青空文庫の全作品
青空文庫で公開されているすべての著者の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 雑感 | 寺田寅彦 | 5分以内 | |
子供の時代から現在までに自分等の受けた科学教育というものの全体を引くるめて追想してみた時に、そのうちの如何なるものが現在の自分等の中に最も多く生き残って最も強く活きて働いているかと考えてみると、それは教科書や講義のノートの内容そのものよりも、むしろそれを教わった先生方から鼓吹された「科学魂」といったようなものであるかと思われる。 | |||
| 探偵物語の処女作 | 黒岩涙香 | 5分以内 | |
私は元来自分で読物を書くなどと云う考は無かった。 | |||
| ドイルを宗とす | 甲賀三郎 | 5分以内 | |
私が探偵小説を書いて見ようという気を起したのは疑いもなくコナン・ドイルのシャーロック・ホームズ物語の示唆である。 | |||
| 海亀 | 岡本綺堂 | 30分以内 | |
一 「かぞえると三十年以上の昔になる。僕がまだ学生服を着て、東京の学校にかよっていた頃だから……。それは明治三十何年の八月、君たちがまだ生まれない前のことだ。」 鬢鬚のやや白くなった実業家の浅岡氏は、二、三人の若い会社員を前にして、秋雨のふる宵にこんな話をはじめた。 | |||
| 鴛鴦鏡 | 岡本綺堂 | 30分以内 | |
一 Y君は語る。 | |||
| 鐘ヶ淵 | 岡本綺堂 | 30分以内 | |
一 I君は語る。 | |||
| こま犬 | 岡本綺堂 | 30分以内 | |
一 春の雪ふる宵に、わたしが小石川の青蛙堂に誘い出されて、もろもろの怪談を聞かされたことは、さきに発表した「青蛙堂鬼談」にくわしく書いた。 | |||
| 水鬼 | 岡本綺堂 | 60分以内 | |
一 A君――見たところはもう四十近い紳士であるが、ひどく元気のいい学生肌の人物で、「野人、礼にならわず。はなはだ失礼ではありますが……。」と、いうような前置きをした上で、すこぶる軽快な弁舌で次のごとき怪談を説きはじめた。 | |||
| 指輪一つ | 岡本綺堂 | 30分以内 | |
一 「あのときは実に驚きました。もちろん、僕ばかりではない、誰だって驚いたに相違ありませんけれど、僕などはその中でもいっそう強いショックを受けた一人で、一時はまったくぼうとしてしまいました。」と、K君は言った。 | |||
| 離魂病 | 岡本綺堂 | 30分以内 | |
一 M君は語る。 | |||
| 人口論 | トマス・ロバート・マルサス | 1時間〜 | |
第一章 問題の要旨――人口及び食物の増加率 社会の改善に関する研究において、当然現れ来たるこの問題の研究方法は次の如くである、―― 一、幸福に向っての人類の進歩を在来阻害し来った諸原因を探究すること、及び、 二、将来におけるかかる原因の全的または部分的除去の蓋然性を検討すること。 | |||
| 手品師 | 久米正雄 | 30分以内 | |
浅草公園で二三の興行物を経営してゐる株式会社『月世界』の事務所には、専務取締役の重役がいつもの通り午前十時十五分前に晴々しい顔をして出て来た。 | |||
| 金剛智三蔵と将軍米准那 | 榊亮三郎 | 60分以内 | |
私は大正二年六月十五日、本校に於て開催せられた宗祖大師の降誕記念會の講演に、「大師の時代」と題した一場の講演を致しました。 | |||
| 現代作家に対する批判と要求 | 南部修太郎 | 30分以内 | |
忌憚なく云ふと、私は現在の芥川龍之介氏の芸術に対して何にも云ひたくはないのである。 | |||
| 怪しの館 | 国枝史郎 | 60分以内 | |
一 ここは浅草の奥山である。 | |||
| 一枚絵の女 | 国枝史郎 | 30分以内 | |
一 ご家人の貝塚三十郎が、また芝山内で悪事をした。 | |||
| 犬神娘 | 国枝史郎 | 60分以内 | |
一 安政五年九月十日の、午の刻のことでございますが、老女村岡様にご案内され、新関白近衛様の裏門から、ご上人様がご発足なされました際にも、私はお附き添いしておりました。 | |||
| 開運の鼓 | 国枝史郎 | 30分以内 | |
一 将軍家斉の時代であった。 | |||
| 猿ヶ京片耳伝説 | 国枝史郎 | 60分以内 | |
痛む耳 「耳が痛んでなりませぬ」 と女は云って、掌で左の耳を抑えた。 | |||
| 日置流系図 | 国枝史郎 | 30分以内 | |
帷子姿の半身 トントントントントントン……トン。 | |||
| 北斎と幽霊 | 国枝史郎 | 30分以内 | |
一 文化年中のことであった。 | |||
| 怪しの者 | 国枝史郎 | 60分以内 | |
一 乞食の権七が物語った。 | |||
| 生死卍巴 | 国枝史郎 | 1時間〜 | |
占われたる運命は? 「お侍様え、お買いなすって。どうぞあなた様のご運命を」 こういう女の声のしたのは享保十五年六月中旬の、後夜を過ごした頃であった。 | |||
| 歳時記新註 | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
