30分以内で読める青空文庫の短編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「30分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「30分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 思ひ出 | 上村松園 | 30分以内 | |
一 まだ四条通りが、今のやうに電車が通つたり、道巾が取りひろげられなかつた頃、母と姉と私と三人で、今井八方堂と云ふ道具店の前にあたる、今の万養軒の処で葉茶屋をして居りました。 | |||
| 釘抜藤吉捕物覚書 | 林不忘 | 30分以内 | |
一 早いのが飛鳥山。 | |||
| 悪魔の聖壇 | 平林初之輔 | 30分以内 | |
法律の前には罪を犯さなくても、神の前に罪を犯さぬ者はありません。 | |||
| 或る探訪記者の話 | 平林初之輔 | 30分以内 | |
世の中には色々な職業がある。 | |||
| 現下文壇と探偵小説 | 平林初之輔 | 30分以内 | |
探偵小説の芸術的価値 探偵小説は、英米では、ポー、スティーブンソンにはじまり、コナン・ドイルによって、近代小説の一つのカテゴリーとして、その存在を確立した。 | |||
| 明治時代の湯屋 | 岡本綺堂 | 30分以内 | |
明治時代の湯屋について少しく調べたいことがあったので旧い雑記帳を引っくり返したり、旧い記憶を呼び起したりした。 | |||
| 父の怪談 | 岡本綺堂 | 30分以内 | |
今度はわたしの番になった。 | |||
| 五色蟹 | 岡本綺堂 | 30分以内 | |
一 わたしはさきに「山椒の魚」という短い探偵物語を紹介した。 | |||
| 子供役者の死 | 岡本綺堂 | 30分以内 | |
ペテロは三たびキリストを知らずといえり。 | |||
| 黄八丈の小袖 | 岡本綺堂 | 30分以内 | |
上 「あの、お菊。ちょいとここへ来ておくれ。」 今年十八で、眉の可愛い、眼の細い下女のお菊は、白子屋の奥へ呼ばれた。 | |||
| 早耳三次捕物聞書 | 林不忘 | 30分以内 | |
いやもう、いまから考えると途方もないようだが、元治元年といえば御維新の四年前で、蛤御門の変、長州征伐、おまけに英米仏蘭四カ国の聯合艦隊が下関を砲撃するなど、とかく人心が動揺している。 | |||
| 早耳三次捕物聞書 | 林不忘 | 30分以内 | |
第一話 四谷の菱屋横町に、安政のころ豆店という棟割長屋の一廓があった。 | |||
| 早耳三次捕物聞書 | 林不忘 | 30分以内 | |
一 人影が動いた、と思ったら、すうっと消えた。 | |||
| 早耳三次捕物聞書 | 林不忘 | 30分以内 | |
友人の書家の家で、私は経師屋の恒さんと相識になったが、恒さんの祖父なる人がまだ生きていて、湘南のある町の寺に間借りの楽隠居をしていると知ったので、だんだん聞いてみると、このお爺さんこそ安政の末から万延、文久、元治、慶応へかけて江戸花川戸で早耳の三次と謳われた捕物の名人であることがわかった。 | |||
| 釘抜藤吉捕物覚書 | 林不忘 | 30分以内 | |
一 「勘の野郎を起すほどのことでもあるめえ。」 合点長屋の土間へ降り立った釘抜藤吉は、まだ明けやらぬ薄暗がりのなかで、足の指先に駒下駄の緒を探りながら、独語のようにこう言った。 | |||
| 釘抜藤吉捕物覚書 | 林不忘 | 30分以内 | |
一 「はいっ。」 「はいっ。」 「ほらきた!」 「よいとこら!」 「はっ。」 「はっ。」 庄屋よ狐よ猟師よと拳にさざめく夕涼み。 | |||
| 釘抜藤吉捕物覚書 | 林不忘 | 30分以内 | |
