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5分以内で読める長谷川時雨の短編作品

青空文庫で公開されている長谷川時雨の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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作品名著者読了時間人気
裸女の画長谷川時雨
5分以内
シヤガールの裸の女の繪を床の間においた。
三十五氏長谷川時雨
5分以内
直木さん、いつまでも、三十一、三十二、三十三、三十四とするのときいたら、うんといつた。
八歳の時の憤激長谷川時雨
5分以内
隨筆家としての岡本綺堂を語れといはれて、「明治劇談・ランプの下にて」の中の、ある一章を思ひ出した。
糸繰沼長谷川時雨
5分以内
湖、青森あたりだとききました、越中から出る薬売りが、蓴菜が一ぱい浮いて、まっ蒼(さお)に水銹の深い湖のほとりで午寐をしていると、急に水の中へ沈んでゆくような心地がしだしたので、変だと思っていると、何処でか幽かに糸車を廻す音がきこえたともうします。
人魂火長谷川時雨
5分以内
これは私の父が、幼いころの気味の悪るかったことという、談話のおりにききましたことです。
大川ばた長谷川時雨
5分以内
大川は、東京下町を兩斷して、まつすぐに流れてゐる。
お灸長谷川時雨
5分以内
お灸(きう)ずきの祖母が日に二三度づつお灸をすゑる。
おとづれ長谷川時雨
5分以内
十五夜の宵だつた。
長谷川時雨
5分以内
秋雨のうすく降る夕方だつた。
河風長谷川時雨
5分以内
江東水の江村の、あのおびただしい蓮が、東京灣の潮がさして枯れさうだといふ、お米も枯れてしまつたといふ、葛飾の水郷もさうして、だん/″\と工場町になるのだらう。
こんな二人長谷川時雨
5分以内
一人は太古からかれない泥沼の底の主、山椒の魚でありたいといひ、ひとりは、夕暮、または曉に、淡く、ほの白い、小さな水藻の花でありたいと言ふ、こんな二人。
住居長谷川時雨
5分以内
松岡映丘畫伯の晩年の作によく見えた丘の段々畑。
煎薬長谷川時雨
5分以内
腸を拂ふと欝血散じ、手足も暖まり頭輕く、肩張りなんぞ飛んでゆくと、三上の友人が漢方醫を同道されて、藥効神のごとしといふ煎藥をすすめてゆかれたので、わたしはそれを一服、ちよつと失禮して見た。
菜の花長谷川時雨
5分以内
水油なくて寢る夜や窓の月(芭蕉)の句は、現代のものには、ちよつとわかりにくいほど、その時代、またその前々代の、古い人間生活と、菜の花との緊密なつながりを語つてゐる。
長谷川時雨
5分以内
趣味とは、眺めてゐるものと、觸(さ)はつて見るもの、觸(ふ)れなければ堪能できないものと、心に養つてゐるものとがある。
長谷川時雨
5分以内
桃。
吾が愛誦句長谷川時雨
5分以内
六歳のをり、寺小屋式の小學校へはいりまして、その年の暮か、または一二年たつてかのお席書きに、「南山壽」といふのを覺えました。
私の顔長谷川時雨
5分以内
寫眞を出して並べたわたくしの顏は、どれもこれも、みんな違つてゐる。
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