!) | 中原中也 | 5分以内 | |
辛いこつた辛いこつた! なまなか伝説的存在にされて あゝ、この言語玩弄者達の世に、 なまなか伝説的存在にされて、 (パンを奪はれ花は与へられ) あゝ、小児病者の横行の世に! 奴等の頭は言葉でガラガラになり、 奴等の心は根も葉もないのだ。 | |||
| コキューの憶ひ出 | 中原中也 | 5分以内 | |
その夜私は、コンテで以て自我像を画いた 風の吹いてるお会式の夜でした 打叩く太鼓の音は風に消え、 私の机の上ばかり、あかあかと明り、 女はどこで何を話してゐたかは知る由もない 私の肖顔は、コンテに汚れ、 その上に雨でもパラつかうものなら、 まこと傑作な自我像は浮び、 軌り[#「軌り」は底本では「軌り」]ゆく、終夜電車は、 悲しみの余裕を奪ひ、 あかあかと、あかあかと私の画用紙の上は、 け | |||
| 坊や | 中原中也 | 5分以内 | |
山に清水が流れるやうに その陽の照つた山の上の 硬い粘土の小さな溝を 山に清水が流れるやうに 何も解せぬ僕の赤子は 今夜もこんなに寒い真夜中 硬い粘土の小さな溝を 流れる清水のやうに泣く 母親とては眠いので 目が覚めたとて構ひはせぬ 赤子は硬い粘土の溝を 流れる清水のやうに泣く その陽の照つた山の上の 硬い粘土の小さな溝を さらさらさらと流れるやうに清水のやうに 寒い真夜中赤子は泣くよ (一 | |||
| 干物 | 中原中也 | 5分以内 | |
秋の日は、干物の匂ひがするよ 外苑の鋪道しろじろ、うちつづき、 千駄ヶ谷 森の梢のちろちろと 空を透かせて、われわれを 視守る 如し。 | |||
| 夏と私 | 中原中也 | 5分以内 | |
真ツ白い嘆かひのうちに、 海を見たり。 | |||
| 夏と悲運 | 中原中也 | 5分以内 | |
とど、俺としたことが、笑ひ出さずにやゐられない。 | |||
| 疲れやつれた美しい顔 | 中原中也 | 5分以内 | |
疲れやつれた美しい顔よ、 私はおまへを愛す。 | |||
| 寒い夜の自我像 | 中原中也 | 5分以内 | |
2 恋人よ、その哀しげな歌をやめてよ、 おまへの魂がいらいらするので、 そんな歌をうたひだすのだ。 | |||
| 酒場にて | 中原中也 | 5分以内 | |
今晩あゝして元気に語り合つてゐる人々も、 実は、元気ではないのです。 | |||
| 暗い天候 | 中原中也 | 5分以内 | |
二 こんなにフケが落ちる、 秋の夜に、雨の音は トタン屋根の上でしてゐる…… お道化てゐるな―― しかしあんまり哀しすぎる。 | |||
| 玩具の賦 | 中原中也 | 5分以内 | |
どうともなれだ 俺には何がどうでも構はない どうせスキだらけぢやないか スキの方を減さうなんてチヤンチヤラ可笑しい 俺はスキの方なぞ減らさうとは思はぬ スキでない所をいつそ放りつぱなしにしてゐる それで何がわるからう 俺にはおもちやが要るんだ おもちやで遊ばなくちやならないんだ 利得と幸福とは大体は混る だが究極では混りはしない 俺は混らないとこばつかり感じてゐなけあならなくなつてるんだ 月給が | |||
| 曇つた秋 | 中原中也 | 5分以内 | |
1 或る日君は僕を見て嗤ふだらう、 あんまり蒼い顔してゐるとて、 十一月の風に吹かれてゐる、無花果の葉かなんかのやうだ、 棄てられた犬のやうだとて。 | |||
| 竹の里人 一 | 伊藤左千夫 | 5分以内 | |
同人が各自、種々なる方面より見たる故先生をあらはさむことにつとむ 考へて見ると實に昔が戀しい、明治三十三年の一月然かも二日の日から往き始めた予は、其以前の事は勿論知らぬのであるが、予が往き始めた頃はまだ頗る元氣があつたもので、食物は菓物を尤も好まれたは人も知つてゐるが、甘い物なら何でも好きといふ調子で、壯健の人をも驚かす位喰ふた、御馳走の事といつたら話をしても悦んだ程で、腰は立なくとも左の片肘を | |||
| 怪談牡丹灯籠 | 若林玵蔵 | 5分以内 | |
文字能く人の言語を写すと雖も、只其の意義を失わずして之を文字に留むるのみ。 | |||
| 怪談牡丹灯籠 | 総生寛 | 5分以内 | |
孔子は恠力乱神を語らずといい給えども左伝には多く怪異の事を載せたり又中庸に国家将に興らんとすれば禎祥有り国家将に亡びんとすれば妖※ありと云うを見れば世の中には不可思議無量の事なしと言い難し殊に仏家の書には奇異の事を出し之を方便となし神通となして衆生を済度の法とせり是の篇に説く所の怪事も亦凡夫の迷いを示して凡夫の迷いを去り正しき道に入らしむるの栞とする為めなれば事の虚実は兎まれ角まれ作者の心を用うる | |||
| 老境なるかな | 吉井勇 | 5分以内 | |
私がはじめて歌を作つたのは中学の二年の時だと思ふから、顧みれば私の歌歴も、もうすでに五十年を越してしまつてゐる。 | |||
