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10分以内で読める北村透谷の短編作品

青空文庫で公開されている北村透谷の作品の中で、おおよその読了目安時間が「10分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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作品名著者読了時間人気
罪と罰(内田不知庵訳)北村透谷
10分以内
沈痛、悲慘、幽悽なる心理的小説「罪と罰」は彼の奇怪なる一大巨人(露西亞)の暗黒なる社界の側面を暴露して餘(あま)すところなしと言ふべし。
復讐・戦争・自殺北村透谷
10分以内
復讐人間の心界に、頭は神にして脚は鬼なる怪物棲(す)めり。
頑執妄排の弊北村透谷
10分以内
宇宙を観察するの途二あり、一は宇宙を「死躰」として観るにあり、他は宇宙を「生躰」として観るにあり、人生を観察するの途二あり、一は人生を今世に限られたるものとして観るにあり、他は人生を未来に亘るものとして観るにあり。
人生の意義北村透谷
10分以内
人間の外に人間を研究すべき者なし、ライフある者の外にライフを研究すべき者なし。
熱意北村透谷
10分以内
真贄の隣に熱意なる者あり。
富嶽の詩神を思ふ北村透谷
10分以内
空を望んで駿駆する日陽、虚に循つて警立する候節、天地の運流、いつを以て極みとはするならん。
哀詞序北村透谷
10分以内
歓楽は長く留り難く、悲音は尽くる時を知らず。
秋窓雑記北村透谷
10分以内
第かなしきものは秋なれど、また心地好きものも秋なるべし。
客居偶録北村透谷
10分以内
其旅心暫らく都門熱閙の地を離れて、身を閑寂たる漁村に投ず。
「罪と罰」の殺人罪北村透谷
10分以内
不知庵主人の譯(やく)に成りし罪と罰に對(たい)する批評仲々に盛なりとは聞けるが、病氣其他の事ありて余が今日までに見たるは僅に四五種のみ、而(しか)して其中にも學海先生が國民の友に掲げられし評文は特に見目立ちて見えぬ。
鬼心非鬼心北村透谷
10分以内
悲しき事の、さても世には多きものかな、われは今読者と共に、しばらく空想と虚栄の幻影を離れて、まことにありし一悲劇を語るを聞かむ。
粋を論じて「伽羅枕」に及ぶ北村透谷
10分以内
心して我文学史を読む者、必らず徳川氏文学中に粋なる者の勢力おろそかならざりしを見む。
「桂川」(吊歌)を評して情死に及ぶ北村透谷
10分以内
まづ祝すべきは市谷の詩人が俗嘲を顧みずして、この新らしき題目を歌ひたることなり。
情熱北村透谷
10分以内
ミルトンは情熱を以て大詩人の一要素としたり。
一種の攘夷思想北村透谷
10分以内
三千年を流るゝ長江漫※(も)[#「さんずい+(くさかんむり/奔)」、83-上-3]たり、其始めは神委にして、極めて自然なる悖生にゆだねたり、仲頃、唐宋の学芸を誘引し、印度の幽玄なる哲学的宗教に化育せられたりと雖(いへども)、凡ての羣流、凡ての涓※(も)(けんくわい)[#「さんずい+會」、83-上-5]を合せて、長江は依然として長江なり。
最後の勝利者は誰ぞ北村透谷
10分以内
人生は戦争の歴史なり。
トルストイ伯北村透谷
10分以内
「聖くまことなる心、無極の意と相繋がる意、世の雑染を離れて神に達するの眼、是等の三要素を兼有する詩人文客の詞句を聴くは楽しむ可きかな。
松島に於て芭蕉翁を読む北村透谷
10分以内
余が松島に入りたるは、四月十日の夜なりき。
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