一 土蔵破りで江戸中を騒がし長い草鞋を穿いていた卍の富五郎という荒事の稼人、相州鎌倉は扇が谷在の刀鍛冶不動坊祐貞方へ押し入って召捕られ、伝馬町へ差立てということになったのが、それが鶴見の夜泊りで獄口を蹴って軍鶏籠抜けという早業を見せ、宿役人の三人も殺めた後、どうやらまたぞろお膝下へ舞い戻ったらしいとの噂とりどり。 | |||
| 釘抜藤吉捕物覚書 | 林不忘 | 30分以内 | |
一 「ちぇっ、朝っぱらから勘弁ならねえ。」 読みさしの黄表紙を伏せると、勘弁勘次は突っかかるようにこう言って、開けっ放した海老床の腰高越しに戸外を覗いた。 | |||
| 秘密の相似 | 小酒井不木 | 30分以内 | |
一 おなつかしきT様。 | |||
| オパール色の手紙 | 平林初之輔 | 30分以内 | |
四月十三日 こんなことが信じられるだろうか? でもじっさい妾は自分の眼で見たのだ。 | |||
| 祭の夜 | 平林初之輔 | 30分以内 | |
一 油小路の五条を少し上がったところに島田寓と女文字でしるした一軒のしもた家があります。 | |||
| 文芸は進化するか、その他 | 平林初之輔 | 30分以内 | |
一 文芸は進化するか? 阿部知二氏は『読売新聞』文芸欄(昭和五年五月六日)で、小林秀雄氏を評して次のように言う。 | |||
| 日本の近代的探偵小説 | 平林初之輔 | 30分以内 | |
一 探偵小説を、一般の小説から、特にきりはなして、これを特殊の眼で見、特殊の批評の尺度をもってこれにのぞみ、あたかも、探偵小説が、先天的に、特殊の価値を約束されているように見做すのは、間違いであると私は考える。 | |||
| 誰が何故彼を殺したか | 平林初之輔 | 30分以内 | |
一 下田の細君が台所の戸を開けたときは、まだ夜があけてまもない時刻だった。 | |||
| 探偵小説壇の諸傾向 | 平林初之輔 | 30分以内 | |
一 『カラマーゾフ兄弟』のような小説を読むと、誰でも少なくも二日や三日は、作品の世界からぬけきれないで、平凡極まる自分の生活がいやになるに相違ない。 | |||
| 夢がたり | フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン | 30分以内 | |
六月のある素晴らしい日のこと――ただし素晴らしいと月並みなお断りをしたのは、列氏で二十八度という温度だったからですが――その素晴らしい六月のある午後のこと、どこもかしこもきびしい暑さでした。 | |||
| 雲間寸観 | 石川啄木 | 30分以内 | |
雲間寸觀 大木頭 ◎二十三日の議會は豫報の如く所謂三派連合の氣勢の下に提出せられたる内閣不信任の決議案の討議に入り、小氣味よき活劇を演出したるものの如く候。 | |||
| 郁雨に与ふ | 石川啄木 | 30分以内 | |
一 郁雨君足下。 | |||
| 所謂今度の事 | 石川啄木 | 30分以内 | |
(一) 二三日前の事である。 | |||
| 佐渡が島のこと | 江南文三 | 30分以内 | |
東京を立つたのが震災後の十一月、まだバラツクが十分に建たないうちでした。 | |||
| 佐渡が島を出て | 江南文三 | 30分以内 | |
佐渡が島を出てからひと月あまりになりました。 | |||
| 燕尾服着初めの記 | 徳冨蘆花 | 30分以内 | |
(一) 此れは逗子の浦曲に住む漁師にて候、吾れいまだ天長節外務大臣の夜会てふものを見ず候ほどに、――と能がゝりの足どり怪しく明治卅二年十一月三日の夕方のそり/\新橋停車場の改札口を出で来れるは、斯く申す小生なり。 | |||
| 興津弥五右衛門の遺書(初稿) | 森鴎外 | 30分以内 | |
某儀今年今月今日切腹して相果候事いかにも唐突の至にて、弥五右衛門奴老耄したるか、乱心したるかと申候者も可有之候えども、決して左様の事には無之候。 | |||