| 雑魚寝 | 吉井勇 | 5分以内 | |
「吾八」の歌を探すので「祗園歌集」を読み直していると、はからずも「雑魚寝」と題する数首の歌にめぐり会つた。 | |||
| 黒足袋 | 吉井勇 | 5分以内 | |
私の家をたづねてくる客の中の和服の人は、どうも黒足袋をはいたものの方が多い。 | |||
| 逢状 | 吉井勇 | 5分以内 | |
祇園で今では見られなくなつたものに、「雑魚寝」のほかにもうひとつ「逢状」というものがある。 | |||
| 宋書倭国伝 | 沈約 | 5分以内 | |
倭國在高驪東南大海中、世修貢職。 | |||
| 隋書倭国伝 | 魏徴 | 5分以内 | |
倭國在百濟・新羅東南、水陸三千里、於大海之中、依山島而居。 | |||
| 道ひらく | 相馬御風 | 5分以内 | |
この二三日真黒なシマキ雲が時々海の方から吹き上げられて来て、すさまじい突風と共に霰となつて私達を脅かす。 | |||
| 十和田の夏霧 | 泉鏡花 | 5分以内 | |
彼處に、遙に、湖の只中なる一點のモーターは、日の光に、たゞ青瑪瑙の瓜の泛べる風情がある。 | |||
| 鳥影 | 泉鏡花 | 5分以内 | |
雨の晴れた朝である。 | |||
| 五月より | 泉鏡花 | 5分以内 | |
五月 卯の花くだし新に霽れて、池の面の小濁り、尚ほ遲櫻の影を宿し、椿の紅を流す。 | |||
| くさびら | 泉鏡花 | 5分以内 | |
御馳走には季春がまだ早いが、たゞ見るだけなら何時でも構はない。 | |||
| 鑑定 | 泉鏡花 | 5分以内 | |
牛屋の手間取、牛切りの若いもの、一婦を娶る、と云ふのがはじまり。 | |||
| 忘れ難きことども | 松井須磨子 | 5分以内 | |
先生のことを思ひますと、唯私は悲しくなります。 | |||
| トンカトントンカッタカッタ | 今野大力 | 5分以内 | |
トンカトンカトン トンカトンカトン これは隣りのシャフトから樋を通って来るベルトが樋板を叩いている音だ。 | |||
| 「灯火節」あとがき | 片山広子 | 5分以内 | |
もう二十何年か前、昭和の初めごろ、私は急に自分の生活に疲れを感じて何もかもいやになつてしまつた。 | |||
| 酋長 | 岡本かの子 | 5分以内 | |
朝子が原稿を書く為に暮れから新春へかけて、友達から貸りた別荘は、東京の北端れに在った。 | |||
| 冬の鯊釣 | 佐藤垢石 | 5分以内 | |
彼岸の鯊は中気の薬というが、まだその頃の鯊は形が小さく、肉も軟かく、味が上等とはいえません。 | |||
| 夏釣日記 | 佐藤垢石 | 5分以内 | |
二日の昼過ぎ、生駒※翔先生と将棋の木村名人と私と、大鯛釣を志して伊豆の網代温泉へ着いた。 | |||
| 道具と餌と天候 | 佐藤垢石 | 5分以内 | |
釣道具の呼称については解釈のつかぬものが多い。 | |||
| 早春の山女魚 | 佐藤垢石 | 5分以内 | |
豊満な肉をおおった青銀色の鱗の底に、正しく並んだ十三個の斑点が薄墨ぼかしの紫を刷いたように、滑らかな肌から泛び出て、その美しさは形容の言葉がない。 | |||
| 県歌 信濃の国 | 浅井洌 | 5分以内 | |
一 信濃の国は十州に 境連ぬる国にして 聳ゆる山はいや高く 流るる川はいや遠し 松本伊那佐久善光寺 四つの平は肥沃の地 海こそなけれ物さわに 万ず足らわぬ事ぞなき 二 四方に聳ゆる山々は 御嶽乗鞍駒ヶ岳 浅間は殊に活火山 いずれも国の鎮めなり 流れ淀まずゆく水は 北に犀川千曲川 南に木曽川天竜川 これまた国の固めなり 三 木曽の谷には | |||
| 信濃国 | 浅井洌 | 5分以内 | |
信濃の國は十州に 境つらぬる國にして 山は聳えて峯高く 川は流れて末遠し 松本伊那佐久善光寺 四つの平は肥沃の地 海こそなけれ物さはに 萬たらわぬことそなき 四方に聳ゆる山々は 御岳乘鞍駒か岳 淺間は殊に活火山 いつれも國の鎭めなり 流れ淀ます行く水は 北に犀川千曲川 南に木曽川天龍川 これまた國の固めなり 木曽の谷には眞木茂り 諏訪の湖には魚多し 民のかせぎは紙麻綿 五穀みのらむ里やある し | |||
| ハイデッゲル教授の想い出 | 三木清 | 5分以内 | |
私がハイデルベルクからマールブルクへ移ったのとちょうど同じ頃にハイデッゲル氏はフライブルクからマールブルクへ移って来られた。 | |||
| 雪解水 | 今井邦子 | 5分以内 | |
何をくよくよ川ばた柳、水の流れを見てくらす 此俗謠は誰の作で、いつの頃から市井の唄となつて流行しだしたかはまだ調べてみないが、よほどの苦勞人の作であらう。 | |||
| 滝 | 今井邦子 | 5分以内 | |
瀧を見ることはたのしいことです。 | |||
| 雲の日記 | 正岡子規 | 5分以内 | |
明治卅一年十二月十五日 朝晴れて障子を開く。 | |||