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頑執妄排の弊

北村透谷

『頑執妄排の弊』は青空文庫で公開されている北村透谷の短編作品。2,907文字で、おおよそ10分以内で読むことができます。
文字数
10分以内
2,907文字
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書出

宇宙を観察するの途二あり、一は宇宙を「死躰」として観るにあり、他は宇宙を「生躰」として観るにあり、人生を観察するの途二あり、一は人生を今世に限られたるものとして観るにあり、他は人生を未来に亘るものとして観るにあり。

初出「文學界 五號」文學界雜誌社、1893(明治26)年5月31日
底本現代日本文學大系 6 北村透谷・山路愛山集
表記
新字旧仮名
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