青空文庫の全作品
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 明治文学管見 | 北村透谷 | 60分以内 | |
一、快楽と実用 明治文学も既に二十六年の壮年となれり、此歳月の間に如何なる進歩ありしか、如何なる退歩ありしか、如何なる原素と如何なる精神が此文学の中に蟠りて、而して如何なる現象を外面に呈出したるか、是等の事を研究するは緊要なるものなり、而して今日まで未だ此範囲に於て史家の技倆を試みたるものはあらず、唯だ「国民新聞」の愛山生ありて、其の鋭利なる観察を此範囲に向けたるあるのみ。 | |||
| 比叡山 | 若山牧水 | 30分以内 | |
山上の宿院に着いた時はもう黄昏近かつた。 | |||
| 山寺 | 若山牧水 | 30分以内 | |
夕闇の部屋の中へ流れ込むのさへはつきりと見えてゐた霧はいつとなく消えて行つて、たうとう雨は本降りとなつた。 | |||
| 英雄論 | 山路愛山 | 30分以内 | |
金色人種に、破天荒なる国会は、三百議員を以て、其開会を祝さんとて、今や仕度最中なり、私権を確定し、栄誉、財産、自由に向て担保を与ふべき民法は、漸く完全に歩みつゝあり、交通の女王たる鉄道は何れの津々浦々にも、幾千の旅客を負ふて、殆んど昼夜を休めざる也、日本の文明は真個に世界を驚殺せりと云べし、三十年前、亜米利加のペルリが、数発の砲声を以て、江戸城中を混雑せしめたる当時と今日とを並べ見るの利益を有する | |||
| 北村透谷君 | 山路愛山 | 5分以内 | |
明治廿二年、予の始めて上京するや偶銀座の街を歩し書肆に於て一冊を得たり、題して楚囚の詩と曰ふ。 | |||
| 信仰個条なかるべからず | 山路愛山 | 10分以内 | |
旗色分明ならずんば三軍何を以て向ふ所を知らんや。 | |||
| 透谷全集を読む | 山路愛山 | 10分以内 | |
(一) 僕は透谷全集を読んで殆んど隔世の感あり。 | |||
| 明治文学史 | 山路愛山 | 60分以内 | |
序論 飛流直下三千丈、疑是銀河落九天。 | |||
| 支那近世の国粋主義 | 狩野直喜 | 30分以内 | |
一 支那で國粹保存などいふ事を唱へ出したのは極めて近年のことで、以前には全く無かつたのである。 | |||
| 山庵雑記 | 北村透谷 | 5分以内 | |
其一 夢見まほしやと思ふ時、あやにくに夢の無き事あり、夢なかれと思ふ時、うとましき夢のもつれ入ることあり。 | |||
| 人生に相渉るとは何の謂ぞ | 北村透谷 | 30分以内 | |
繊巧細弱なる文学は端なく江湖の嫌厭を招きて、異しきまでに反動の勢力を現はし来りぬ。 | |||
| 「平和」発行之辞 | 北村透谷 | 5分以内 | |
過ぬる明治二十二年の秋、少数の有志相会して平和会なる者を組織せり。 | |||
| 芸術上の心得 | 倉田百三 | 5分以内 | |
一、堅く堅く志を立てること。 | |||
| 世界怪談名作集 | フランシス・マリオン・クラウフォード | 1時間〜 | |
一 誰かが葉巻を注文した時分には、もう長いあいだ私たちは話し合っていたので、おたがいに倦きかかっていた。 | |||
| 女真種族の同源伝説 | 内藤湖南 | 10分以内 | |
滿洲の各種族の中で、古くは金國を形作り、後には清朝を出した所の女眞族は、或説には既に唐の初頃から現れて居ると云ひ、或説には五代に始めて知れたとも云はれてゐる。 | |||
| 想断々(1) | 北村透谷 | 5分以内 | |
労苦界と戦争 ヱデンの園にアダム、神の禁を破りし時、ヱホバは彼に告げて言ひけるは「汝は一生の間、労苦して其食を得ん」と。 | |||
| 想断々(2) | 北村透谷 | 5分以内 | |
兵甲と国家 兵甲を以て国威を張るは変なり。 | |||
| 頑執妄排の弊 | 北村透谷 | 10分以内 | |
