30分以内で読める青空文庫の短編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「30分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
3,501-3,550件 / 全4,258件
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 真珠 | 坂口安吾 | 30分以内 | |
十二月八日以来の三ヶ月のあひだ、日本で最も話題となり、人々の知りたがつてゐたことの一つは、あなた方のことであつた。 | |||
| 大井広介といふ男 | 坂口安吾 | 30分以内 | |
大井広介に始めて会つたのは昭和十五年大晦日午後七時、葉書で打合せて雷門で出会つた。 | |||
| 鉄砲 | 坂口安吾 | 30分以内 | |
天文十二年八月二十五日(四百一年前)乗員百余名をのせた支那船が種子ヶ島に漂着した。 | |||
| 露の答 | 坂口安吾 | 30分以内 | |
ぬばたまのなにかと人の問ひしとき露とこたへて消なましものを その一 加茂五郎兵衛の加茂は古い姓です。 | |||
| 戦後合格者 | 坂口安吾 | 30分以内 | |
敗戦後の日本に現れたニューフェースの筆頭は公認された日本共産党であったろう。 | |||
| “能筆ジム” | 坂口安吾 | 30分以内 | |
雑誌「日本小説」に「不連続殺人事件」を連載し、探偵小説の鬼江戸川乱歩先生から過分なる賞讃をいたゞいて以来、僕は文壇随一の探偵小説通と自他ともに許す存在にまつりあげられてしまった。 | |||
| 安吾人生案内 | 坂口安吾 | 30分以内 | |
人形をだく婦人の話 高木貴与子(卅四歳) 女礼チャン(六ツ)の事でございますか、動機と申しましても、さあ他人はよく最愛の子供を亡くしたとか、失恋して愛情の倚りどころを人形に托したと御想像になりますが、これといって特別な訳があるのではございません。 | |||
| 幕末維新懐古談 | 高村光雲 | 30分以内 | |
雷門に接近した並木には、門に向って左側に「山屋」という有名な酒屋があった(麦酒、保命酒のような諸国の銘酒なども売っていた)。 | |||
| 幕末維新懐古談 | 高村光雲 | 30分以内 | |
少し変った思い出ばなしをします。 | |||
| 「伽羅枕」及び「新葉末集」 | 北村透谷 | 30分以内 | |
一は実を主とし、一は想を旨とする紅葉と露伴。 | |||
| 市川九女八 | 長谷川時雨 | 30分以内 | |
一 若い女が、キャッと声を立てて、バタバタと、草履を蹴とばして、楽屋の入口の間へ駈けこんだが、身を縮めて壁にくっついていると、 「どうしたんだ、見っともねえ。」 部屋のあるじは苦々しげにいった。 | |||
| 江木欣々女史 | 長谷川時雨 | 30分以内 | |
一 大正五年の三月二日、あたしは神田淡路町の江木家の古風な黒い門をくぐっていた。 | |||
| 大橋須磨子 | 長谷川時雨 | 30分以内 | |
霜月はじめの、朝の日影がほがらかにさしている。 | |||
| 竹本綾之助 | 長谷川時雨 | 30分以内 | |
泰平三百年の徳川幕府の時代ほど、義理人情というものを道徳の第一においたことはない。 | |||
| 豊竹呂昇 | 長谷川時雨 | 30分以内 | |
私は今朝の目覚めに戸の透間からさす朝の光りを眺めて、早く鶯が夢をゆすりに訪れて来てくれるようになればよいと春暁の心地よさを思った。 | |||
| 平塚明子(らいてう) | 長谷川時雨 | 30分以内 | |
一 らいてうさま、 このほどお体は如何で御座いますか。 | |||
| 顎十郎捕物帳 | 久生十蘭 | 30分以内 | |
魚釣談義 神田小川町『川崎』という釣道具屋。 | |||
