5分以内で読める青空文庫の短編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 旅 | 正岡子規 | 5分以内 | |
○旅はなさけ、恥はかきずて、宿屋に著きて先づ飯盛女の品定め、水臭き味噌汁すすりながら、ここに遊君はありやといへば、ござりまする、片田舎とて侮り給はば思はぬ不覚を取り給ふべし、などいふ、今の世の中に旅といふもの可愛い子にはさせまじき者なり。 | |||
| 権助の恋 | 正岡子規 | 5分以内 | |
夜半にふと眼をさますと縁側の処でガサガサガタと音がするから、飼犬のブチが眠られないで箱の中で騒いで居るのであろうと思うて見たが、どうもそうでない。 | |||
| 刺客蚊公之墓碑銘 | 正岡子規 | 5分以内 | |
田舎の蚊々、汝竹藪の奥に生れて、その親も知らず、昼は雪隠にひそみて伏兵となり、夜は臥床をくぐりて刺客となる、咄汝の一身は総てこれ罪なり、人の血を吸ふは殺生罪なり、蚊帳の穴をくぐるは偸盗罪なり、耳のほとりにむらがりて、雷声をなすは妄語罪なり、酒の香をしたふて酔ふことを知らざるは、飲酒罪なり、汝五逆の罪を犯してなほ生を人界にぬすむは、そもそも何の心ぞ、あくまで血にふくれて、腹のさくるは自業自得なり、子 | |||
| 夢 | 正岡子規 | 5分以内 | |
○先日徹夜をして翌晩は近頃にない安眠をした。 | |||
| 煩悶 | 正岡子規 | 5分以内 | |
時は午後八時頃、体温は卅八度五分位、腹も背も臀も皆痛む、 アッ苦しいナ、痛いナ、アーアー人を馬鹿にして居るじゃないか、馬鹿、畜生、アッ痛、アッ痛、痛イ痛イ、寝返りしても痛いどころか、じっとして居ても痛いや。 | |||
| 土達磨を毀つ辞 | 正岡子規 | 5分以内 | |
汝もといづくの辺土の山の土くれぞ。 | |||
| 九月十四日の朝 | 正岡子規 | 5分以内 | |
朝蚊帳の中で目が覚めた。 | |||
| 犬 | 正岡子規 | 5分以内 | |
○長い長い話をつづめていうと、昔天竺に閼伽衛奴国という国があって、そこの王を和奴和奴王というた、この王もこの国の民も非常に犬を愛する風であったがその国に一人の男があって王の愛犬を殺すという騒ぎが起った、その罪でもってこの者は死刑に処せられたばかりでなく、次の世には粟散辺土の日本という島の信州という寒い国の犬と生れ変った、ところが信州は山国で肴などという者はないので、この犬は姨捨山へ往て、山に捨てら | |||
| 来青花 | 永井荷風 | 5分以内 | |
藤山吹の花早くも散りて、新樹のかげ忽ち小暗く、盛久しき躑躅の花の色も稍うつろひ行く時、松のみどりの長くのびて、金色の花粉風来れば烟の如く飛びまがふ。 | |||
| アンドレ・ジイド管見 | 中原中也 | 5分以内 | |
ジイドの芸術活動の始つたのは、凡そかのデカダン一派の淋れる頃からだと云ふことが出来る。 | |||
| 河上に呈する詩論 | 中原中也 | 5分以内 | |
子供の時に、深く感じてゐたもの、――それを現はさうとして、あまりに散文的になるのを悲しむでゐたものが、今日、歌となつて実現する。 | |||
| 地上組織 | 中原中也 | 5分以内 | |
私は全ての有機体の上に、無数に溢れる無機的現象を見る。 | |||
| 小林秀雄小論 | 中原中也 | 5分以内 | |
機敏な晩熟児といふべき此の男が、現に存するのだから僕は機敏な晩熟児が如何にして存るかその様を語らうと思ふ。 | |||
| 林檎のうた | 片山広子 | 5分以内 | |