宇宙を観察するの途二あり、一は宇宙を「死躰」として観るにあり、他は宇宙を「生躰」として観るにあり、人生を観察するの途二あり、一は人生を今世に限られたるものとして観るにあり、他は人生を未来に亘るものとして観るにあり。 | |||
| 人生の意義 | 北村透谷 | 10分以内 | |
人間の外に人間を研究すべき者なし、ライフある者の外にライフを研究すべき者なし。 | |||
| 賤事業弁 | 北村透谷 | 5分以内 | |
事業を賤しむといふ事は「文学界」が受けたる攻撃の一なり。 | |||
| 熱意 | 北村透谷 | 10分以内 | |
真贄の隣に熱意なる者あり。 | |||
| 富嶽の詩神を思ふ | 北村透谷 | 10分以内 | |
空を望んで駿駆する日陽、虚に循つて警立する候節、天地の運流、いつを以て極みとはするならん。 | |||
| 漫言一則 | 北村透谷 | 5分以内 | |
われかつて徒然草を読みける時、撰みて持つべき友の中に病ひある人を数へたり。 | |||
| 詩人論 | 山路愛山 | 30分以内 | |
秋の野に虫の声を聞く者、誰れか一種の幽味を感ぜざらん。 | |||
| 凡神的唯心的傾向に就て | 山路愛山 | 5分以内 | |
三個の青年、草庵に渋茶を煎じて炉を囲む、一人は円顱に道服を着たり、一人は黒紋付の上に袈裟を掛けたり、三人対座して清談久し。 | |||
| 唯心的、凡神的傾向に就て(承前) | 山路愛山 | 5分以内 | |
女学雑誌社を代表者として、現出せし一派の流行思想(吾人は之れを唯心的、凡神的の傾向と云ふ、直ちに之を唯心論、凡神論なりとは曰はず)は左の現象を示したり。 | |||
| 金の十字架の呪い | ギルバート・キース・チェスタートン | 1時間〜 | |
六人の人間が小さい卓子を囲んで座っていた。 | |||
| 結核症 | 斎藤茂吉 | 5分以内 | |
おなじ結核性の病で歿した近ごろの文学者でも、やはり行き方に違ふところがあるやうに思ふ。 | |||
| 島木赤彦臨終記 | 斎藤茂吉 | 30分以内 | |
一 大正十五年三月十八日の朝、東京から行つた藤沢古実君が、※蔭山房に赤彦君を見舞つた筈である。 | |||
| 我牢獄 | 北村透谷 | 30分以内 | |
もし我にいかなる罪あるかを問はゞ、我は答ふる事を得ざるなり、然れども我は牢獄の中にあり。 | |||
| 熊野奈智山 | 若山牧水 | 30分以内 | |
眼の覺めたままぼんやりと船室の天井を眺めてゐると、船は大分搖れてゐる。 | |||
| 磯馴松 | 清水紫琴 | 30分以内 | |
上 ゲエープツ、ああ酔つたぞ酔つたぞ真実に好い心持に酔つて。 | |||
| 一青年異様の述懐 | 清水紫琴 | 10分以内 | |
恋愛を知らずして、恋愛を画くは。 | |||
| 今様夫婦気質 | 清水紫琴 | 30分以内 | |
上 素麺は潰しても潰しの利かぬ学者の奥様 山の手のどこやらに、是波霜太様とて、旦那は日々さるお役所の属官勤め、お髭もまだ薄墨の、多くはあらぬ御俸給ながら、奥様もさる学校の女教師様、お二方の収入を、寄合世帯の御仲睦しく、どちらが御主人とも分らぬ御会釈ぶり。 | |||
| 移民学園 | 清水紫琴 | 60分以内 | |
上 身は錦繍に包まれて、玉殿の奥深くといふ際にこそあらね。 | |||
| 葛のうら葉 | 清水紫琴 | 60分以内 | |
その上 憎きもかの人、恋しきもかの人なりけり。 | |||
| 心の鬼 | 清水紫琴 | 60分以内 | |
上 五百機立てて綾錦、織りてはおろす西陣の糸屋町といふに、親の代より仲買商手広く営みて、富有の名遠近にかくれなき近江屋といふがあり。 | |||
| 小むすめ | 清水紫琴 | 30分以内 | |
氷の塊かとも見ゆる冬の月は、キラキラとした凄しい顔を大空に見せてはをれど、人は皆夜寒に怖ぢてや、各家戸を閉ぢたれば、まだ宵ながら四辺寂として音もなし。 | |||
