青空文庫の全作品
青空文庫で公開されているすべての著者の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
---|
青空文庫で公開されているすべての著者の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
---|
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
---|---|---|---|
敬首和尚の典籍概見 | 内藤湖南 | 10分以内 | |
日本に目録學なし。 | |||
科学論 | 戸坂潤 | 1時間〜 | |
科学というものが一纏めにして、一体どういうものであるかを、この書物は分析するのである。 | |||
技術の哲学 | 戸坂潤 | 1時間〜 | |
私は今特に、文明批評又は文化批判の立場から、技術の問題を取り上げる。 | |||
イデオロギーの論理学 | 戸坂潤 | 1時間〜 | |
この書物は、過去一年余りの間に私が様々な雑誌に発表した文章を、略々発表の時期の順序に従って編集したものである。 | |||
イデオロギー概論 | 戸坂潤 | 1時間〜 | |
私は二年あまり前に、『イデオロギーの論理学』を出版したが、今度の書物は全く、それの具体化と新しい領域への展開なのである。 | |||
日本イデオロギー論 | 戸坂潤 | 1時間〜 | |
この書物で私は、現代日本の日本主義と自由主義とを、様々の視角から、併し終局に於て唯物論の観点から、検討しようと企てた。 | |||
現代哲学講話 | 戸坂潤 | 1時間〜 | |
私は今現代哲学に就いて、教師風の説明を与えることを目的としているのではない。 | |||
現代唯物論講話 | 戸坂潤 | 1時間〜 | |
現代唯物論の対象となるものを物質論・認識論・科学論・文化論・の四部門に分けて見た。 | |||
認識論とは何か | 戸坂潤 | 1時間〜 | |
第一章認識について認識という言葉は今日では、殆んど完全に日常語となっている。 | |||
思想としての文学 | 戸坂潤 | 1時間〜 | |
文学という言葉を文献学という意味に使い、所謂文学の代りに文芸という言葉を使え、という意見もあるが、私はにわかに賛成出来ない。 | |||
世界の一環としての日本 | 戸坂潤 | 1時間〜 | |
ここに編纂したものは、必ずしも研究論文ではない。 | |||
辞典 | 戸坂潤 | 1時間〜 | |
『経済学大辞典』ディーツゲンヨゼフJosef Dietzgen(一八二八―一八八八)ドイツのプランケンベルクに生れた。 | |||
現代日本の思想対立 | 戸坂潤 | 1時間〜 | |
二三年来、問題に触れて書いて来た社会評論の内から、手頃と思われるものを選んで、出版することにした。 | |||
読書八境 | 市島春城 | 10分以内 | |
古語に居は気を移すとあるが、居所に依つて気分の異なるは事実である。 | |||
読書弁 | 正岡子規 | 30分以内 | |
大凡一個の人間の慾には一定の分量ある者と思はる。 | |||
十歳以前に読んだ本 | 坪内逍遥 | 10分以内 | |
私は過去を語るのが強ち嫌ひといふ訳でもないが、前へ向つてする仕事が比較的忙しかつたので、曾て昔話をしたことが無い、随つて古い事はずん/″\忘れてしまつた。 | |||
名工出世譚 | 幸田露伴 | 10分以内 | |
時は明治四年、処は日本の中央、出船入船賑やかな大阪は高津のほとりに、釜貞と云へば土地で唯一軒の鉄瓶の仕上師として知られた家であつた。 | |||
些細なやうで重大な事 | 幸田露伴 | 10分以内 | |
人間には色々の仕草があるがつゞめて言へば、事に処すると、物に接するとの二ツになる、事に処すると云ふは、其処に生じて来た或る事情に対して、如何云ふ様に自分の態度を執るか、了見を定めるか、口を利くか、身体を動かすか、智慧を回らすか、力を用ふるかといふ事である。 | |||
言いたい事と言わねばならない事と | 桐生悠々 | 5分以内 | |
人動もすれば、私を以て、言いたいことを言うから、結局、幸福だとする。 | |||
常識家の非常識 | 萩原朔太郎 | 10分以内 | |
常識家の非常識萩原朔太郎僕等の如き所謂詩人が、一般に欠乏してゐるものは「常識」である。 | |||
独身 | 森鴎外 | 30分以内 | |
壱小倉の冬は冬という程の事はない。 | |||
出奔 | 伊藤野枝 | 30分以内 | |
まずい朝飯をすますと登志子は室に帰っていった。 | |||
わがまま | 伊藤野枝 | 30分以内 | |
関門の連絡船を降りる頃から登志子は連れのまき子や安子がいそいそと歩いていく後から重い足どりでずっと後れて歩いていった。 | |||
日本国民の文化的素質 | 内藤湖南 | 60分以内 | |
今日申します演題は「日本國民の文化的素質」斯う云ふ風な事を申上げることに致しましたのですが、私は此の問題は前から種々考へて居りますけれども、もう少し悠り考へを纏めようと思ひまして、今日迄何處でも之に就いて講演したこともありません。 | |||
希臘及び羅馬と香料 | 加福均三 | 5分以内 | |
