5分以内で読める牧野信一の短編作品
青空文庫で公開されている牧野信一の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青空文庫で公開されている牧野信一の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 文芸雑誌の過去・現在・未来に就いて | 牧野信一 | 5分以内 | |
純文学雑誌の将来は従来の同人組織的要素が次第に濃厚となり、或は夫々の流派に依る、主義に依る、または友誼的結合に依る――等々の基礎が漸く堅固となり、各自々々に文芸王国を形成するかの如き状態に発展して行くのではなからうか。 | |||
| 昭和四年に発表せる創作・評論に就て | 牧野信一 | 5分以内 | |
「山彦の街」を、前編だけで、完了し忘れたのを遺憾に思つてゐます。 | |||
| 来年は何をするか | 牧野信一 | 5分以内 | |
ある先輩が経営することに決つた其鰤敷魚場は今月(十一月)から来年の六月迄房州の何某村(村名を今ちよいと失念した)で行はれる。 | |||
| 一九三〇年型 | 牧野信一 | 5分以内 | |
いつもカキ色のシヤツを着て牧場から町へ、フオード自動車を操って乳を運んでゐる村の牛乳屋の娘を僕は知つてゐる。 | |||
| 僕の運動 | 牧野信一 | 5分以内 | |
僕は田舎にゐると毎朝毎夕欠かすことなく不思議に勇壮な運動を試みます。 | |||
| 淪落の女の日記 | 牧野信一 | 5分以内 | |
「もう少し愛があれば、誰もこんなところに落ち込みはしないのだ。」 これが、この物語の主題である。 | |||
| 〔小林秀雄氏への公開状〕 | 牧野信一 | 5分以内 | |
この手紙を書くべく考へはぢめて、もう十日あまりも経つのであるが、手紙といふても稍かたちの違ふものであるから、起きあがつてからと思つてゐるうちに、中々風邪が治らず、もう間に合ひさうもなくなつたから、寝たまゝ弁解風のことを書く。 | |||
| 〔モダン紳士十誡〕 | 牧野信一 | 5分以内 | |
* 希ひである――。 | |||
| 推賞寸言 | 牧野信一 | 5分以内 | |
田舎の明るい竹林のほとりに住んでゐる、私の或る知人の簡素な茶室に、一幄の懸物がかゝつてゐた。 | |||
| 昭和五年に発表せる創作・評論に就て | 牧野信一 | 5分以内 | |
「僕は哲学と芸術の分岐点に衝突して自由を欠いた頭を持てあました。息苦しく、悩ましく、砂漠に道を失ふたまま、ただぼんやりと空を眺めてゐるより他に始末のない姿を保ちつゞけた。」 これは今年のはじめに発表された「吊籠と月光と」の冒頭の言葉で、そして私はこの作と「ラガド大学参観記」といふ作品とで、さうした砂漠の世界から駈け出して、不思議な原始生活の中に翼を拡げて、ある生活を見出すまでのことを書いたのであ | |||
| 今年発表した一ばん好きな自作について | 牧野信一 | 5分以内 | |
今年発表した作品のうちでは次の三篇に幾分の好意を感ずる。 | |||
| 驚いた話 | 牧野信一 | 5分以内 | |
去年の冬であつた。 | |||
| なつかしき挿話 | 牧野信一 | 5分以内 | |
震災後、未だ雑誌「新演芸」が花やかであつた頃、作家の見たる芝居の印象――といふやうな欄があつて、僕も二三度此処に登場したことがある。 | |||
| 南風譜・梗概 | 牧野信一 | 5分以内 | |
滝本守夫が父親を失つた後の家庭上の紛争に取り囲まれながら異母妹のローラのアメリカからの訪れを待つてゐるうちに、友達の妹(森百合子)の家出の事などを中心にして彼方此方に様々な形の低気圧が起らうとしてゐる明るい海辺の村の面貌を写し来つたのです。 | |||
| 一九三二年に計画する | 牧野信一 | 5分以内 | |
初歩ラテン・ギリシヤ語及び博物の机上研究を計劃します。 | |||
| 山の見える窓にて | 牧野信一 | 5分以内 | |
私はこの町(芝区三田――)で、はじめての春を迎へた。 | |||
| 手紙 | 牧野信一 | 5分以内 | |
お手紙拝見。 | |||
| 大音寺君! | 牧野信一 | 5分以内 | |
いつも僕は野球の期節になると何よりも先に屹度大音寺君のことを思ひ出す。 | |||