| 顎十郎捕物帳 | 久生十蘭 | 30分以内 | |
藤波友衛 坊主畳を敷いた長二十畳で、部屋のまんなかに大きな囲炉裏が切ってある。 | |||
| 顎十郎捕物帳 | 久生十蘭 | 30分以内 | |
川風 「阿古十郎さん、まア、もうひとつ召しあがれ」 「ごうせいに、とりもつの」 「へへへ」 「陽気のせいじゃあるまいな」 「あいかわらず、悪い口だ。……いくらあっしが下戸でも、船遊びぐらいはいたします。……これがあたしの持病でね。……まア、いっぱい召しあがれ」 川面から映りかえす陽のひかりが屋根舟の障子にチラチラとうごく。 | |||
| 顎十郎捕物帳 | 久生十蘭 | 30分以内 | |
金の鱗 看月も、あと二三日。 | |||
| 顎十郎捕物帳 | 久生十蘭 | 30分以内 | |
府中 「……すみませんねえ。これじゃ冥利につきるようで身体がちぢみます」 「やかましい、黙って乗っておれというのに」 駕籠に乗っているのは、ついこのあいだまで顎十郎の下まわりだった神田鍋町の御用聞、ひょろりの松五郎。 | |||
| 平泉紀行 | 村山俊太郎 | 30分以内 | |
一 郷土としてのわが東北、その文化の淵源地である平泉の研究旅行、これは私たちのもっとも意義深い憧れの旅であるのだ。 | |||
| スポーツの美的要素 | 中井正一 | 30分以内 | |
1 スポーツが人々によって研究され始めたのは、それを遊戯の一部としてであった。 | |||
| 名古屋スケッチ | 小酒井不木 | 30分以内 | |
はしがき 『名古屋、おきやあせ、すかたらん』 誰が言ひだしたか、金の鯱鉾に、先祖代々うらみを持つた人でもあるまいに、まんざら捨てたものでもない名古屋の方言から、『おきやあせ、すかたらん』を選んで、その代表的のものとするなど、まことにすかたらん御仁と申すべきである。 | |||
| 四月馬鹿 | 織田作之助 | 30分以内 | |
はしがき 武田さんのことを書く。 | |||
| 道 | 織田作之助 | 30分以内 | |
今もそのアパートはあるだろうか、濡雑巾のようにごちゃごちゃした場末の一角に、それはまるで古綿を千切って捨てたも同然の薄汚れた姿を無気力に曝していた。 | |||
| 諏訪湖畔冬の生活 | 島木赤彦 | 30分以内 | |
富士火山脈が信濃に入つて、八ヶ岳となり、蓼科山となり、霧ヶ峰となり、その末端が大小の丘陵となつて諏訪湖へ落ちる。 | |||
| 或る部落の五つの話 | 佐左木俊郎 | 30分以内 | |
一 禿頭の消防小頭 或る秋の日曜日だった。 | |||
| 馬 | 佐左木俊郎 | 30分以内 | |
伝平は子供の頃から馬が好きだった。 | |||
| 山茶花 | 佐左木俊郎 | 30分以内 | |
平三爺は、病気で腰が痛むと言って、顔を顰めたり、自分で調合した薬を嚥んだりしていたのであったが、それでも、山の畠に、陸稲の落ち穂を拾いに行くのだと言って、嫁のおもんが制めたにもかかわらず、土間の片隅からふごを取って、曲がりかけた腰をたたいたりしながら、戸外へ出て行った。 | |||
| 再度生老人 | 佐左木俊郎 | 30分以内 | |
私が十一の頃、私の家の近所の寺に、焼和尚という渾名のお坊さんが住んでいた。 | |||
| 文学に現れたる東北地方の地方色 | 佐左木俊郎 | 30分以内 | |
私は常に東北地方を愛している者であります。 | |||
| 蜜柑 | 佐左木俊郎 | 30分以内 | |
一 お婆さんはもう我慢がしきれなくなって来た。 | |||
| 土竜 | 佐左木俊郎 | 30分以内 | |
一 灌木と雑草に荒れた叢は、雑木林から雑木林へと、長い長い丘腹を、波をうって走っていた。 | |||
| 探検実記 地中の秘密 | 江見水蔭 | 30分以内 | |