麦の芽のいまだをさなき畑に向く八百屋の店は一ぱいの林檎 深山路のもみぢ葉よりも色ふかく店の林檎らくれなゐめざまし 立ちて見つつ愉しむ心反射して一つ一つの林檎のほほゑみ みちのくの遠くの畑にみのりたる木の実のにほひ吾を包みぬ 手にとればうす黄のりんご香りたつ熟れみのりたる果物の息 すばらしき好運われに来し如し大きデリツシヤスを二つ買ひたり 宵浅くあかり明るき卓の上に皿のりんごはいきいきとある わがい | |||
| 四つの市 | 片山広子 | 5分以内 | |
グレレゴリイ夫人の伝説によると、むかしゲエル人の先住民ダナ人らがアイルランドに渡つて来た時には、大ぞらの空気の中を通つて霧に乗つて来たさうである。 | |||
| 花屋の窓 | 片山広子 | 5分以内 | |
暮れかかる山手の坂にあかり射して花屋の窓の黄菊しらぎく この歌は、昭和十一年ごろ横浜の山手の坂で詠んだのであるが、そのときの花屋の花の色や路にさした電気の白い光も、すこしも顕れてゐない。 | |||
| 茄子畑 | 片山広子 | 5分以内 | |
はがきを出さうと思つて、畑道を通つて駅前のポストの方に歩いて行つた。 | |||
| 鷹の井戸 | 片山広子 | 5分以内 | |
今は世にないアイルランドの詩人イエーツが書いた舞踊劇の一つに「鷹の井戸」といふのがある。 | |||
| その他もろもろ | 片山広子 | 5分以内 | |
たぶん五六年前のことと覚えてゐる。 | |||
| 買食ひ | 片山広子 | 5分以内 | |
むかし私がまだむすめ時代には、家々の奥さんたちが近所の若い主婦やおよめさんの悪口をいふとき、あの人は買食ひが好きですつてね、毎日のやうに買食ひをしてゐるんですつて! といふやうなことを言つて、それが女性の最大の悪徳のやうであつた。 | |||
| お嬢さん | 片山広子 | 5分以内 | |
花の里、吉原にその青年は初めて行つたのである。 | |||
| 遠友夜学校校歌 | 有島武郎 | 5分以内 | |
一 沢なすこの世の楽しみの 楽しき極みは何なるぞ 北斗を支ふる富を得て 黄金を数へん其時か オー 否 否 否 楽しき極みはなほあらん。 | |||
| 安吾新日本風土記 | 坂口安吾 | 5分以内 | |
挨拶 予告して申し上げるほどの言葉はまだないのです。 | |||
| 松風の音 | 和辻哲郎 | 5分以内 | |
東京の郊外で夏を送っていると、時々松風の音をなつかしく思い起こすことがある。 | |||
| 岡倉先生の思い出 | 和辻哲郎 | 5分以内 | |
今度岡倉一雄氏の編輯で『岡倉天心全集』が出始めた。 | |||
| 『青丘雑記』を読む | 和辻哲郎 | 5分以内 | |
『青丘雑記』は安倍能成氏が最近六年間に書いた随筆の集である。 | |||
| 「廃墟」について | 三好十郎 | 5分以内 | |
敗戦後一年ぐらいたってから書いたもので、この巻の三作品の中では最も古い。 | |||
| 「孔雀船」解説 | 中山省三郎 | 5分以内 | |
先づ最初に、「孔雀船」の詩人伊良子清白氏の自傳を再録して置かうと思ふ。 | |||
| 時勢と道徳観念 | 喜田貞吉 | 5分以内 | |
虎関の作と云い、玄慧の作とも言われる異制庭訓往来に、 賊に大小あり、小罪既に大罪よりも軽し。 | |||
| 大田垣蓮月尼のこと | 上村松園 | 5分以内 | |
毅然たる中に、つつましやかさ、優しさ、女らしさを備えていることは、日本女性の持つ美徳でありこれあってはじめて、いざという場合真の強さが発揮される。 | |||
| 帯の巾が広すぎる | 上村松園 | 5分以内 | |
只今では帯といっておりますが、慶長時代では巻物と申しておったようでございます。 | |||