| おふさ | 長塚節 | 30分以内 | |
刈草を積んだ樣に丸く繁つて居た野茨の木が一杯に花に成つた。 | |||
| 行乞記 | 種田山頭火 | 30分以内 | |
一鉢千家飯 山頭火 □春風の鉢の子一つ □秋風の鉄鉢を持つ 雲の如く行き 水の如く歩み 風の如く去る 一切空 五月十三日 (室積行乞) まだ明けないけれど起きる、まづ日暦を今日の一枚めくり捨てゝから空模様を見る、有明月の明るさが好晴を保證してゐる。 | |||
| 行乞記 | 種田山頭火 | 30分以内 | |
六月三日 (北九州行乞) 一年ぶりに北九州を歩きまはるべく出立した、明けたばかりの天地はすが/\しかつた、靄のふかい空、それがだん/\晴れて雲のない空となつた、私は大股に歩調正しく歩いていつた。 | |||
| 『鉢の子』から『其中庵』まで | 種田山頭火 | 30分以内 | |
この一篇は、たいへんおそくなりましたけれど、結庵報告書ともいうべきものであります。 | |||
| 行乞記 | 種田山頭火 | 30分以内 | |
七月十四日 ずゐぶん早く起きて仕度をしたけれど、あれこれと手間取つて七時出立、小郡の街はづれから行乞しはじめる。 | |||
| 国府台 | 大町桂月 | 30分以内 | |
烟分二遠樹一幾層横。 | |||
| 東京の近郊 | 大町桂月 | 30分以内 | |
日本橋より四方五六里内外、徒歩して往復の出來る範圍内の地を、こゝに東京の近郊と稱す。 | |||
| 真間の手古奈 | 国枝史郎 | 30分以内 | |
一 一人の年老いた人相見が、三河の国の碧海郡の、八ツ橋のあたりに立っている古風な家を訪れました。 | |||
| 行乞記 | 種田山頭火 | 30分以内 | |
八月廿八日 星晴れの空はうつくしかつた、朝露の道がすが/\しい、歩いてゐるうちに六時のサイレンが鳴つた、庵に放つたらかしいおいた樹明君はどうしたか知ら! 駄菓子のお婆さんが、よびとめて駄菓子を下さつた。 | |||
| モオリス・ド・ゲランと姉ユウジェニイ | 堀辰雄 | 30分以内 | |
Maurice de Gu※rin はラングドックのシャトオ・ド・ケエラに一八一〇年八月五日に生れた。 | |||
| 春の郊外 | 大町桂月 | 30分以内 | |
桃花の散らぬ程にと、越ヶ谷さして、兩國橋より、東武線の鐵道に乘る。 | |||
| 一景話題 | 泉鏡花 | 30分以内 | |
夫人堂 神戸にある知友、西本氏、頃日、摂津国摩耶山の絵葉書を送らる、その音信に、 なき母のこいしさに、二里の山路をかけのぼり候。 | |||
| 誓之巻 | 泉鏡花 | 30分以内 | |
団欒 石段 菊の露 秀を忘れよ 東枕 誓 [#改ページ] 団欒 後の日のまどいは楽しかりき。 | |||
| 刑余の叔父 | 石川啄木 | 30分以内 | |
一 一年三百六十五日、投網打の帰途に岩鼻の崖から川中へ転げ落ちて、したたか腰骨を痛めて三日寝た、その三日だけは、流石に、盃を手にしなかつたさうなと不審がられた程の大酒呑、酒の次には博奕が所好で、血醒い噂に其名の出ぬ事はない。 | |||
| 別後 | 野口雨情 | 30分以内 | |
別後 別後 逢ひは しませぬ 見もしま せぬに わしの この村を 馬に乗つて 通つた 馬も嘶く わたしも泣いた 逢はれないのに 逢ふ気で来てる。 | |||
| 印度更紗 | 泉鏡花 | 30分以内 | |
一 「鸚鵡さん、しばらくね……」 と真紅へ、ほんのりと霞をかけて、新しい火の※[#「火+發」、123-4]と移る、棟瓦が夕舂日を噛んだ状なる瓦斯暖炉の前へ、長椅子を斜に、ト裳を床。 | |||
| 黒壁 | 泉鏡花 | 30分以内 | |
上 席上の各々方、今や予が物語すべき順番の来りしまでに、諸君が語給いし種々の怪談は、いずれも驚魂奪魄の価値なきにあらず。 | |||