一 稲妻 晴れた夜、地平線上の空が光るのをいう。 | |||
| 夏目先生の俳句と漢詩 | 寺田寅彦 | 5分以内 | |
夏目先生が未だ創作家としての先生自身を自覚しない前に、その先生の中の創作家は何処かの隙間を求めてその創作に対する情熱の発露を求めていたもののように思われる。 | |||
| 話の種 | 寺田寅彦 | 1時間〜 | |
一 給仕人は電気 今春米国モンタナの工科大学で卒業生のために祝宴を開いた時、ボーイの代りに電気を使って御馳走した。 | |||
| プランク先生の憶い出 | 長岡半太郎 | 10分以内 | |
物理學は19世紀の末から20世紀の初めにかけ革新的衝撃を受けた。 | |||
| 春昼 | 太宰治 | 5分以内 | |
四月十一日。 | |||
| 白髪鬼 | 岡本綺堂 | 60分以内 | |
一 S弁護士は語る。 | |||
| 妖婆 | 岡本綺堂 | 30分以内 | |
一 「番町の番町知らず」という諺さえある位であるから、番町の地理を説明するのはむずかしい。 | |||
| 時計とステッキ | 岸田国士 | 10分以内 | |
私は、今、時計といふものを持つて歩かない。 | |||
| 舞台の言葉 | 岸田国士 | 30分以内 | |
舞台の言葉、即ち「劇的文体」は、所謂、白(台詞)を形造るもので、これは、劇作家の才能を運命的に決定するものである。 | |||
| 物言う術 | 岸田国士 | 10分以内 | |
「物言ふ術」とは、仏蘭西語の ART DE DIRE を訳したつもりである。 | |||
| 朱欒の花のさく頃 | 杉田久女 | 10分以内 | |
私が生れた鹿児島の平の馬場の屋敷というのは、明治十年鹿児島にわたって十七年間も住っていた父母が、自ら設計して建てた家なので、九年母や朱欒、枇杷、柿など色々植えてあったと母からよく聞かされていた。 | |||
| 赤格子九郎右衛門 | 国枝史郎 | 60分以内 | |
一 江川太郎左衛門、名は英竜、号は坦庵、字は九淵世々韮山の代官であって、高島秋帆の門に入り火術の蘊奥を極わめた英傑、和漢洋の学に秀で、多くの門弟を取り立てたが、中に二人の弟子が有って出藍の誉を謳われた。 | |||
| 天草四郎の妖術 | 国枝史郎 | 30分以内 | |
一 天草騒動の張本人天草四郎時貞は幼名を小四郎と云いました。 | |||
| 鵞湖仙人 | 国枝史郎 | 30分以内 | |
一 時は春、梅の盛り、所は信州諏訪湖畔。 | |||
| 首頂戴 | 国枝史郎 | 30分以内 | |
一 サラサラサラと茶筌の音、トロリと泡立った緑の茶、茶碗も素晴らしい逸品である。 | |||
| 稚子法師 | 国枝史郎 | 30分以内 | |
一 木曽の代官山村蘇門は世に謳われた学者であったが八十二才の高齢を以て文政二年に世を終った。 | |||
| 発明小僧 | 海野十三 | 30分以内 | |
自動車用ペンキ爆弾 これは特種の赤ペンキをタップリ含んでいるピンポン球ぐらいの小球にして、叩きつけると、すぐ、壊れるものなり。 | |||
| 名士訪問記 | 海野十三 | 5分以内 | |
編輯部からこの妙な訪問記事をたのまれて、正直なところ大いに弱っている。 | |||
| 大正女流俳句の近代的特色 | 杉田久女 | 30分以内 | |
前期雑詠時代 大正初期のホトトギス雑詠に於ける婦人俳句は、女らしい情緒の句が大部分であったが、大正七年頃より俄然、純客観写生にめざめ来り、幾多の女流を輩出して近代的特色ある写生句をうむに到った。 | |||
| 英彦山に登る | 杉田久女 | 10分以内 | |
私は今年英彦山に五六度登った。 | |||
| 暖地の冬から山国の春へ | 岸田国士 | 5分以内 | |
私は今湘南小田原の海岸近くに住んでゐるが、予期した通りの暖かさで、先日の大雪の日も、東京で無理をして品川からやつと電車を拾ひ、日が暮れて小田原の駅を降りると、驚いたことに、うつすらとしか雪の降つた形跡がない。 | |||
| 時 処 人 | 岸田国士 | 30分以内 | |
芝居の脚本を書くのには、まず、標題のつぎに、その劇が行われる時と場所と登場人物とを、はつきり書きあげるのが定石である。 | |||
| 美談附近 | 岸田国士 | 30分以内 | |
両袖献納 一 川村節子さんは、未だ嘗て、人のせぬことをしたことはなかつた。 | |||
| 博物誌あとがき | 岸田国士 | 5分以内 | |
『博物誌』という題は“Histoires Naturelles”の訳であるが、これはもうこれで世間に通った訳語だと思うから、そのまま使うことにした。 | |||
| 愛人と厭人 | 宮原晃一郎 | 30分以内 | |
有島武郎君の「惜みなく愛は奪ふ」は出版されるや否や非常な売れ行きであるさうな。 | |||
| 頭と足 | 平林初之輔 | 5分以内 | |
一 船が港へ近づくにつれて、船の中で起った先刻の悲劇よりも何よりも、新聞記者である里村の心を支配したのは、如何にしてこの事件をいち早く本社に報道するかという職業意識であった。 | |||
| 獅子は死せるに非ず | 小栗虫太郎 | 5分以内 | |
「シュピオ」に、終刊号が出ることになった。 | |||