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5分以内で読める青空文庫の短編作品

青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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作品名著者読了時間人気
歴史と現実坂口安吾
5分以内
以前新井白石の「西洋紀聞」によつてシドチの潜入に就て小説を書いたとき、屋久島はどんな島かしらと考へた。
月日の話坂口安吾
5分以内
歳末にコヨミをもらってページをくりつゝ新しい年を考える。
悲しい新風坂口安吾
5分以内
過去の文士の論争がどんな風に行われたかということについて私は不案内であるが、佐藤春夫、河盛好蔵両先生の大論争には新時代風があると思った。
八歳の時の憤激長谷川時雨
5分以内
隨筆家としての岡本綺堂を語れといはれて、「明治劇談・ランプの下にて」の中の、ある一章を思ひ出した。
小説・評論集「文学母胎」後記豊島与志雄
5分以内
本書の性質を一言しておく。
小説集「白い朝」後記豊島与志雄
5分以内
茲に収められてるものは、都会の知識階級のおかしな物語である。
小説集「秦の憂愁」後記豊島与志雄
5分以内
戦乱の期間中、私は幾度か中華民国に旅して、おもに上海に滞留した。
小説集「聖女人像」後記豊島与志雄
5分以内
終戦後私は、普通の小説を少しく書き、近代説話と自称する小説を多く書いた。
小説集「白蛾」後記豊島与志雄
5分以内
ここに収めた作品はみな、近代説話として書いたものばかりである。
小説集「白塔の歌」後記豊島与志雄
5分以内
本書に収められてる六つの小説は、みな、「近代伝説」として書かれたものである。
小説集「山吹の花」後記豊島与志雄
5分以内
短篇集を一冊まとめるについて、作品をあれこれ物色してるうちに、つい、近作ばかり集める結果となってしまった。
随筆評論集「書かれざる作品」後記豊島与志雄
5分以内
本書に収められてる文章は、大正十四年から昭和八年までの間に、折にふれて書かれたものである。
随筆評論集「情意の干満」後記豊島与志雄
5分以内
本書に収められてるものは、私が書いたすべての随筆や感想の中から選択されたものである。
随筆評論集「文学以前」後記豊島与志雄
5分以内
感想や随筆の類は、折にふれて書いてるようでいて、いざ一冊の書物にまとめるとなると、わりに分量が少いものである。
幕末維新懐古談高村光雲
5分以内
明治八年は私が二十三で年季が明けて、その明年私の二十四の時、その頃神仏混淆であった従来からの習慣が区別されることになった。
幕末維新懐古談高村光雲
5分以内
私の十四歳の暮、すなわち慶応元年丑年の十二月十四日の夜の四ツ時(午後十時)浅草三軒町から出火して浅草一円を烏有に帰してしまいました。
幕末維新懐古談高村光雲
5分以内
帰ったのは九ツ過ぎ(十二時過ぎ)でした。
『教室の記録』の編集を終えて村山俊太郎
5分以内
この本は、国分君と、同君の片腕となり励まし合い批判し合って来た協同者である相沢さんが、ともに子どもを観察し、子どもとともに生きようとした教壇生活の記録である。
国分一太郎君の仕事村山俊太郎
5分以内
国分一太郎君が、私と親しくなったのは、昭和二年、同君が師範の三年で、私が師範の専攻科時代に始まる。
幕末維新懐古談田村松魚
5分以内
(この「光雲翁昔ばなし」は大正十一年十一月十九日(日曜日)の夜から始め出し、爾来毎日曜の夜ごとに続き、今日に及んでいる。
幕末維新懐古談高村光雲
5分以内
私は結婚後暫く親の家へ帰っていた。
巡回書庫と町村図書館と佐野友三郎
5分以内
余等は戦後教育上の経営として、通俗図書館がきわめて重要の地位を占むべしといえり。
公開書架(Open-shelf-system)につきて佐野友三郎
5分以内
米国にては、議院図書館、州立図書館、大学附属図書館のごとく、その成立状態において、参考図書館の性質を有するものを除き、一般の公共図書館に至りては、多く、図書の館外貸出を主とし、小規模の通俗図書館に至りては、館外貸出のみによるもの少なからず。
思索者の日記三木清
5分以内
一月五日朝起きると、ひどく咳が出る。
自己を中心に三木清
5分以内
まだ迷いはなかなか無くならないが、迷いながらもやや安心していられる年齢に私も達したように思う。
生存理由としての哲学三木清
5分以内
時代は行動を必要とする、あらゆるものが政治的であることを要求している。
私の果樹園三木清
5分以内
豊かな果樹園をつくるのは貴い魂にふさわしい仕事だ。
高瀬舟縁起森鴎外
5分以内
京都の高瀬川は、五条から南は天正十五年に、二条から五条までは慶長十七年に、角倉了以が掘ったものだそうである。
日記宮本百合子
5分以内
五月二十二日(日)休日このごろ日曜は完全休日にする。
月夜のでんしんばしらの軍歌宮沢賢治
5分以内
ドツテテドツテテ、ドツテテド、でんしんばしらのぐんたいははやさせかいにたぐひなしドツテテドツテテ、ドツテテドでんしんばしらのぐんたいはきりつせかいにならびなし。
花巻農学校精神歌宮沢賢治
5分以内
(一)日ハ君臨シカガヤキハ白金ノアメソソギタリワレラハ黒キツチニ俯シマコトノクサノタネマケリ(二)日ハ君臨シ穹窿ニミナギリワタス青ビカリヒカリノアセヲ感ズレバ気圏ノキハミ隈モナシ(三)日ハ君臨シ玻璃ノマド清澄ニシテ寂カナリサアレマコトヲ索メテハ白亜ノ霧モアビヌベシ(四)日ハ君臨シカガヤキノ太陽系ハマヒルナリケハシキタビ...
