南嶋を思いて――伊波文学士の『古琉球』に及ぶ――
新村出
『南嶋を思いて』は青空文庫で公開されている新村出の短編作品。7,498文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
文字数 | 30分以内 7,498文字 |
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書き出し書出 | 文学博士新村出今春琉球に関する一、二の古本を読んでから南島を思う情が切になり来った矢先に、伊波君の『古琉球』と題する南国の色彩豊かな著述がしかもその国の人の手に由って贈られたのは異常に嬉しかった。 |
初出 | 「芸文 第三年第七号」鶏聲堂書店、1912(明治45)年7月 |
底本 | 古琉球 |
表記 | 新字新仮名 |
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