――神奈川方面不有望――草刈と大衝突――家族擧つての發掘――非學術の大發掘――土器一箇千圓の價?―― 玉川向ふ、即ち神奈川縣下に屬する方面には、餘り有望の貝塚は無い。 | |||
| 探検実記 地中の秘密 | 江見水蔭 | 30分以内 | |
――大評判の怪窟――探檢の勢揃――失敗の第一日――二日目――迷信家の大氣※――大發見?――探檢の本舞臺――最初の入窟者――怪窟の構造――其結果―― 大評判の怪窟※[#感嘆符三つ、262-10]それは、東京と横濱との中間で、川崎からも鶴見からも一里足らずの處である。 | |||
| 味瓜畑 | 小熊秀雄 | 30分以内 | |
(一) お寺の境内の踊り場で男はさんざんに踊つた、疲れてへと/\になるほどに、呼吸がぜいぜいと鳴りだすほどに手を振つたり足を振つたりした。 | |||
| 幕末維新懐古談 | 高村光雲 | 30分以内 | |
慶応四年辰年の五月十五日――私の十七の時、上野の戦争がありました。 | |||
| 幕末維新懐古談 | 高村光雲 | 30分以内 | |
私の年季が明けると同時に、師匠東雲師はまず私の配偶者のことについて心配をしておられました。 | |||
| 学校教育における図書館の利用 | 佐野友三郎 | 30分以内 | |
一 「学校の教育は如何に完備し充実すとも、米国のごとき国柄に在りて民衆の需要を充たすに足るべしとは想われず。されば在学中も、卒業後も、不断の読書をもってこれを補充せざるべからず。この補充的読書は、すべての民衆に、無料なる選択宜しきを得たる集書あるにあらざれば充分なる能わず、指導もまた能く行わるべきにあらず。」 「カーネギー氏その他の援助により最近二十五年間に図書館設置の進歩顕著なりしに拘らず、合衆 | |||
| 米国巡回文庫起源及び発達 | 佐野友三郎 | 30分以内 | |
明年度より秋田図書館においては巡回文庫を開始し、大館(既設)及び能代、大曲、横手(未設)の四郡立図書館に各弐百円を県税より補助せらるることとなりたれば、秋田図書館は、巡回文庫の駐在所を得べく、郡立図書館は、巡回文庫によりて図書の供給を得べく、彼此相待て地方の知識開発上、その益少からざるべし。 | |||
| 危機における理論的意識 | 三木清 | 30分以内 | |
思想の問題は今や思想の危機の問題として現われている。 | |||
| 文芸鑑賞講座 | 芥川竜之介 | 30分以内 | |
文芸上の作品を鑑賞する為には文芸的素質がなければなりません。 | |||
| 殴る | 小熊秀雄 | 30分以内 | |
(一) 俺はつくづくと考へる。 | |||
| 憂鬱な家 | 小熊秀雄 | 30分以内 | |
この一篇をマルキストに捧ぐ (一) 屋根の上の物音、禿鷹のやうに横着で、陰気な眼をした、あんまり飛び廻つて羽の擦りきれた鴉の群であつた。 | |||
| 泥鰌 | 小熊秀雄 | 30分以内 | |
(一) 夏に入つてから、私の暮しを、たいへん憂鬱なものにしたのは、南瓜畑であつた。 | |||
| 早春箋 | 辻村もと子 | 30分以内 | |
まづまづ安着いたしましたこと、ご安心あそばして下さいませ。 | |||
| 聴衆0の講演会 | 中井正一 | 30分以内 | |
夢のような終戦、疎開先から帰る荷馬車のほこりっぽい街、内海の潮の香のただよう尾道市の図書館の暗い部屋で、私は、何となく「暗澹」という文字を胸に書いてみた。 | |||
| 歴史の流れの中の図書館 | 中井正一 | 30分以内 | |
何か急流のように流れている世の中である。 | |||
| バークレーより | 沖野岩三郎 | 30分以内 | |
サンフランシスコから渡船でオークランドに渡り、更にエス・ビーの電車で五哩程行くと、セミナリー・アヴェニュに出る。 | |||
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