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艸千里

三好達治

『艸千里』は青空文庫で公開されている三好達治の短編作品。9,024文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
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30分以内
9,024文字
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書出

枕上口占もとおのれがさえのつたなければぞ、集ならんとする夜半……私の詩は一つの着手であればいい私の家は毀れやすい家でいいひと日ひと日に失はれるああこの旅のつれづれの私の詩は三日の間もてばいい昨日と今日と明日とただその片見であればいい又私の詩は明け方西の空にある昨日の月やがて地平の向ふに沈む昨...

初出南の海「新潮 三三卷一號」1937(昭和12)年1月、<br>涙「中央公論」1937(昭和12)年9月、<br>艸千里濱「むらさき 三卷九號」1936(昭和11)年9月、<br>新雪「文藝懇話會 一卷九號」1936(昭和11)年9月、<br>廢園「四季」1937(昭和12)年10月、<br>あられふりける 一「文體 二號」1938(昭和13)年12月、<br>あられふりける 二「文體 二號」1938(昭和13)年12月、<br>とほきことのは「文學界 六卷一號」1939(昭和14)年1月、<br>鴎どり「文藝」1938(昭和13)年8月、<br>桐の花「文藝」1938(昭和13)年8月、<br>汝の薪をはこべ「知性 創刊號」1938(昭和13)年5月、<br>花間口占「文體 六號」1939(昭和14)年4月、<br>又「文體 六號」1939(昭和14)年4月、<br>おんたまを故山に迎ふ「文學界 五卷一〇號」1938(昭和13)年10月
底本三好達治全集第一卷
表記
旧字旧仮名
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