| 女の顔 | 上村松園 | 5分以内 | |
顔の時代変遷 美人絵の顔も時代に依って変遷しますようで、昔の美人は何だか顔の道具が総体伸びやかで少し間の抜けたところもあるようです。 | |||
| 北穂天狗の思い出 | 上村松園 | 5分以内 | |
懐しまれるのは去年の六月信州北穂の天狗の湯へ旅をしたときの思い出である。 | |||
| 三味線の胴 | 上村松園 | 5分以内 | |
うちの松篁は、私の顔を三味線だと言う。 | |||
| 随想 | 上村松園 | 5分以内 | |
時代の移り変わりは妙なものである。 | |||
| 土田さんの芸術 | 上村松園 | 5分以内 | |
昨年の夏だったか、京都の関係者が寄り合って友禅祭を催し、その所蔵品を持ち寄って一堂に陳列した事があった。 | |||
| 芙蓉の花にも似た美しい楊貴妃を | 上村松園 | 5分以内 | |
帝展の方も大分出品しなかったので今年は思い立って……それも近頃取りかかったばかりで明日辺りから墨を当てようかというところなのです。 | |||
| 古い記憶を辿って | 上村松園 | 5分以内 | |
その頃の絵は今日のように濃彩のものがなくて、いずれもうすいものでした。 | |||
| 私の仕事 松篁の仕事 | 上村松園 | 5分以内 | |
二十年来の画債整理と、皇后陛下よりの御用命に依り、双幅藤原時代美人数名の揮亳完成を期するために、今度は是非に謹製致したいと思いながら、遂に三年許りの歳月が過ぎて了いました。 | |||
| 松園女史の思い出 | 金子薫園 | 5分以内 | |
窓の外で春の形見の鶯が頻りに啼いている。 | |||
| 霧の中のヨードル | 中井正一 | 5分以内 | |
一九二二年頃の事である。 | |||
| 新しい神話を追い求めつつ | 中井正一 | 5分以内 | |
夜の家庭の雑談の中で、十歳の女の子が、「神様はほんとにあるの、地球の外は宇宙でしょう。神様は何処に棲むの?」と問うた。 | |||
| 図書館法を地方の万人の手に | 中井正一 | 5分以内 | |
三年前のことであった。 | |||
| 蓄音器の針 | 中井正一 | 5分以内 | |
何の針をとって見てもヴィクターのソフトはヴィクターのソフトだ。 | |||
| 大会を終りて | 中井正一 | 5分以内 | |
今度の大会を顧みて、私たちは図書館なるものの概念が、一九五〇年にふさわしく、新たなる意味を、日本においてもおのずから新たにつくられつつあることを、確然と見ずにいられない。 | |||
| 真理を求めて | 中井正一 | 5分以内 | |
ロマン・ロランは第一次大戦にあたって彼の「戦いを超えて」の中で次のようにいっている。 | |||
| 支部図書館三周年に寄せて | 中井正一 | 5分以内 | |
三年前、第一回の支部図書館準備会の会合に出席した人々の何人が、この三年目の今日、かかるかたちで三周年を迎えることができると想像しえたであろう。 | |||
| 国会図書館の窓から | 中井正一 | 5分以内 | |
日射しの暖かい南向きの窓に、開くともなしに、美しい装釘の本をひもどく、といった、読書のよろこび、「閑」というこころもちの深い厳しさ、こんな世界から、だんだん遠ざかりつつある。 | |||
| 「焚書時代」を脱却 | 中井正一 | 5分以内 | |
これまで書店と図書館は、あたかも商売仇のような感じをお互いにもっていたときもあった。 | |||
| 将来の日本 | 田口卯吉 | 5分以内 | |
徳富猪一郎君は肥後熊本の人なり。 | |||