幻想
宮沢賢治
『幻想』は青空文庫で公開されている宮沢賢治の短編作品。360文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 360文字 |
| 人気 | 0PV |
| 書き出し書出 | 濁みし声下より叫ぶ 炉はいまし何度にありや 八百といらへをすれば 声なくて炭を掻く音 声ありて更に叫べり づくはいまし何度にありや 八百といらへをすれば またもちえと舌打つひゞき 灼熱のるつぼをつゝみ むらさきの暗き火は燃え そがなかに水うち汲める 母の像恍とうかべり 声ありて下より叫ぶ 針はいま何度にありや 八百といらへて云へば たちまちに階を来る音 八百は何のたはごと 汝はこゝに睡れる |
| 初出 | |
| 底本 | 新修宮沢賢治全集 第六巻 |
| 表記 |
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