| 私の万年筆 | 牧野信一 | 5分以内 | |
西暦一九〇三年の?月――日露の講和会議が米のポーツマスに開催されると決定された数ヶ月前に、一人の日本学生が、急にホワイトハウスの何課かに雇入れられました。 | |||
| 写真に添えて | 牧野信一 | 5分以内 | |
この家の納屋で僕は斯んな奇妙な自転車を発見した。 | |||
| 春の手紙 | 牧野信一 | 5分以内 | |
冬の朝の日差しが深々とした縁先で、去年のノートを拡げてゐると、不図、書きかけの手紙の一片が滾れ落ちた。 | |||
| 五月六日 | 牧野信一 | 5分以内 | |
一ぺん朝はやく起きたのであつたが、ゆうべから読みかけてゐた「ライネケの話」といふおとぎばなしを感心しながら読んでゐるうちに、うと/\してしまつて風谷龍吉君に起されると、お午だつた。 | |||
| 私の崇拝する偉人 | 牧野信一 | 5分以内 | |
一、崇拝する偉人 一、現存の人の裡世界第一の偉人と思惟する人 一、右理由 一、プラトー、シェイキスピア、ゲーテ 一、アインシュタイン | |||
| 私が占ひに観て貰つた時 | 牧野信一 | 5分以内 | |
自分からすゝんで占ひを観て貰つたことはないが、十七八歳の頃祖母が突然小生の面上のほくろを気にしはぢめて、占ひ者に謀り、何れと何れとを抹殺すべきかと二三を指摘し、さて占者は小生を静座せしめて、はたとその面を睨めて物凄い声で気合ひをかけた。 | |||
| 今年の文壇を回顧する | 牧野信一 | 5分以内 | |
一、昭和八年度文壇は貴下に如何なる感想を与へましたか 二、本年中で発表された作品で最も印象に残つたものは何ですか 二、あらためて振り返つて見ると、小生は今年あちこちと、さ迷ひ回つてゐたゝめに殆ど何も読まなかつたらしいのです。 | |||
| 僕の酒 | 牧野信一 | 5分以内 | |
悪い酒であります。 | |||
| 冬日抄 | 牧野信一 | 5分以内 | |
(手紙を書く) * 空想は自然の隈どりだ、櫟林の奥で捕獲した一個のムラサキ蝶を験めようか! 樺色地に薄墨の豹紋を散らして、光りの屈折に随つては、真紫に輝く見るも鮮やかな幻色を呈するのだ。 | |||
| 久保田万太郎 | 牧野信一 | 5分以内 | |
きのふしばらくぶりで東京へ行き「文藝通信」の机でこれを書かうと二時間あまりもぼんやりしてゐたが久保田さんときくといつそ目の前の電話機をとりたくなつて、だがとうとうその決心もつかなかつた。 | |||
| 「樫の芽生え」を読みて | 牧野信一 | 5分以内 | |
宮城聡氏の「樫の芽生え」なる小説を読んで、私は痛感に堪えられなかつた。 | |||
| 最近注目した長篇・短篇小説に就て | 牧野信一 | 5分以内 | |
一、最近注目した長篇(中篇)小説 二、最近感心した短篇小説 二、宮城聡「樫の芽生」、石浜金作「遁走記」 | |||
| わが最も愛する作中人物 | 牧野信一 | 5分以内 | |
一、貴方の最も愛せらるゝ小説・劇・映画の作中人物 二、右愛せらるゝ理由 一、樋口一葉『たけくらべ』の美登利。 | |||
| はがき通信 | 牧野信一 | 5分以内 | |
あちこちと出歩いて居りましたため御返事申おくれました。 | |||
| 読んだ本 | 牧野信一 | 5分以内 | |
今僕の枕元には、ジイド全集の第四巻と久保田万太郎氏の「月あかり・町中」の二部があるのみ。 | |||
| 春 | 牧野信一 | 5分以内 | |
日暮里の浅草一帯から、大川のはるか彼方の白い空がいつもほのぼのと見渡せる、その崖のふちの新しい二階家の――どうしたことか、その日は、にわかな荒模様、雨や雪ではなくつて、つむぢ風の大騒ぎだつた。 | |||
| 半島の果にて | 牧野信一 | 5分以内 | |
神妙な療養生活がどうやら利きめがあらはれて、陽気もおひおひと和んで来ると、酒の有りがたさが沁々と感ぜられるのである。 | |||
| 〔無題〕 | 牧野信一 | 5分以内 | |
そのとき、たしか、永井龍男君と井伏鱒二君と堀辰雄君と小林秀雄君とに私は誘はれて、恰度うらうらとするこのごろのやうな長閑な日の夕暮時に銀座の方から、須田町の万惣にあつまつた。 | |||
