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30分以内で読める山之口貘の短編作品

青空文庫で公開されている山之口貘の作品の中で、おおよその読了目安時間が「30分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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作品名著者読了時間人気
詩とはなにか山之口貘
30分以内
詩を書き出してから、すでに四十年に近いのであるが、さてしかし、詩とはなにかと来られると四十年の年月もぐらつくみたいで先ず、当惑をもって答えるしかないのである。
野宿山之口貘
30分以内
あとになって、きいたことなのであるが、ずっと前にそこに住んでいたうちの娘さんが、毒をのんで便所のなかで死んでいたという噂のある家なのである。
私の青年時代山之口貘
30分以内
人間は、生れてしばらくの間を赤ん坊と言われ、そのうちに幼年、少年、青年、壮年、老年という順を経て、墓場に永住することになるわけである。
ダルマ船日記山之口貘
30分以内
×月×日金眼を覚ましてみると、側に寝ていた筈の六さんの姿は見えなかった。
酒友列伝山之口貘
30分以内
十年を一昔とみれば、昔の昔の昔から、ぼくは酒を飲んで来たわけである。
貧乏を売る山之口貘
30分以内
この間のことである。
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