30分以内で読める三好達治の短編作品
青空文庫で公開されている三好達治の作品の中で、おおよその読了目安時間が「30分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
1-9件 / 全9件
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 霾 | 三好達治 | 30分以内 | |
霾 冬の初めの霽れた空に、淺間山が肩を搖すつて哄笑する、ロンロンロン・※ッハッハ・※ッハッハ。 | |||
| 万葉集の恋歌に就て | 三好達治 | 30分以内 | |
課題に従つて以下万葉集の恋歌に就て少し卑見を記してみる。 | |||
| 閒花集 | 三好達治 | 30分以内 | |
[#ページの左右中央] この小詩集を梶井基次郎君の墓前に捧ぐ [#改丁] 砂上 海 海よ お前を私の思ひ出と呼ばう 私の思ひ出よ お前の渚に 私は砂の上に臥よう 海 鹹からい水 ……水の音よ お前は遠くからやつてくる 私の思ひ出の縁飾り 波よ 鹹からい水の起き伏しよ さうして渚を噛むがいい さうして渚を走るがいい お前の飛沫で私の睫を濡らすがいい 鶯 「籠の中にも季節は移る 私 | |||
| オルゴール | 三好達治 | 30分以内 | |
人形のをぢさん守屋三郎さんは、支那文学の奥野信太郎さんと漫画家の横山隆一さんとの丁度中間位の恰幅であつて、容貌はどこやらそのお二人に似てゐる。 | |||
| 故郷の花 | 三好達治 | 30分以内 | |
[#ページの左右中央] 人はいさこころもしらすふるさとは花そむかしの香ににほひけるつらゆき [#改ページ] 鳶なく ――『故郷の花』序に代へて 日暮におそく 時雨うつ窓はや暗きに 何のこころか 半霄に鳶啼く その聲するどく しはがれ 三度かなしげに啼きて盤桓す 波浪いよいよ聲たかく 一日すでに暮れたり ああ地上は安息のかげふかく昏きに ひとり羽うち叫ぶこゑ わが屋上を遠く | |||
| 一点鐘 | 三好達治 | 30分以内 | |
いく年かものにまぎれて筐底にひそみゐし舊詩二章、その心あわただしくその詞もとより拙きのみか、遠き日の情懷ははた囘顧するにものうけれども、この集の著者がなほけふの日の境涯をいささかまた歌ひえたるに肖たるを覺ゆ、すてがたければとどめて序にかへんとす―― 一點鐘二點鐘 靜かだつた 靜かな夜だつた 時折りにはかに風が吹いた その風は そのまま遠くへ吹きすぎた 一二瞬の後 いつそう靜かになつ | |||
| 銀座街頭 | 三好達治 | 30分以内 | |
この三月いつぱいで東京都の露店はいよいよ姿を消すことに結着した。 | |||
| 短歌集 日まはり | 三好達治 | 30分以内 | |
[#ページの左右中央] 短歌集 日まはり わが跫音 路をうつわが杖の音 われは聴く わが生の音づれ [#改ページ] [#ページの左右中央] 日まはりや床屋しづけき菜園に [#改ページ] やま鳥 草生ふる電車線路を あしびきの やま鳥はつと 走り越えにき 白骨温泉にて うら山に 銃の音せり 時をへず またも音せり 鶫落ちけむ 日のあたる 石垣の裾の 鷄ら た | |||
| 艸千里 | 三好達治 | 30分以内 | |
枕上口占 もとおのれがさえのつたなければぞ、集ならんとする夜半…… 私の詩は 一つの着手であればいい 私の家は 毀れやすい家でいい ひと日ひと日に失はれる ああこの旅の つれづれの 私の詩は 三日の間もてばいい 昨日と今日と明日と ただその片見であればいい 又 私の詩は 明け方西の空にある 昨日の月 やがて地平の向ふに沈む 昨日の月への 餞けだ 既に私はそこ | |||
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