| ユリイカ・独言 | 牧野信一 | 5分以内 | |
習慣と称ぶ暴虐なる先入主を打破せんと欲する者は、多くの事柄が、単にそれに伴ふ習慣の※と皺とに支へられて何等の疑念なく認容せられてゐるのを見るであらう。 | |||
| 心悸亢進が回復す | 牧野信一 | 5分以内 | |
今年の一月ごろから僕は持越の神経衰弱が、いよ/\あざやかになつて都会を離れなければならなかつた。 | |||
| 坂口安吾君の『黒谷村』を読む | 牧野信一 | 5分以内 | |
一 坂口安吾の作品集が出たことは近頃僕にとつての稀なる快心の一つだ。 | |||
| 初めて逢つた文士と当時の思ひ出 | 牧野信一 | 5分以内 | |
島崎藤村先生 二十四位の時初めて同人雑誌に掲載した短篇を偶々先生からお手紙をもらつて認められ、その後半年ばかり経つて友人の長谷川浩三が白石実三氏から紹介状を貰つて呉れ、単独で訪問した。 | |||
| わが生活より | 牧野信一 | 5分以内 | |
今年になつて――。 | |||
| 附記(夜見の巻) | 牧野信一 | 5分以内 | |
本篇は昭和八年十一月ごろの作であり、作者にとつては寧ろ近作の部に属するものであるが、既にしてこの作を前後とする四・五年間の一連の作品は作者にとつての小時代を劃して歴然たる過去の夢である。 | |||
| 十年ひと昔 | 牧野信一 | 5分以内 | |
十年前は阿佐ヶ谷に住んで居り、やはり目下と同様吶々と小説ばかり書いて居りました。 | |||
| 断酒片 | 牧野信一 | 5分以内 | |
止める止めるとこぼしながらうまくゆかないのが多くの飲酒者の通例であるが、止めようと思つたら飲まなければ好いのにと僕は思ひそんなことは口にもせず飲みつゞけてゐたところ急に具合が悪くなつたので止めて見たところ、一向僕には未練もない、性根は余り酒好きでもなかつたのか知ら、他人の酔つてゐるのを見ても白々としたもので、自分も酔つてゐた時はあんな風だつたのか! と思つても別段羨しくもなければ、後悔もなく、まこ | |||
| 〔作者の言分〕 | 牧野信一 | 5分以内 | |
海野武二氏の批評に就いては、その観点の差異が全く対蹠的なものであり、不断抗議を述べるとならば寧ろ簡略に申しがたく、この場合は残念ながら黙つて通り過ぎるより他方法も見出せないのであります。 | |||
| 今年の文壇で | 牧野信一 | 5分以内 | |
一、最も印象に残つた作品 二、最も活躍した人 一、広津和郎「一時期」 小島政二郎「眼中の人」 室生犀星「弄獅子」 以上五月までに読んだもの。 | |||
| 昭和十年度に於いて最も印象に残つたもの | 牧野信一 | 5分以内 | |
室生犀星の「弄獅子」と映画「朱金紹」が印象に残つて居ります。 | |||
| 処女作の新春 | 牧野信一 | 5分以内 | |
大正八年の春書いた「爪」といふのが処女作であり同年の十二月号に「十三人」といふ同人雑誌に載り、それが偶然にも島崎先生より讃辞を頂いたことに就いては先生も或る文章の中に誌したので省略するが、それが十二月のことであり、日本橋の或る商店に寄食してゐた折から、私は暮から春の休みへかけて、秘かに原稿紙などを鞄に入れてひとりで熱海へ赴いたことを憶ひ出す。 | |||
| 自烈亭 | 牧野信一 | 5分以内 | |
僕は近頃また東京に舞ひ戻つて息子と二人で、霞荘といふところに寄宿しながら全く慎ましい日夕をおくり迎へて別段不足も覚えないのであるが、こんな小さな部屋では酒をのむわけにもゆかず、いつも神妙な顔をして、こつこつと小説を書き、書いても書いても何といふこともなく家を建てるなんていふことはおろか着物一枚買へもせず、それどころかいつの間にか鞄に入れて来たものもなくなつてしまつたりして、これは一体何ういふものか | |||
| ライス・ワッフルの友 | 牧野信一 | 5分以内 | |
こんなことを何も僕は決して誇り気に誌すわけではないのであるが、今不図考へて見て男の友達でも女の友達でも――それはいつも極く少人数であるが、一度交際した人と、自分から先に離れたといふ記憶を持たない、つい口の慎しみがなくて親しむに伴れては喧嘩などをすることは屡々であるが、その場限りで二三日経つと悪いことは皆な忘れてしまふ。 | |||