| こわれ指環 | 清水紫琴 | 30分以内 | |
あなたは私のこの指環の玉が抜けておりますのがお気にかかるの、そりやアあなたのおつしやる通り、こんなにこわれたまんまではめておりますのは、あんまり見つともよくありませんから、何なりともはめかへれば、宜しいので……ですが私の為にはこの指環のこわれたのが記念でありますから、どうしてもこれをはめかへる事が出来ないのです。 | |||
| したゆく水 | 清水紫琴 | 1時間〜 | |
第一回 本郷西片町の何番地とやらむ。 | |||
| 誰が罪 | 清水紫琴 | 60分以内 | |
その一 『監獄といへばあたまから、善人の行くべき処でないと思ふ人が多い。 | |||
| 当世二人娘 | 清水紫琴 | 60分以内 | |
その一 女学校これはこれはの顔ばかりと、人の悪口にいひつるは十幾年の昔にて、今は貴妃小町の色あるも、納言式部の才なくてはと、色あるも色なきも学びの庭へ通ふなる、実に有難の御世なれや、心利きたる殿原は女学校の門に斥候を放ちて、偵察怠りなきもあり、己れ自ら名のり出て、遠からむものは音にも聞け、近くは寄りて眼にも見よと、さすがにいひは放たねど、学識の高きを金縁の眼鏡にも示し、流行に後れぬ心意気を、洋 | |||
| 野路の菊 | 清水紫琴 | 30分以内 | |
その一 名にしあふ難波の街の金満家、軒を並ぶる今橋筋にもこは一際眼に立ちて、磨き立てたる格子造り美々しき一搆へ、音に名高き鴻の池とは、このお家の事であらうかと、道行く田舎人の眼を欹てぬもなしとかや。 | |||
| もつれ糸 | 清水紫琴 | 10分以内 | |
「銀さんー」と、女は胸に手を差入れて、切ない思いをこらへながら、みんなあたしが悪かつたの、耐忍しておくれ、ねあたしだつて、何も酔興で、彼家へ嫁入つたといふのじやなしさ、お前さんも知つての通りな羽目になつて、よんどころなく、つひ……」 と男の面をそつとながめて、ほろりとした。 | |||
| 下手の横好き | 南部修太郎 | 10分以内 | |
=1=町内の好敵手 住み馴れてやがて三十年、今では僕も町内一二の古顏になつてしまつたが、麻布區新龍土町といふと、うしろに歩兵第三聯隊のモダアン兵營を控えた戸數六七十の一區劃だが、ロオマ法王使節館、土耳古公使館、佛蘭士大使館武官館以下西洋人の住宅が非常に多い外になかなか特色のある住人を持つてゐる。 | |||
| 私の小売商道 | 相馬愛蔵 | 1時間〜 | |
序 私は商業に何の経験もなくて一商店主となったものであります。 | |||
| ヴィタミン研究の回顧 | 鈴木梅太郎 | 30分以内 | |
顧みれば、蛋白質、脂肪、炭水化合物、これにカルシウム、燐、鐵、沃度等の無機成分を加へた榮養素を以て動物は完全に發育するものと考へられてゐた時代は相當長かつた。 | |||
| 虫喰ひ算大会 | 海野十三 | 1時間〜 | |
自序 本書の中に、「“虫喰ひ算”大會」の會場が、第一會場から始まつて第三十會場まである。 | |||
| PROFESSOR TAKEMATU OKADA | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
Prof. Takematu Okada was born on August 17, 1874, In Husa of Tiba Prefecture, a sunny and peaceful riverside town of the Great Ton※, within forty kilometres of the Pacific coast. When attending the Im | |||
| 学問の自由 | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
学問の研究は絶対自由でありたい。 | |||