希臘の大昔には美しい『にほひ』は神聖なる存在として貴ばれた。 | |||
香ひの狩猟者 | 北原白秋 | 10分以内 | |
幽かに香ひはのぼる。 | |||
犬物語 | 内田魯庵 | 60分以内 | |
俺かい。 | |||
冬の女 | 横光利一 | 5分以内 | |
冬の女横光利女が一人籬(まがき)を越してぼんやりと隣家の庭を眺めてゐる。 | |||
七階の運動 | 横光利一 | 30分以内 | |
七階の運動横光利今日は昨日の続きである。 | |||
一条の詭弁 | 横光利一 | 5分以内 | |
一条の詭弁横光利その夫婦はもう十年も一緒に棲んで来た。 | |||
ひらきぶみ | 与謝野晶子 | 30分以内 | |
みだれ髪君事なく着きし電報はすぐ打たせ候ひしかど、この文は二日おくれ候。 | |||
婦人と思想 | 与謝野晶子 | 30分以内 | |
行うということ働くということは器械的である。 | |||
女子の独立自営 | 与謝野晶子 | 30分以内 | |
人の性情にも体質にも万人共通の点即ち類性と、個人独得の点即ち個性とがあります。 | |||
鏡心灯語 抄 | 与謝野晶子 | 30分以内 | |
*私は平生他人の議論を読むことの好きな代りに自ら議論することを好まない。 | |||
婦人改造と高等教育 | 与謝野晶子 | 30分以内 | |
婦人教育の推移我国の婦人界は人の視聴を引く鮮かな現象に乏しいので毎年同じほどの平調な経過を取って行くように思われますけれど、七、八年前の婦人界を顧みて比較するとその変化の非常なのに驚かれます。 | |||
私娼の撲滅について | 与謝野晶子 | 30分以内 | |
一木博士を主務大臣とする内務省が突如として私娼絶滅の実行に取掛ったことは最近の奇異な現象である。 | |||
選挙に対する婦人の希望 | 与謝野晶子 | 30分以内 | |
私は少しばかり政治について所感を述べようと思います。 | |||
食糧騒動について | 与謝野晶子 | 30分以内 | |
このたびの三府一道三十余県という広汎な範囲にわたって爆発した民衆の食糧騒動は天明や天保年間の飢饉時代に起ったそれよりは劇烈を極めて、大正の歴史に意外の汚点を留めるに到りました。 | |||
激動の中を行く | 与謝野晶子 | 30分以内 | |
人生は静態のものでなくて動態のものであり、それの固定を病的状態とし、それの流動を正統状態として、常に動揺変化の中にあるものであるということは説明の必要もないことですが、戦後の世界は戦前においてさまで優勢でなかった思想が勃興し初めたために、経済的、政治的、社会的のいずれの方面においても、これまでになかった急激な動揺変化を生じて、それがために人間の思想と実際生活とは紛糾に紛糾を重ねようとしています。 | |||
婦人も参政権を要求す | 与謝野晶子 | 30分以内 | |
二月に入って俄(にわ)かに普通選挙の運動が各地に起り出しました。 | |||
婦人改造の基礎的考察 | 与謝野晶子 | 30分以内 | |
改造ということは最も古くして併せて最も新らしい意味を持っています。 | |||
教育の民主主義化を要求す | 与謝野晶子 | 30分以内 | |
現在の文部大臣中橋氏はこれまでの伴食大臣とちがって、教育界の現状を憂慮する誠実と、それを改造する意志とを多分に持っておられるように見え、そのうえ、改造を断行する実力をも兼備されているように思われます。 | |||
非人道的な講和条件 | 与謝野晶子 | 10分以内 | |
政治家や実業家は便宜主義を重んじる習慣の中に生きています。 | |||
階級闘争の彼方へ | 与謝野晶子 | 30分以内 | |
人類が連帯責任の中に協力して文化主義の生活を建設し、その生活の福祉に均霑することが、人生の最高唯一の理想であると私は信じています。 | |||
婦人指導者への抗議 | 与謝野晶子 | 30分以内 | |
私たち日本婦人は一九一九年において破天荒な刺戟を受けました。 | |||
新婦人協会の請願運動 | 与謝野晶子 | 30分以内 | |
去年の十一月に大阪朝日新聞社が主催となって関西婦人連合大会を大阪に開いたことは、多数の保守的な婦人団体を現代的に覚醒させるために、確かに一つの好い刺激になったと思います。 | |||
文化学院の設立について | 与謝野晶子 | 30分以内 | |
私は近く今年の四月から、女子教育に対して、友人と共にみずから一つの実行に当ろうと決心しました。 | |||
海の使者 | 泉鏡花 | 30分以内 | |
上何心なく、背戸の小橋を、向こうの蘆(あし)へ渡りかけて、思わず足を留めた。 | |||
凱旋祭 | 泉鏡花 | 30分以内 | |
紫の幕、紅の旗、空の色の青く晴れたる、草木の色の緑なる、唯うつくしきものの弥が上に重なり合ひ、打混じて、譬(たと)へば大なる幻燈の花輪車の輪を造りて、烈しく舞出で、舞込むが見え候のみ。 | |||
女客 | 泉鏡花 | 30分以内 | |
「謹さん、お手紙、」と階子段から声を掛けて、二階の六畳へ上り切らず、欄干に白やかな手をかけて、顔を斜に覗(のぞ)きながら、背後向きに机に寄った当家の主人に、一枚を齎(もた)らした。 |