「良書普及運動」に寄せて中井正一
5分以内
アメリカのテネシー谿谷の水を合理的処理をすることで、かつて、洪水で人々の苦労の種であった落差が、今や、電力となり、木材の運搬の水路となり、光と、動力の根源とさえなったことは有名な事件である。
図書館法ついに通過せり中井正一
5分以内
この数年間、わが図書館界は、この法のために、実に多くの討論をし、実に多くの交渉をし、海を越え山を越えて、ここに辿り来ったのである。
手数将棋関根金次郎
5分以内
ついでに手数将棋といふものを紹介しておかう。
「琉球の宗教」の中の一つの正誤折口信夫
5分以内
沖縄に於ける私の最信頼する友人は、学問や人格や、いろ/\な点から別々であるが、第一は、伊波普猷さんであり、その余にはまづ四人が浮ぶ。
狐の田舎わたらひ折口信夫
5分以内
藤の森が男で、稲荷が女であると言ふ事は、よく聞いた話である。
桟敷の古い形折口信夫
5分以内
此字は、室町の頃から見え出したと思ふが、語がずつと大昔からあつたことは、記紀の註釈書の全部が、挙つて可決した処である。
まじなひの一方面折口信夫
5分以内
まじなひ殊に、民間療法と言はれてゐるものゝ中には、一種讐討ち療法とでも、命くべきものがある様である。
雪まつりの面折口信夫
5分以内
一昨々年の初春には、苦しい目を見た。
サンタクロースはいるんだ・ニューヨーク・サン紙
5分以内
ニューヨーク・サン新聞1897年9月21日社説欄本紙は、以下に掲載される投書に対してただちにお答え申し上げるとともに、このようにまっすぐな方が読者におられることを、心から嬉しく思います。
吉岡芳兼様へ織田作之助
5分以内
御たより拝見しました。
土足のままの文学織田作之助
5分以内
僕は終戦後間もなくケストネルの「ファビアン」という小説を読んだ。
(私はさきごろ)高村光太郎
5分以内
私はさきごろミケランジェロの事を調べたり、書いたりして数旬を過ごしたが、まったくその中に没頭していたため、この岩手の山の中にいながらまるで日本に居るような気がせず、朝夕を夢うつつの境に送り、何だか眼の前の見なれた風景さえ不思議な倒錯を起して、小屋つづきの疎林はパリのフォンテンブロオの森かと思われ、坂の上の雪と風とに押しひしがれてそいだような形になっている松の木はあのローマの傘松を聯想させ、見渡すかぎりの清水野のゆるい起伏はローマ郊外のいわゆるカムパーニヤロマーノの展望にさえ見えるのであった。
高村光太郎
5分以内
顔は誰でもごまかせない。
黄山谷について高村光太郎
5分以内
平凡社の今度の「書道全集」は製版がたいへんいいので見ていてたのしい。
小刀の味高村光太郎
5分以内
飛行家が飛行機を愛し、機械工が機械を愛撫するように、技術家は何によらず自分の使用する道具を酷愛するようになる。
詩について語らず高村光太郎
5分以内
詩の講座のために詩について書いてくれというかねての依頼でしたが、今詩について一行も書けないような心的状態にあるので書かずに居たところ、編集子の一人が膝づめ談判に来られていささか閉口、なおも固辞したものの、結局その書けないといういわれを書くようにといわれてやむなく筆をとります。
自分と詩との関係高村光太郎
5分以内
私は何を措いても彫刻家である。
啄木と賢治高村光太郎
5分以内
○岩手県というところは一般の人が考えている以上にすばらしい地方だということが、来て住んでみるとだんだんよく分ってきました。
ミケランジェロの彫刻写真に題す高村光太郎
5分以内
ミケランジェロこそ造型の権化である。
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